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"書く"が好きになる文章マガジン

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「 文章ってどうやって書けばいいんですか?」な人に向けたマガジン。「書く」のハードルをがっつり下げて、「書く」が好きな人を増やします。言葉の力で人生を変えようぜ
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#ライター

会社員ライター歴8ヶ月。それでも私がライティングスキルを上げられた理由

雑貨メーカーの営業、広告代理店のディレクター、そしてWebメディア・新R25のライター。これがわたしの会社員キャリアです。その後、フリーランスになってから6年が経とうとしています。 これ、よくびっくりされるのですが、わたしが会社員としてライターをやっていた期間はたったの8ヶ月でした。未経験からライターになり、フリーランスとして巣立つまでが8ヶ月。みじかっ! 今思えばよくそんなんで「独立できる!」と思えたなって感じだし、ライティングスキルもいかほどのものだったのか不明です。

「何を発信すればいいのかわからん」人に捧ぐ、発信テーマの見つけ方

「何を発信すればいいのかわからん!」という人は結構いると思うんだけど、そんな人にいつも聞いていることがある。 それは、「もしあなたに出版オファーが来たとして、どんな本を出したら売れると思う?」ということ。 大抵の人がそんなこと考えたこともないと思うので、えーわかんないよー!となるかもしれないけど一度考えてみてほしい。 ビジネス書なのか。エッセイなのか。レシピ本なのか。専門書なのか。 表紙は何色なんだろう。カッチリしてるのか、ゆるいイラストが描いてあるのか。 タイトル

noteをパパッと30分で書ける方法を3つ教えるよ

今日はnoteをパパッと書く方法を教えるよ!! わたしは多分noteを書くのがめちゃ早いです。基本的に20-30分ぐらいかな。 昨日のnoteはテーマを決めるところから公開するまで30分でした。(23:30に「ヤバい!今日が終わってしまう!」と慌てて書いた) 今日はそんな速筆ならぬ速noteなわたしが実践している方法を3つシェアします! 1.タイムリミットを決める完全に追い込み型ですね。 時間を決めてないとダーラダーラnoteを書いてしまいがちなので、ストップウォッ

「読者がほしい言葉」を決めると、読まれるnoteになる

「記事をもっと読まれるにはどうしたらいいですか?」と聞かれるのだけど、すーごい端的に言ってしまえば、読者の求める答えを提示できたら読まれる記事になる、と思っている。 「わたしのnoteにはまだ読者なんていませんよ!」と思うかもしれないが、いるのである。未来の読者が。 要するに、架空の読者を設定して、その読者がどんな悩みを抱えているのか。どんな言葉を受け取れたら嬉しいのかを考えてみよう! という話である。 たとえば。 この記事の場合は、下記のようになる。 ちなみに、こ

「人に相談されたこと」は情報として出す価値のあるもの

人に相談されることってあると思うんです。 仕事のことでも、恋愛のことでも、美容のことでも、本のことでも、旅行のことでも。 「記事タイトルがうまく決まらない」 「SNSに何を投稿すればいいか迷う」 「デートの誘い方がわからない…」 「最近肌の乾燥がヤバいんだよね」 「泣ける本が読みたいな」 「秋にオススメの旅先って知ってる?」 そんな小さな相談をされながら生きてると思うんだけど、相談されて初めて自分で考えることもある。親身になりたいからこそ、ちゃんと体型立てて考えたいと。

「書く」で人は食べていけるのか?

わたしがフリーランスとして独立したときのことを思い出してみると、全然ライター1本では食べていないことがわかる。 インタビュー、イベントレポートなどのほかに、企業noteの企画出しや、Instagramのテキスト作成、Twitter運用など、「書く」を起点にスキルを総動員させながら働いていた。 もちろん、1本「これでいく!」と極めることはすばらしいとは思うけど、当時のわたしにとっては、どの仕事も新鮮でおもしろかった。 とりあえず「やってみる?」と言われたら二つ返事で受けて

noteを始めたきっかけ、書くときのこだわり、文章力の変化…わたしとnoteの4年間の軌跡

noteを巡回していたら、『書く習慣』読者さんがおもしろいことをやっているのを発見しました。 「noter10問10答」ということで、10個の問いに沿って答えていきたいと思います。答えていたら、自然と「わたしとnoteの4年間の軌跡」になりました(笑)。 何もないところから、こんなふうにnoteを書いてきたんだよ〜ってことが伝われば嬉しいです! 1.どんなnoteを書いている?noteは複数のマガジンが作れるので、本当にいろんなことを書いていますね。そのなかでも、大きく

インプットはどこから? 切り口はどうする?「書く」にまつわる12個の質問に答えました

本記事は、noteさんでのイベント「『書く習慣』がたのしく身に付く レッスン」内で捌ききれなかった、事前アンケートでいただいた質問たちに回答したものです。 講義内で質問いただいたものは後ほど追記します! 講義本編は↓から! #1 インプットについてアウトプットの糧になるものを何からインプットしてる? わたしは「アウトプット=メモ」「インプット=心が動いたこと」と勝手に定義しているので、心が動くような体験は意識的にいっぱいしています。 わたしは取材ライターなので、普段

アウトプットは「癒し」なんだよ

これ、精神科医の樺沢紫苑先生のお言葉ね。 アウトプットって誰かのためにやるものとか、なんか一生懸命文章を書いたり、いい感じの画像を作ったりしなきゃいけないものというイメージがあるかもしれない。 でも、1番は自分のためにやることだと思う。自分が忘れないため。学びを深めるため。思考を整理するため。 だからこそ、「癒し」と聞いたときはなるほど、と腑に落ちた。 実は、これまで自分の発信が増えるタイミングというのは決まって忙しいときだった。もっともnoteを小出しに更新していた

すべては「準備」から始まるんだって、平石アナとこじるりが教えてくれた。

最近大物に取材する予定が入り、「ウワァ〜〜緊張する〜〜!」とずっと胃が痛かったんだけど、時間をかけて念入りにリサーチして質問項目を準備していたら少しずつ緊張がほぐれてきた。 わたしは準備が全然得意ではない。学生時代から前日に準備をするという癖がないもんだから、いつも朝ドタバタして忘れ物をしていた。 「準備の大切さ」を知ったのは、取材ライターになってからだ。 先輩のデスクをチラリと見ると、書籍がズラッと並んでいた。 その人が出した書籍を読む。インタビュー記事を読む。

「ライターになるにはどうすればいいか?」の最適解を考えてみた

ライターをしていると、「どうやったらライターになれるの?」という質問をいただくことも少なくないです。 もちろん、「こうすれば確実になれるよ〜!」という万人向けの方法は存在しないのは承知のうえで、わたしなりの見解を書いてみたいと思います。 そもそも何のライターになりたいの?いつも、「ライターになりたいです!」と言われたときに私が言っているのが、「そもそも何のライターになりたいの?」という質問です。 というのも、一概に「ライター」といってもさまざまだからです。一例を挙げてみ

「書くこと」を好きになりたい人のための本ができました。

あれは2020年の5月のことでした。 それまで取材にイベントに駆けまわるような日々を過ごしていた駆け出しフリーランスのわたしの生活は、外出自粛によって一変しました。 いつものように「書くべき」仕事の原稿が手元にない。突然ぽっかりと空いたスケジュールを見つめながら、ううむ、この有り余る時間をどうしようかしらと悩みました。 ずーっと家に引きこもったまま過ごす、代わり映えのない毎日。唯一の楽しみは、せいぜい凝った食事を作って食べることか、アニメや漫画などの娯楽に浸ること。

取材ライターが愛用している書き起こしソフト『Notta』×『Interview Writer』

今回は取材をする人向けの記事です。 取材をするうえで手間がかかるのが「文字起こし」という、録音データを文字にしていく作業。 特に、取材が重なると「文字起こし」がどんどん億劫になってくるので、文明の利器を使って効率化していきましょう! むしろ、重要なのは「文字起こし」後の執筆作業なので、ここに時間を割くのはもったいないです。 年々精度の高いソフトも登場し、文字起こしがグッとやりやすくなってきたので、今回はわたしが現在使っているソフトとサービスを紹介します! 自動文字起こ

取材の流れどおりには書かない。"ライター"として書くときに意識している5つのこと

現在わたしは趣味として、好き放題noteを書いていますが、 まぁ、ライターとして書くんだったらこーんな文章じゃダメかもね〜☆ ということで、今回はライターとして書くときに気をつけていることについて話していこうかと思います。 わたしは取材をすることが多いので、取材ベースのライティングを前提としておりますので悪しからず。ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。 1. 取材の流れどおりに書かないnoteの場合、特に構成を考えず、指が動くままにタッタカタ〜と書いちゃうことが多いの