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自分の行動に意味付けをする
今日は友だちがやってる豚汁のプロジェクトのアイデアソンに参加してきたんだけど、ちょっと面白いことがあった。
模造紙を壁にはって、そこに付箋でペタペタとアイデアを貼り出していくのだが、その様子を見て、無意識のうちにペンに手が伸びた。
「あ、グラレコの出番だ」と思ったのだ。
模造紙にペンを滑らせたら、寝起きの頭がしゃっきりとした。
遅れて来た子もグラレコを見て議論に参加してくれて、やった意味があったと思えた。
そして、そこで初めて、あぁ、わたしはいつでも無意識のうちに自分に役割を与えているんだな、と気付いた。
会議の最中に議事録を取るとか、料理を作ってくれている場では写真を撮るとか、何かに参加したら感想を書いて拡散するとか。
たぶん、そうしていないと不安なのだ。
今日は議論にも参加したけれど、グラレコをすることで、きっとその場にいることを許されたかったんだと思う。
正直、別に何もアウトプットをしなくても許されるとは思うのだが、なんとか付加価値をつけて還元しなくちゃと思うくらいに、自分に自信がないのかもしれない。
でも、そうするとすごく安心する。
よかった、たぶん良いことができた!って。
最近はそうやって自分の行動ひとつひとつを分析していくのが楽しい。
子供のスポーツ指導をしている友人が
「子どもたちの謎に見える行動も、よく見ているとちゃんと意味があるんだよねー」
と言っていて、まさにそれだと思った。
どうして自分がそんな行動をするのか、その理由を探ってみると、自分の知らない自分が見えてくる。
ちょっと怖いけど、面白いね。
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