10月8日 寒露。
今日、二十四節気でいう「寒露(かんろ)」を
迎えました。
「何のことやら?」と思われた方は
これを機に是非
寄っていってください。 オイデー⸜(๑⃙⃘˙꒳˙⸜๑⃙⃘)
寒露
10月8日頃。および霜降までの期間。
寒露とは、晩夏から初秋にかけて
野草に宿る冷たい露のこと。
秋の長雨が終わり
本格的な秋の始まりになります。
この頃になると五穀の収穫もたけなわで
農家では繁忙を極めます。
露が冷たい空気と接し
霜に変わる直前で、紅葉が濃くなり
燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が
交代される時期でもあります。
朝晩の冷え込みはきつくなるので
お布団から出たくないなぁー…
なんて思う日が増えるかと思いますが
それはすなわち、空気が澄んでいくということで
秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。
夜空を見上げたら
美しくきれいに輝く月が見られるかもしれません。
鴻雁来(こうがんきたる)
初侯 10月8日〜10月12日頃。
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。
雁は日本で冬を過ごし
暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。
ちょうど雁が渡ってくる頃に吹く北風は
「雁渡し」と呼ばれ、秋の季語になっています。
菊花開(きくのはなひらく)
次侯 10月13日〜10月17日頃。
菊の花が咲く頃。
菊には不老長寿の薬効があるとされ
旧暦9月9日の重陽の節句は「菊の節句」とも言われ
この日には菊の花を浮かべた菊花酒を飲み
長寿と無病息災を願う風習がありました。
また、重陽の日に
摘んだ菊の花を乾かして袋に詰めた
〝菊枕〟で眠ると、菊の香り漂う寝心地に
夢に愛しい人が現れる、邪気を払う
という言い伝えがあり
女性から男性に贈られたそうです。
なんてロマンチックな…( *´꒳`*)キュン♥
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
末侯 10月18日〜10月22日頃。
はい〜、出た出た(笑)
この二十四節気シリーズを書いていると
気候・渡り鳥・虫・植物が必ず出てきます。
で、今回はキリギリスとありますが
昔はコオロギをキリギリスと呼んでいたそうで
秋に鳴く虫の総称であったといわれます。
キリギリスは「ギーッチョンギーッチョン」と
機織りのように聞こえることから
別名を機織り虫というそうです。
擬声語って、難しいですよね(笑)
どう聞こえるかは人それぞれということで。
おわりに
この時季の旬の食べ物には
きのこ類、サツマイモ、カボチャ、チンゲン菜、
柿、栗、りんご、ザクロ、いちじく、
タチウオ、ししゃも…などがあります。
秋の土用の辰の日に〝た〟がつく食べ物や青魚を
食べるとよいといわれています。
2022年は10月30日が辰の日です。
秋に限らずですが、土用は季節の変り目なので
気候の急な変化によって
心身が疲れやすい時期です。
引き続き、風邪など召されませんように
皆さまどうぞご自愛くださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまたね。
P.S.
キリギリスの画像を調べていたら
ちょっと…ゾワゾワしちゃったので
載せるのは控えました(笑)(^_^;)★
【参考引用元】
暦生活
日本の行事・暦
暮らしのほとり舎
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みるみる かろやかに生きるマガジン
2022年3月にスタートしたお試しマガジンです。 かろやかに生きるって何だろう…と、きっと思われるでしょう。 かくいう私も試行錯誤しなが…
そのお気持ちがとっても嬉しいです。 心から…ありがとうございます(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚