9月8日 白露。
今日、二十四節気でいう「白露(はくろ)」を
迎えました。
「何のことやら?」と思われた方は
これを機に是非
寄っていってください。 オイデー⸜(๑⃙⃘˙꒳˙⸜๑⃙⃘)
白露
9月8日頃、および秋分までの期間。
秋なのに「白」?と思いませんか?
白 = 雪 = 冬とイメージするのが
日本人としては一般的のように感じますが
中国の陰陽五行では「白」は秋の色とされています。
この日から仲秋となります。
草の葉に白い露が結ぶという意味。
夜の間に大気が冷え込み
草花に朝露が宿ることから
名付けられたと考えられます。
日中はまだ暑さが残りますが
朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。
草露白(くさのつゆしろし)
初侯 9月7日〜9月11日頃。
草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃。
夏から秋への変わり目です。
露は、朝晩の気温が下がる日によく見られ
秋の季語にもなっています。
鶺鴒鳴(せきれいなく)
次侯 9月12日〜9月16日頃。
セキレイの声が響きわたる頃。
「チチッチチッ」と鈴のように高い声を放ちながら
秋の空をさわやかに飛んでいくセキレイ。
セキレイは水辺を好む鳥のため
川の上流域に行くほど多く見られます。
尾を上下に振り、地面を叩くように歩く様子から
「石叩き」の異名も。
可愛らしい姿なのにイカつい異名ですね(笑)
また、日本神話の
伊弉諾と伊弉冉 に
男女の交わりを教えたことから
「恋教え鳥」とも呼ばれるそうです。
あら♪イカつい異名からロマンチックな異名へ♡
玄鳥去(つばめさる)
末侯 9月17日〜9月21日頃。
清明の初候「玄鳥至(つばめきたる)」の時季に
繁殖のため、夏鳥のツバメが渡来。
その後、子育てを終えたツバメは
季節の移り変わりとともに
暖かい南の地域へと旅立っていきます。
「玄鳥去」はツバメの旅立ちの時季をさします。
越冬先である東南アジアやオーストラリアまでは
数千km。
1日300km以上移動することもあるそうです。
日本では昔から
「ツバメが巣をかけるとその家に幸せが訪れる」
という言い伝えがあり
ツバメは大切に扱われてきました。
以前、我が家は鳩に巣を作られたことがあり
大変な目に遭いました…。
それはもう、思い出したくない程に(T_T)꙳★*゚
同じ鳥でも
巣を作られて喜ばれるものとそうでないものが
存在しているという…。
人間の身勝手さのようにも感じられるのは
私だけかしら…??
気の持ちようである、ということにしましょうか(笑)
おわりに
この時季の旬の食べ物には
茄子、里芋、かぼちゃ、しめじ、舞茸、栗、梨、
秋刀魚、太刀魚…などがあります。
食材から秋を感じられますね〜♪
そして、秋の七草ってご存知ですか?
秋の七草は万葉集に収められている
山上憶良の2首の歌が始まりといわれています。
萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗
山上憶良の歌にある「朝貌」は
桔梗という理解をされています。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋
それに加えて自然を愛でる秋でもあります。
暑さから解放されて
過ごしやすい季節となりますが
季節の変わり目は体調を崩しやすいので
皆さま、どうぞご自愛くださいね♡
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたね。
【参考引用元】
暦生活
日本の行事・暦
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2022年3月にスタートしたお試しマガジンです。 かろやかに生きるって何だろう…と、きっと思われるでしょう。 かくいう私も試行錯誤しなが…
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