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フリーランス6年間での仕事の変化をめっちゃ具体的に振り返ってみた

会社を辞めてライターとして独立をしてから6年が経とうとしています。

今もライターとして書いていることに変わりはないけれど、この6年間でやっている仕事の幅は大きく広がったと感じます。わたし、これまでいただいた仕事を全部記録してるんですよ…(笑)。

今日のnoteでは、そんなわたしがフリーランス1年目にやっていた仕事から、現在の仕事に至るまでの変化をぜ〜んぶ書いていきたいと思います!

※多すぎて全部は載せられなかったので一部掲載してます。(実績掲載可のものです)

はじめに:フリーランスになるまで

わたしは、新卒1年目で雑貨メーカーの営業を担当し、1年半で転職。広告代理店でバナーや動画広告などのクリエイティブディレクションを担当し、1年半で転職。Webメディア『新R25』でライター・編集を担当し、8ヶ月で退職してフリーランスになりました。

▼初めて書いた記事はこちら

ありがたいことに仕事で実績をたくさん積ませていただいたこと、社外のコミュニティにいくつも所属し、副業ライターとして活動していたこと、個人で自主企画として取材をしていたこと、ブログやnote、SNSでの発信を精力的に行なっていたことで、仕事依頼をいただけるようになり、独立を決意。

▼退職エントリ

そのままフリーランスのライターとなり、早くも6年が経とうとしています。会社員時代にやっていたことについては、下記の記事を読んでね!!

1年目:仕事断らない何でも屋さん。年間70本記事を執筆

とにかく本数をこなした1年目

フリーランス1年目は、「私で良ければ何でもやります!」というスタンスで、ジャンル問わずいろんなことに挑戦させていただきました。ビジネス系取材から座談会、フットサルやゲーセンの体験レポートまで、本当にいろんな記事を書いていた(笑)。

数えてみたら1年間で70本の記事を書いていました。頑張ってるな〜。

ありがたいことに1年目からいろんな仕事をさせていただいておりますが、会社員のときに複数のコミュニティに所属して自分の特技を猛アピールしていたので、コミュニティの繋がり、前職の繋がり、SNSでお声がけいただいた、Twitter友だちに依頼された、などが主な発注経路です。

当時はこれらの仕事をこなしながら、毎週声優の養成所に通っていたのでバイタリティがマジ意味わからないですね。

【主な仕事】
・取材執筆
・写真撮影
・イベントレポート作成
・グラレコ作成
・Instagram投稿作成
・Twitter運用
・体験レッスン講師
・ナレーション

取材

noteコンテンツ制作

イベントレポート

写真撮影

登壇

グラレコ

まとめ:目の前の仕事を頑張った

2年目:コロナで取材が激減。ライブ配信やnote連載に挑戦

月収10万円のときもあった

フリーランス2年目は、さらに仕事の幅が増えて、クラファンページの原稿執筆や、Webページ翻訳の仕事、大手企業の社内報インタビューを担当したりしていました。

しかし!コロナの影響で取材や撮影、登壇などのリアル仕事が激減で大ピンチ。代わりにnoteで連載を始めたり、Webデザインの勉強をしたり、ライブ配信に挑戦してみたり、グラレコの仕事で補填したりしていました。ライブ配信はまぁまぁ頑張っていたので、月に5万円ほど収益となり、普通に副業だったな…。

「今やれることをやろう」と種まきに振り切ったことで、まさか来年芽吹くことになるとは当時のわたしは夢にも思いませんでしたね。

あと、変わり種で行くと、カラオケアプリ「ポケカラ」のチュートリアルで歌い方指導の動画を30本近く収録したこともいい思い出。「見たよ!」ってめっちゃ言われた(笑)。

1年目に頑張っていた声優修行が身を結び、事務所に所属して人生で初めて吹き替え映画の収録の仕事をしたりしました。ちゃっかり夢叶えた。

【主な仕事】
・取材執筆
・ライブ配信
・グラレコ作成
・Instagram投稿作成
・Twitter運用
・ナレーション

取材

イベントレポート

グラレコ

note連載

その他(ライブ配信・収録)

まとめ:ゆるふわに働くようになった

3年目:『書く習慣』発売。固定収入を求めて業務委託スタート

フリーランス3年目は、「滝沢カレンのレシピで料理作ってみた」「ブスがメイクしてみた」「男性のトイレあるある座談会」とか、3年目にして身体を張る仕事が増えました(なぜ)

また、コロナを経て固定収入の大切さに気づいたので、業務委託としてWorkshipMAGAZINE(株式会社GIG)にジョイン。取材を始め、連載コラム「健康的で文化的なADHDフリーランスのお仕事ハック」を企画しました。

そして、コロナが明けて取材仕事が復活!前職の新R25を始め、いろんな方たちに取材をさせていただきました。また、ライターマガジンにて、初めて紙媒体での取材記事も執筆。漫画コラムの仕事にも挑戦したな。元同僚が会社を立ち上げたことで、企業noteも執筆するようになりました。

そして何より外せないのが書籍『書く習慣』の発売です。前年に暇すぎて書いていたnote連載。開始から半年後、クロスメディア・パブリッシングさんから連絡をいただいて、著者デビューすることになりました。それに伴ってnoteとコラボしたり、イベントをしたりして楽しかったな。

仕事がないなかでもコンテンツを生み出しつづけて良かった!!

取材

noteコンテンツ制作

体験記事

コラム

グラレコ

登壇

書籍

まとめ:自分から仕事を取りにいった

4年目:『ポンコツ本』発売。広報・編集の仕事にチャレンジ

フリーランス4年目は、WorkshipMAGAZINEに続き、僕と私と株式会社でも業務委託をスタート。「広報をやってみたいのですが、手伝えることありますか!?」と代表とコンタクトを取り、プレスリリース作成を担当することになりました。業務委託2社になったことにより、収入が超安定。

あとはホテルやサウナ、カフェなどをレポートするコラムの仕事にもチャレンジ。趣味が仕事になるって最高だね!

また、友人が立ち上げたフリーランスマガジンtoiro Magazine」の編集長にも就任し、さまざまな記事を編集しました。フリーランス4年目にして初めて編集業務が入ってくるのも面白いよね。

そして、『書く習慣』をきっかけに技術評論社さんからお声がけいただき、エッセイ『ポンコツなわたしで、生きていく。』が発売。挿絵も担当したのでめっっちゃ大変だったけど、エッセイを出すのが夢だったので嬉しかった。

ポンコツ本発売に伴い、noteメンバーシップ「ポンコツ同盟」もオープン。自分の商品が少しずつできてきました。

取材

noteコンテンツ制作

コラム

プレスリリース

編集

登壇

書籍

メンバーシップ

まとめ:キャリアアップを目指した

5年目:Marbleスクールが開校!『聞く習慣』発売

フリーランス5年目のメイントピックは、何と言ってもMarbleの開校です。

もともとスクールをやる気はなかった(というより、ひとりでは絶対にできないと思っていた)ところに、編集者のえるもちゃん、広報の愛ちゃんと出会ったことで、構想から2ヶ月でトントン拍子に開校。

広報の仕事が増えて、メンバーインタビューや経営者note、事例記事などの採用広報コンテンツもたくさん作りました。

また、海外ワークショップ・ノマドニアで講師を担当することになったことを機に、めちゃめちゃ海外に行った1年でもあります。(20ヵ国ぐらい行った)他にも、ソーシャルアパートメントに引っ越したりと、激動の1年だった(笑)。

そして、3冊目の書籍となる『聞く習慣』も発売!『書く習慣』に引き続き企画をしてくれた編集者の石井さんには感謝しかないです。

取材

noteコンテンツ制作

コラム

プレスリリース

編集

登壇

書籍

まとめ:“自分仕事”を作りはじめた

6年目:ライターからディレクターへ。『ADHD会社員、フリーランスになる。』発売

そして今年、フリーランス6年目。これまでライターとしてバリバリ記事を書いてきましたが、ここで初めて執筆の仕事よりも編集・ディレクションの仕事が多くなりました。

業務委託の広報でも、noteやプレスリリースを執筆するところからディレクション・編集にまわるようになり、Marbleの卒業生とチームを組んで仕事ができるように。

今は、自分が書くよりも、チームで一緒に記事を作っていくことが増えました。そのぶん、リリース本数が増えた。月に30本以上記事を作っている。

また、WorkshipMAGAZINEで2021年より連載していたコラムが書籍化し、『ADHD会社員、フリーランスになる。』が発売しました。4年連続で書籍を出版させていただけているの、本当にありがたいです。

取材

編集・ディレクション

noteコンテンツ制作

コラム

登壇

書籍

まとめ:チームで働くようになった

(2024年振り返りnoteは年末に書くぜ)

6年間を振り返ってみて

いやー冷静に、よく6年もフリーランスやってんな! というのが正直な感想です。

こうして見ると取引先にも変化があるし、わたしの力不足でご迷惑をかけてしまうことも多々ありましたが、毎月お仕事がある状態というのはとてもありがたいです。いつもありがとうございます!!

フリーランスは自分が頑張った分が継続依頼や新しい依頼として、ダイレクトにフィードバックされる環境なので、「仕事が仕事を呼ぶ!」状態を作れているのかな、と思います。

もちろん単発で終わってしまうパターンもあるけれど、数年越しにまた関係性が復活することもあるので、長くゆるく繋がっていけたら嬉しいです。

新米ライターだったわたしは6年を経て、作家・ライター・講師・編集者・ディレクターになりました。

10年目にはどうなっているんだろう。引き続き見守っていてください。

・・・

この記事は、わたしが運営する「書く」仕事をたのしく続けるコミュニティ“Marble”のアドベントカレンダーの企画として書きました。他の記事もぜひ読んでみてください〜!

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