「帰国子女なのに英語が喋れない」という嘘みたいな話
「英語」から逃げつづけていた思春期のこと
もともと、「普通の人よりも英語はできるほう」だと思っていました。
海外出張が多い父のもとに生まれ、0歳〜3歳までアメリカ・ミシガンで育ち(記憶ないけど)、英会話教室に通いながら、中学1年生で英検3級を取得。決してペラペラではないけれど、少なくとも英語に対する苦手意識はありませんでした。
それが覆ったのが、家族全員でアメリカに引越す事が決まったとき。もともと人とコミュニケーションを取るのが苦手なわたしは、アメリカではより一層浮きました。
相手に想いを伝える言葉は多少なりとも知っているはずなのに、いざ海外の人を前にすると、うまく言葉が出てこない。
「文法がおかしかったらどうしよう」「発音で笑われたらどうしよう」「聞き返されたらどうしよう」「変な子だと思われたらどうしよう」
そんな思考がぐるぐると渦巻いて、口のなかがカラカラになってしまう。結局、英語が喋れない、相手が何を言っているのかもわからない、授業もよくわからない! という状態で、5年間を過ごしました。
クラスでは英語が同レベルのESLの子たちとカタコト英語でコミュニケーションを取り、お昼休みは日本人とつるみ、放課後はアニメを観る日々を送りました。
英語から完全に逃げたのです。
高校卒業後は、ぬるっと帰国子女制度を利用して早稲田大学に入学。帰国子女入試はわたしにとっては死ぬほどイージーでした。帰国子女が苦手なはずの国語が、わたしの得意科目だったからです。
ちなみに弟と妹は国際教養学部に入りました。わたしは文学部です。察し。
自分を好きになるために、もう一度「英語」と向き合いたい
そうしてのらりくらりと「英語」を避けながら、社会人になりました。まったく英語を喋ることが必要とされないなか、現場に甘んじる日々が続きました。
帰国子女だと明かすとき、決まって「じゃあ英語ペラペラなんだね!」と返されるけど、どう答えても「謙遜」だと捉えられるのが心苦しかった。
「自己紹介」すらマトモにできないのに、「帰国子女」カードをうまく乱用してきた自分はズルいよな〜と思いながら。
そんなときに観たのが「Emily in Paris」です。これがバチバチに面白かった。突然パリに行くことになったエミリーに自分を重ね、降り立ったことのない土地で、1から生活をスタートすることに胸が高鳴りました。
パリの素敵な街並みに、「うわ〜こんなところで暮らしてみたい!」と海外暮らしをする欲がムクムクと湧き上がってきました。どれだけハマったかというと、思わずワーキングホリデーについて調べたくらい。
でも、海外で暮らすためには、やっぱり英語と向き合わなければいけない。そんなとき、目に止まったのが90 Englishの「オンライン留学プラン」です。
そもそも5年間ガッツリ留学(という名の強制送還)を経験しているわたしにとって、日本で英語を勉強するなんてアホらしい。
…というか、海外にいても英語が話せなかったわたしが、日本にいながらして英語が話せるようになるわけないじゃん。
と思ってはいるのですが、逆に言えば、「英語と向き合うなら今しかないな」と思ったのです。
わたし、英語が嫌いなんです。「英語を勉強したい!」と思ったこともないし、積極的に誰かと喋りたいと思ったこともない。
でもね、本当に嫌いだったのは、「英語とうまく向き合えない自分」だったんだと思います。本当は仲良くしたいはずなのに、中途半端に関係性を終わらせてしまった自分が嫌い。努力するのを怠った自分が許せない。
「英語の上達には、英語を『好き』になることが必要」だと、90Englishは言っています。
わたしも英語を好きになりたい。そして、自分をもっと好きになりたい。
クソ忙しい日々のなか、どう勉強するのか?
とはいえ、90 Englishのサイトを開くと、絶望的なスケジュールが貼ってあります。
そもそも毎朝のスタートが12時で、睡眠時間も12時間、という「圧倒的に普通の人よりも稼働時間が少ない」わたしが、英語学習時間を確保できるのか????
というと何だかハードな日々が始まる予感がしていますが、このnoteのマガジンタイトルを「90 Englishで英語ペラペラになるまで」に設定してしまったので、精一杯頑張っていきたいと思います。
ファイティン!!!
※こちらの記事は90 Englishの #pr 記事となります
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