「メンタル」に強いも弱いもない
最近やっと3ヶ月に渡る「物件探し」にピリオドを打つことに成功した。
審査が通って1週間以内に入居しなくてはならない条件だったので、慌てて引越し業者を手配し、徹夜でパッキングし、掃除をし、家具や家電などを揃えた。
しかし、引越し準備〜引越しをしてからのあいだ、見事に何も手につかなかった。
毎日のように届く大きな荷物に、捨てても捨てても減らないゴミ、住所の変更、家具の組み立て、ガスの立ち会い、管理人さんとのやり取り、積もり積もった家事…
しかし定常的な仕事はあるので、床の上でパソコンを叩き、洗面所にマイクスタンドを広げてナレーションをする。
いろいろとパンク寸前で、それまでできていたことができなくなった。
まず、Twitter。見ている余裕がほとんどない。
次に、ブログ。書きたいことが浮かばない。
そして、早起き。寝ても寝ても眠すぎる。
もう何も身に入らないし手もつかない。どうしちゃったんだろう、と思うくらいに!
そこに、週3の声優のレッスンが重なり、イベントが重なり、見事におメンタルが死亡した。
とにかく無気力なのだ。
いろいろやって、気付けば一度もパソコンを開かないまま夜になっていて。文章を紡ぐ力が湧いてこない。
そんなときに見つけたのがこの記事だった。
https://www.businessinsider.jp/post-195757
そのなかの一節に、「“病みやすい人” はいない」というものがあった。
ずっと自分はお豆腐メンタルだと思っていたから、こんな引越し程度で何も手につかなくなるなんて情けなく感じていた。
でも、みんなそうなのかもしれない。
強気なときもあって弱気なときもあって、環境が変わればストレスになって、また元気になって。
昨日見かけたツイートに「恋愛コラムリストとして、メンヘラという言葉を使いたくない」というようなものがあったけど、恋愛は感情が大きく揺れ動くもので不安定になるのは当たり前のこと。みんなそう。
だからメンタルに強いも弱いもなくて、弱ってるときもつねにアップダウンしているだけであって、それで自分の弱さを責める必要とかないんだなって。
引越しってそんなに特別なことじゃないように感じていたけど、住む家も、場所も、使うものもガラリと変えたら疲れるものなんだね。
ちょっと休んだらまた発信を再開したい。(あれ、これがすでに発信?)