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みんなが楽しく書けるようになるために。「#書く習慣 1週間プログラム」の裏側

本日で「この春こそはじめたい!『書く習慣』が身に付く1週間プログラム 」がひとまずおわりました!パチパチ!

このプログラムでは、1日目にわたしが講義を1時間行い、2日目からは実際にみんなでテーマに沿ってnoteを書いていき、noteのサークル機能のなかに投稿する…という流れで進めていました。

noteさんが朝と夜に「もくもく会」をZoomで開いてくれて、それに参加してnoteを書くという新しい試みもあり、投稿されたnote数は900本を超えました。しゅ、しゅごい…!

しかも土日はもくもく会がおやすみなのですが、参加者さん自らがもくもく会を開催してくれるという、ミラクルが起こりました。すごい…!

そんなプログラムでわたしが設定したテーマはこちらでした。

1. 講義の感想を教えてください! 目から鱗だったポイントや、共感・真似してみたいことはあった? 

2.あなたがこのプログラムに参加しようと思った理由は? 書くことで実現したいことや理想の状態を考えてみよう。

3.最近買って良かったものを1つ教えてください! モノでも体験でも構いません。

4. プログラムに参加している人のnoteを3つ読んで、それぞれコメントをしてみよう。もちろん3つ以上でもOK! コメントをもらったら返事を書いてみよう。

5.あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?

6.今日1日を振り返ってみよう。何を見た? 何を読んだ? 何を考えていた? 何が起きた? 怒った? 笑った? 出来事や感情をとりあえず書き殴ってみよう

7.この春、チャレンジしてみたいことは?

今日は最終日なので、これらのテーマを設定した意図をちょっとだけ解説してみたいと思います。

講義の感想を書く=感想は十人十色

「コンテンツがあると書きやすい」とわたしはよく言っています。ゼロから生むよりも、イチから広げていくほうがハードルは低いから。

講義を見たすぐあとなら、「楽しい」でも「つまらん」でも何かしらの感想があるはず!と思ったので、ひとつめのテーマはこれにしました。

あともうひとつ、「同じコンテンツに触れても抱く感想は人それぞれだから、誰かがすでに感想を書いていたとしても気にしなくてええんやで」というのも知ってもらえたらいいなと思って。

実際に、同じ時間を過ごしたはずなのに、十人十色なnoteたちが生まれました。

書く理由を明確にする=迷ったとき、立ち返る場所を

日々つらつらと書いていると、「自分は何のために文章を書いているんだっけ」と迷子になってしまうことがあります。

そんなときに“立ち帰る場所"があれば、「書こう」と思ったときの気持ちを思い出すことができるはず。

わたしもフリーランスをしていると、「どうして独立したんだっけ」と迷うことがあるけれど、そんなときに当時書いた退職noteを読むと、初心に帰れるような気がしています。

もちろん、「書きたいから書く!」でもOK。はじめにその気持ちを冷凍保存してほしくて、このテーマに設定しました。

買って良かったもの=好きなことは楽しく書ける

レビューというのは、今の時代においてとても大切なもの。何を買うにもまず、レビューを見てから買うという人は多いです。

だからこそ、行った場所、買ったもの、時間をかけた体験などは誰かにとって役に立つ情報になりやすい。

それに、誰かに好きなものをプレゼンするときって熱が入りやすいんです。このnoteには写真を撮って挿入する人が多いように感じました。好きなものについて語るとき、気持ちが文章にのりやすい。

そんなことを感じてもらえたらいいなと思っていました。

コメントを書く=テキストコミュニケーションのハードルを下げる

4つめのテーマは「誰かのnoteにコメントをする」こと。一見書くこととは関係なさそうなテーマですが、誰かの書いたものにコメントを書くというのはアウトプットのひとつでもあります。

そして、わたしはnoteは単なる書く場所ではなく、コミュニケーションを取る場所だと考えています。

もちろんひとりで黙々と書くのも良いけれど、いわゆる「note友だち」ができると、書くのはもっと楽しくなる。

はじめは恐る恐るコメントをしていた人が、徐々にコメントのやり取りを楽しめるようになっていく様子を見て、すごくほっこりしました。はじめてコメントをもらった日のことは忘れられないよね。

新社会人にアドバイスをする=マイナスな経験にも価値がある

このお題は難しいと感じる人が多かったと思います。ちなみにあえて「甥」に設定したのは、自分の子どもだと近すぎるし、知り合いだと遠いし…ということで、愛はあるけど口うるさく言う相手でもない、程よい距離感の存在にしたかったからです。

ここで気付いてほしかったのは、自分が成功していなくても、その経験には価値があるということ。

自分が経験してよかったことはそのまま伝えられるし、仮に今、自分が社会のレールから外れてしまっていると感じていても、自身が理想の大人になれていなかったとしても、それを反面教師にして伝えることもできる。

マイナスなことも、誰かにとってはタメになるのだと。むしろ、失敗談こそみんな聞きたがるものです。

1日を振り返る=瑣末なこともネタになる

いよいよ丸投げな感じのテーマではありますが(笑)、丁寧に1日を振り返ってみると、意外と「何もなかった日」ではないことに気付きます。あれもした、これもした、こんなことを考えた、こんな気持ちになった、など。

これを毎日考えることが癖になれば、日常的の解像度がどんどん上がっていき、いろんなことに感想を抱けるようになったり、些細なことから気付きを得られるようになっていきます。

振り返るって意外と楽しいのだよ。

この春、チャレンジしたいこと=未来にワクワクを作る

最後にわたしが設定したのが、「この春、チャレンジしたいこと」。やっぱり、「今年をどんな1年にしたいか?」「何を始めたいか?」という、未来のことを考えるってワクワクすることだから!

ポジティブな所信表明は読んでいる人もワクワクする。そんな「応援したくなるような報告」は読みたくなるのです。

節目節目で所信表明しておくことで、自分も身が引き締まるし、まわりからも「この人、いいなぁ!」と思ってもらえる一石二鳥なテーマでした。

おわりに

そんなこんなで、一つひとつのテーマに「こんな気付きがあればいいな」という想いを込めて設定していました。

今日でプログラムは一区切りですが、多分人によって感じることはさまざまだと思います。「意外と楽しかった!」かもしれないし、「やっぱり大変だった!」かもしれない。でも、それでも自分の手元に残ったnoteを見て、「自分もやろうと思えば書けるんだ!」と、少しでも以前よりも書くことに対するハードルが下がっていたのなら嬉しいです。

もし余裕のある方は、「プログラムに参加してみて」な振り返りnoteもお待ちしております!(突然の8日目テーマwwww)

実際にわたしは日々生まれるnoteに目を通しながら、「たくさんの天才を生み出してしまったな…」と思っていました。

習慣をつけるのは難しいこと。なのですぐには習慣付かないかもしれません。「あ、最近また書いてないぞ」な状態に戻ってしまうかもしれない。でも、このプログラムを通じて、ちょっとでもnote友だちができたり、「できた!」という実感が持てたり、自信が付いたのならいいなと思います。

時間はあっという間に過ぎてしまうから。一度しかない今日を、今しか湧かないような感情を、メモするように書いてみよう。今は響かなくても、いつかきっと大切な手紙となって自分の心に響くはずだから。

テーマが足りないという人へ

あとそうだ!(笑)1週間が終わっちゃって、テーマがない〜〜〜!!という方。もしよかったら、『書く習慣』という本の巻末に30テーマ掲載されているので、ぜひチャレンジしてみてください。こちらにも仲間がたくさんいますので…!

投稿するときは「#書く習慣」を忘れずに。いいねしに参ります!


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