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飛び降りた 足が痛い 飲んでみた 酸っぱいだけ 僕のやりたいことって何だろうか 湧き出てくるのはネガティブばかり 誰からも相手にされない 当たり前か 認めてくれない 誰も家族でさえも 「死んでもいいよ」 ただその一言が欲しい 吊ってみた 足をつける 吸ってみた 窓を開ける 僕のやりたいことって何だろうか 求めているのはポジティブなんだ 本当の僕はどこにいるの どこにいるの 認めてくれない 誰も僕でさえも 「死んでもいいよ」 ただその一言が欲しい
悪い人を閉じ込めて、一安心。 更生させて、社会に戻す、一安心。 間違いを正そう。 それが国のため。民のため。 そして悪い人のため。 狂い人を閉じ込めて、一安心。 更生させず、社会から弾く、一安心。 間違いを正そう。 それが国のため。民のため。 そして狂い人の家族のため。
僕が思ってる事 僕が言いたい事 僕が伝えたい事 みんながどう思ってるか みんなにどう伝わっているか そんなこと以前に 本当は僕でも分からないでいる みんなが僕を選んでくれたこと どうして僕を選んでくれたのか 僕だって分かっていたつもりだった きっと大丈夫と きっとできると 気が付けばもう止まらない ずっと分からないまま
また一つの自分に終わりを告げた これで何度目だろうか まったく懲りずに同じことを繰り返す そんな自分が嫌になる 逃げてまた逃げてまたまた逃げて 性懲りもない自分です これは回り道と言い訳をして 落ち着いたらまた戻ってきて グネグネと歩いていたら 案の定みんなの背中を見た みんなは慣れている道をグングン進んで 自分は未だ慣れずにアタフタしている そのうち一緒に歩いてくれる人が現れると思ってた そのうち後を追ってくれる人が現れると思ってた そのうちそのうちそのうちその
有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 有能な人に呼ばれました お前は無能なんだと 生きても迷惑なんだと だから僕は死にます 無能がまた死ぬ 無能がまた生まれる
鏡に向かって ダメな奴だ、と 役立たず、と 死んでしまえ、と いつまでも湧いてくる悪口だらけ 言われたくないから強がって言うのに 自分へ向けて一体何になるんだろう 鏡を割っても ダメな奴だ、と 役立たず、と 死んでしまえ、と いつまでも湧いてくる悪口だらけ 顔を見ない分少しは楽になるだろう けど他の誰かに向けてはならない 湧いてくる悪口からは一生逃げれない いつまでもしつこく、どこまでもついてくる この悪口をスイッチ一つで変換できたらいいな
頭がちゃんとある それは素晴らしいこと 首がちゃんとある それは素晴らしいこと 胸がちゃんとある それは素晴らしいこと 手がちゃんとある それは素晴らしいこと 足がちゃんとある それは素晴らしいこと それじゃあ心はどこにある ちゃんとした心は 素晴らしいと思える心は 全てを動かす心 全てを止める心 心があって初めて五体満足となる
今日もみんなの前で怒られた 今日もみんなの前で脅された 涙はとうの昔に忘れた 成功した同世代は 悠々自適な生活を 捕まった同世代は 悠々自適な生活を 失敗したわたしは 皆に指を刺された いっそ捕まってしまえばいい そう何度も考えていたけど そう何度も踏みとどまった せめて烙印を押されずに生きようと ただもう烙印でも何でもいい そんな淵まで来ている気がする 人に好かれたいとか 人に認められたいとか そんな高度な欲求はない 美味しいと感じたい 痛い所を治したい 何も
何も取柄もない僕が悦に浸れる行為 見知らぬ人を支配する気分になれる 気持ちよさとは別の気持ちよさがいい 僕が僕である幸せの確認作業なんだ でもよくよく考えてみたらなんか違う 理性に反してこんなことをしている この行為は僕自身が行っているのか 僕が僕であるはずがないそう思いたい 僕が君を支配しているのか いやそれとも僕が僕を支配しているのか そんなことを考えて考えて考えて どうでもよくなってきた 何も取柄もない僕が悦に浸れる行為 理性に反してこんなことをしている もうどう
子供の頃、オバケの話が怖かった 暗い所に行けなくなったし 一人でトイレに行けなくなった オバケに出会ってなにをされるかなんて よく分からなかったのに怖かった 死ぬかもしれないなんて考えなかった 結局大人になってオバケには 一度も出会わなかった 今はオバケは怖くない むしろ会ってみたい そして襲って欲しい オバケならきっと死なせてくれるはずだ オバケなんてもう怖くない 怖いのはもう散々出会ってきたから
善意を金に換える 生きがいを金に換える 当の本人は受け取らない 受け取るのはフカフカのソファーに 座って嗜好品に舌鼓を打つ人ばかり おまけに自分の手柄のように そして皆もそれを信じるように 汚い事をしている僕らから出た綺麗なお金が 綺麗な事をしている彼らに渡って汚れていく 綺麗なお金が一瞬で汚いお金に変わる まるで人の心を映しているようだ お金は人の心なんだ きっとそうだ だから僕らは何度綺麗な事をしても 汚いと言われ続けるんだろう
もう何年も舗装されていない道を ひたすら前を向いて歩く僕ら 前方幽かには安堵した年寄ども 後方幽かには笑顔が眩しい子供 どちらも遠すぎて僕らの声が届かない それはいい事なのかもしれない それは悪い事なのかもしれない 彼らは道を渡り切ったのだろうか そんな不安 僕らは道を渡り切れるだろうか そんな不安 彼らは道を渡れるだろうか そんな不安 どこかはるか遠くの方で声がした どこを探しても見えない姿 幸せな声がした 彼らとは違う 僕らとは違う 彼らとは違う 誰なんだ
笑い声や悲鳴 爆発やキラキラ 本物みたいな風景に人物 何かを盛り上げる 何を引き立てる そんな編集過多にはもう飽き飽きだ なのに求めてしまう もっとこうしたほうがいい もっとああしたほうがいい 求めてしまう でも現実は何もない BGMにSEにエフェクトに なにもかもがない そのままが目に入る そのままが耳に入る そのままが嫌でも伝わってくる 誰か編集してくれない 今この状況を きっとごまかせるはずなんだ 頼む
とある不安を抱えた人が相談する 相談された人は不安を背負いこむ とある不安を抱えた人が相談する 相談された人は不安を背負いこむ とある不安を抱えた人が相談する 相談された人は不安を背負いこむ 不安は巡り巡ってどこへ行く 不安が生まれたのはどこからだろう 不安がなくなるのはどこまでだろう そんな不安がまた生まれてしまって いつかは押しつぶされてしまうだろう いつかは心が壊れてしまうだろう そんな時に不安が解消されるのかな 誰かが犠牲になって