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フリーランスの消耗しない仕事の探し方

とはいえ、人脈ができたところでただの友だちのままでは仕事がもらえないのもまた事実。

一方で、片っ端からいろんな案件に応募してみたり、がむしゃらに名刺配りをするような仕事の見つけ方は、わたしにとってはとても消耗することでした。

誰かれ構わず「仕事をください!」とアタックするのは、自分が消耗するだけであまりお仕事に繋がらない、というのがわたしの所感です。

焦る気持ちもめちゃくちゃわかるけど、これからお話しする3つのポイントを意識して仕事に繋げてみてください。

1. 相手のメリットを考えてアピールする

キラキラした瞳で「仕事をください!」と言われても、その人がどれだけ仕事ができるのか、どれだけの価値を与えてくれるのかがわからないと、仕事を頼みにくい……というのが相手の想い。

そこで、普段から第三者に見せられるような実績をまとめておき、必要時に出せるようにしておきましょう。これを「ポートフォリオ」と言います。

ポートフォリオは、実績をアピールするための「実績集」。いくら口頭で何ができるのかを語られようと、客観的にスキルや実績を判断できるものがなくちゃ話になりません。

大切なのは、「自分に頼むとこんな良いことがあるよ!」というのが第三者に伝わるようにすることです。

わたしの場合は、「難しいことを噛み砕いて伝えられるので、難易度の高い取材もこなせる」「数多くの取材執筆をこなしているので、クオリティの高い記事が書ける」「広報視点を持っているので、届け方まで考えられる」などが相手のメリットになります。

駆け出しの場合は「値段が安い」「短期間で納品できる」「即レス・即対応ができる」「フットワークが軽い」「特定の分野に詳しい」なども、相手にとってはメリットになります。

ただし、これらは先ほども言ったように、根拠となるポートフォリオとセットで明示することが必要。「ポートフォリオを作れるほど仕事をしていない」という場合は、まずはタダでも良いので実績を作り、ポートフォリオを作るところから始めよう。

駆け出しだと、「仕事をもらえるように頑張るぞ!」となってしまいがちだけど、わたしは仕事というのはお互いが協力してつくりあげていくものだと思っています。関係性はあくまで対等であるべき。

そのために、相手に与えられるものをきちんと提示して、お互いにメリットを感じたら一緒にやるのが理想の働き方です。対等な関係性でいられるように、価値提供できるスキルを磨いて明示して、お互いに気持ちよくお仕事がしたいですね。

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