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フリーランスは自己管理できないと終わる

フリーランスに求められる大切な能力、それは「自分を管理する力」です。

フリーランスになった瞬間、「自由だ!」と「困った!」という
2つの想いが同時に押し寄せたことを今でも覚えています。

「月曜日から金曜日まで、10時に出社して仕事をする」という、「決められた時間」に「決められた場所」で「決められたこと」をやるルーティンがなくなったのです。

今日はどこに行って、何をすればいいのか。誰からも指示されることなく、自分ですべて決めながら動いていくってかなり大変なこと。

この章では、ADHDのわたしが編み出した自己管理術についてお話しします。

1.デジタルデバイスをフル活用しよう

わたしの1日は、手首につけたスマートウォッチが朝を告げるところから始まります。

あらかじめアプリで設定しておけば、毎日目覚まし時計をかけることなく、決められた時間に強制的に叩き起こされることができるのです。

それに加えて、9時になると遮光カーテンがシャーッと自動的に開くという、スマートホーム化も施しているので、最悪アラームが使い物にならなかったとしても、朝の光が追い討ちをかけてくれます。

予定は前日・1時間前・5分前にGoogleカレンダーが通知してくれるように設定。オンライン会議のリンクも取材場所も、すべてカレンダーに突っ込んで管理をしています。やるべきことはすべてGoogleカレンダーが教えてくれる。なくてはならない存在です。

さらに、力強い味方として「ルーチンタイマー」という全国のADHD御用達のアプリも使っています。

ADHDは「目の前にあることに衝動的に取り組んでしまう」という特徴があります。

このアプリは、あらかじめやるべきことを設定しておくと、「次は、着替えをしてください」と音声で指示をしてくれるので、迷わずにやるべきことに着手することができます。

デジタルデバイスは、忘れっぽいわたしたちを管理してくれるありがたい存在なのです。

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