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自分を偽ったその先に
「ありのまま生きるのが1番」だと思っている。
たとえば、苦手なことは誰かに任せてしまうとか、背伸びをしないとか。
よく、かっこつけて好きな人の前では普段やりたくないようなこととか、得意でもないことを披露してしまったりするけど、それで、後々苦労するのは自分だと思ってる。
「偽る」ことはあんまり良いものを生まない。
完璧に騙せてしまったその先で、自分が苦しむ未来が見える。
ハッタリは程よくかましていいと思うけど、自分が苦しむハッタリはだめだよなぁ、なんて思ってしまう。
たとえば、運動をすることをライフワークとしている人がいたとして、その人に気に入られるために頑張って運動をして、「気があうね!」と意気投合してしばらく過ごした後に、耐えきれなくなって「実は嫌いなんだよね!」と暴露した瞬間に関係は終了すると思うし、お互いとても不幸なことになると思う。
ダメなところほど、最初に晒してしまったほうがラクだし、まわりまわって価値観の合う人が集まってくるのだ。
別に、偽るのってそんなに難しいことじゃない。
作り笑いなんて一瞬でできるし、興味のないことにうわずった声で「おもしろーい」なんてコメントするのだって容易い。
でも、偽った自分に寄ってくる人はきっと、自分の望まない人なんじゃないだろうか。
悲しいけれど、よく見せようとして背伸びして頑張って作り上げた自分は、きっと相手も自分も幸せにはしないのだ。
ありのままで生きるって恥ずかしい。合わない人はたくさんいるかもしれない。でもそのなかで、ありのままの自分を好きになってくれる人がいてくれたらいいね。
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