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ゆぴの10分日記

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帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
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2023年6月の記事一覧

「女」とか「男」とか「日本人」とか、クソデカ主語で語るの、雑すぎる

今日読んだ『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』にそんな一節があって、たしかにな、と思った。 というのも、クソデカ主語で語ることの危険性をじんわりと感じることがあったからだ。 特に、恋愛において、わたしはどうも男性寄りな考え方を持っているらしく、どの恋愛本を読んでも「そーか?」とイマイチ納得できなかったり、逆に「男とは、こう!」というのがあっても、「全然当てはまらない男もいるな」と思ったりして、腑に落ちずにいた。 たとえば、「男

めんどくさい「ていねいな暮らし」の先にあるもの

ヨーロッパを巡る旅が始まった。 現在、ミッドサマー(夏至)真っ只中であるエストニアに来ている。 もともと2年前に友人が移住した場所でもあったので、「いつか行きたいな〜」と思っていたのだが、6月下旬(6/22ごろ)がベストシーズンだと言われたので、訪れてみることにした。 ミッドサマーは、とにかく日が長い。 日本でも「日が長くなったね」なんて言うけど、そんなん比じゃないぐらい長い。なんせ、夜の22時までこの明るさなのだ。 わたしも感覚がおかしくなってしまい、「まだ夕方な

良い聞き手は、良い「壁」である

先日、行列のできるインタビュアー・宮本恵理子さんにインタビューされるという、大変貴重な体験をした。 当たり前だけど、宮本さんのインタビューがもう……雑談っぽさもあり、わたしの発言内容を押さえつつの深掘りもあり、タイムキーピングも完璧であり、気持ち良すぎてたくさん喋ってしまった。 これまでインタビューについてインタビューされたことがほとんどなかったので、「あなたにとって、インタビューとは?」という質問には結構悩んだ。 そもそも、わたしがインタビューライターになったのは完全

「ないものねだり」な人が目を向けるべきもの

わたしは愚痴愚痴Twitterが好きではないので、表向きにはポジティブな発信しかしない。 「本が出たよーーーー」 「登壇するよーーー」 「海外でワーケーションしてるよーー」 「こんな記事を書いたよーーー」 で、そうしているとやっぱり、羨ましがられたり、「いいな」と思われることもある。 それは悪いことではないのだけど、わたしにしてみれば、「あなただって、わたしにないもの持ってるじゃん!」とも思ってしまう。 それは、平和な暮らしだったり、素敵なパートナーだったり、かわいい

「注目されたいけど、誰も見ないでほしい!」という謎感情

わたしは多分、発信者に向いている。だって、発信をするのが嫌いじゃない。 それは、ブログに初めて触った14歳のころから薄々感じていた。 別に金銭なんぞ発生しなくても、「これ、めっちゃいい!」と思ったら写真を撮りたくなるし、記事を書きたくなるし、ツイートをしたくなる。 いかんせんわたしは書くことぐらいしか能がないので、自分が日々感じたことを言葉にして表に出したり、必要であれば顔出しもしたり、本の販促のためなら人前で喋ることも厭わない。 人の子なのでそれなりに承認欲求もある