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"書く"が好きになる文章マガジン

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「 文章ってどうやって書けばいいんですか?」な人に向けたマガジン。「書く」のハードルをがっつり下げて、「書く」が好きな人を増やします。言葉の力で人生を変えようぜ
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#書く習慣

noteを始めたきっかけ、書くときのこだわり、文章力の変化…わたしとnoteの4年間の軌跡

noteを巡回していたら、『書く習慣』読者さんがおもしろいことをやっているのを発見しました。 「noter10問10答」ということで、10個の問いに沿って答えていきたいと思います。答えていたら、自然と「わたしとnoteの4年間の軌跡」になりました(笑)。 何もないところから、こんなふうにnoteを書いてきたんだよ〜ってことが伝われば嬉しいです! 1.どんなnoteを書いている?noteは複数のマガジンが作れるので、本当にいろんなことを書いていますね。そのなかでも、大きく

インプットはどこから? 切り口はどうする?「書く」にまつわる12個の質問に答えました

本記事は、noteさんでのイベント「『書く習慣』がたのしく身に付く レッスン」内で捌ききれなかった、事前アンケートでいただいた質問たちに回答したものです。 講義内で質問いただいたものは後ほど追記します! 講義本編は↓から! #1 インプットについてアウトプットの糧になるものを何からインプットしてる? わたしは「アウトプット=メモ」「インプット=心が動いたこと」と勝手に定義しているので、心が動くような体験は意識的にいっぱいしています。 わたしは取材ライターなので、普段

アウトプットは「癒し」なんだよ

これ、精神科医の樺沢紫苑先生のお言葉ね。 アウトプットって誰かのためにやるものとか、なんか一生懸命文章を書いたり、いい感じの画像を作ったりしなきゃいけないものというイメージがあるかもしれない。 でも、1番は自分のためにやることだと思う。自分が忘れないため。学びを深めるため。思考を整理するため。 だからこそ、「癒し」と聞いたときはなるほど、と腑に落ちた。 実は、これまで自分の発信が増えるタイミングというのは決まって忙しいときだった。もっともnoteを小出しに更新していた

すべては「準備」から始まるんだって、平石アナとこじるりが教えてくれた。

最近大物に取材する予定が入り、「ウワァ〜〜緊張する〜〜!」とずっと胃が痛かったんだけど、時間をかけて念入りにリサーチして質問項目を準備していたら少しずつ緊張がほぐれてきた。 わたしは準備が全然得意ではない。学生時代から前日に準備をするという癖がないもんだから、いつも朝ドタバタして忘れ物をしていた。 「準備の大切さ」を知ったのは、取材ライターになってからだ。 先輩のデスクをチラリと見ると、書籍がズラッと並んでいた。 その人が出した書籍を読む。インタビュー記事を読む。

「"感想文"っぽくない、"感想文"」を書くには?

生まれて初めてnoteを寄稿した。 noteを寄稿しているライターさんを見ながら、「いいな〜〜わたしもいつかnoteを寄稿したいな〜〜!」と指を咥えて見ていたので、ものすごく嬉しい。 しかも、わたしも愛用しているヘアケアブランド・ミルボンさんのnoteだ。 しかし、大喜びで受けたは良いものの、いざ原稿を書いてみると「ヤベェ、これは意外と難しいやつや」といきなり壁にぶち当たることになる。 ざっくりと言えば、ミルボンさんが「『ショートフィルムを観た感想』をみんなから募集し

「ライターになるにはどうすればいいか?」の最適解を考えてみた

ライターをしていると、「どうやったらライターになれるの?」という質問をいただくことも少なくないです。 もちろん、「こうすれば確実になれるよ〜!」という万人向けの方法は存在しないのは承知のうえで、わたしなりの見解を書いてみたいと思います。 そもそも何のライターになりたいの?いつも、「ライターになりたいです!」と言われたときに私が言っているのが、「そもそも何のライターになりたいの?」という質問です。 というのも、一概に「ライター」といってもさまざまだからです。一例を挙げてみ

「書くこと」を好きになりたい人のための本ができました。

あれは2020年の5月のことでした。 それまで取材にイベントに駆けまわるような日々を過ごしていた駆け出しフリーランスのわたしの生活は、外出自粛によって一変しました。 いつものように「書くべき」仕事の原稿が手元にない。突然ぽっかりと空いたスケジュールを見つめながら、ううむ、この有り余る時間をどうしようかしらと悩みました。 ずーっと家に引きこもったまま過ごす、代わり映えのない毎日。唯一の楽しみは、せいぜい凝った食事を作って食べることか、アニメや漫画などの娯楽に浸ること。