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ヨドコウ迎賓館へ行ってきました

先日、芦屋にある「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)」へ行ってきました。
ヨドコウ迎賓館は世界的に有名なフランク・ロイド・ライトが設計した建築物です。
建設されてから今年で100年!

ヨドコウ迎賓館は阪急芦屋川駅の北側にあります。

開森橋から見た芦屋川
橋から見上げれば、ほらそこに!
ライト坂と呼ばれる急な坂を上り、到着!

以下、写真をどんどん載せていきます

人が立っている場所は車寄せ。その上が応接間です。
違う角度から
車寄せにある水盤

玄関を正面から見たところはなぜか写真に撮ってません💦
多分、ドアを見て吸い寄せられたのでしょう・・・

玄関を入ってすぐ、ライトさんの作品についての説明が書いてありました。
ライトさんの建築は「有機的建築」(より豊かな人間性の保証に寄与するもの)だそうです。

さて、中の様子です。

玄関入ってすぐの階段。
建物の内側、外側いたるところに栃木県の「大谷石」という石が使われています。
上からみた階段。色々な場所に花を置くスペースがあります。
応接室
応接間の暖炉。ここも大谷石。
お部屋の西側にも東側にも外がよく見える窓。そしてその下には造り付けのソファが。
柱。
収納スペースも造り付け。たくさん収納スペースがあっていいな。

そしてこの建物の一番の特徴と思えたのが明かり取りと湿気対策の為の小窓。

なんと建物内に120個もあるそうです。開け閉めするのが大変だー!
よそのお部屋でズームで撮影した小窓。ひとつひとつがドアみたいになってます。凝っていて可愛いです。
ペーパークラフト。今いる応接室は一番左の2階です。
出入り不可だったけど、応接室のバルコニーはこんな感じです。芦屋の景色がよく見えます。ここにも大谷石の柱がたくさん!

さあ、次は階段をのぼって3階へ。

階段を上がった先の空間
和室が3部屋あります。ちょうど100周年記念のパネル展示がされていました。
和室の窓。
ライトさんの来歴。この「落水荘 カウフマン邸」は千里さんが行かれていたような?
ヨドコウ迎賓館の来歴。独身寮だったのは当時住んでいた人がうらやましすぎるし、マンションの建設計画を食い止めることが出来たのはとても良かったと思いました。

和室の奥は家族の空間です。

収納スペースたっぷり!
ここは確か子供の寝室。ヨドコウ迎賓館についてのDVDが流れてました。
奥様のお部屋。
座ると奥のお部屋が見えるようになってます。
奥様の部屋から見える家族の寝室だった場所。
さっきみたDVDではこの机(ライトのデザインしたもの)の説明もありました。
脚より上がはみ出しているようなデザインが特徴なのだそうです。

そしてこの建物で私が一番好きな、3階の廊下!

陽射しが入って美しいです。
廊下から和室を眺める。
植物の葉をモチーフにした飾り銅板もこの建物の中にたくさん使われていました。
影も芸術的です

さて次はいよいよ4階です。

屋根が特徴的な食堂
こちらは収納スペースたっぷりなキッチン。

DVDで教えてもらったのですが、薪を燃やして生活していた時代にも関わらず、このお宅はオール電化だったそうです。
鉄道会社(阪急電車かな?)と契約して電気を送ってもらっていたのだとか。
蛇口をひねればお湯が出て、オーブンもあったそうです。ビックリ!お金持ちってスゴイ!

そして最後はダイニングの南側の大きなバルコニーへ!

バルコニーから見た4階

バルコニーから見た景色。

バルコニーから見た南西の風景。「天使の梯子」が見えました。
南側。芦屋川、芦屋の街並み、大阪湾、対岸、そして関空の連絡橋も見えました。
六甲山の山並みも

空が開けていてとても気持ちの良いバルコニーでした。

フランク・ロイド・ライトさんの建築をゆったり見れて楽しい時間を過ごすことが出来ました😊

とてもとても長い記事、最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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