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【中古マンション選び】最後まであの物件を悩んで買わなかった理由

中古マンションを買うまでの話をマガジン「港区マンション購入記」で書いています。

最終的に港区2LDKを選びましたが、その前に確度高く検討していた物件がいくつかあったので書きます。

①桜新町弦巻の2SLDK

まずは桜新町です。私たち夫婦は、私の会社オフィスがある渋谷へのアクセスを重視しており(夫のオフィスも渋谷から1本)、田園都市線を候補に入れていました。その中でも街の雰囲気が好みだったのが桜新町でした。

駅を出たところの桜並木に沿って飲食店やスーパー、ジムが並んでいてひと目で「住みやすそう…!」と感じた街でした。OGAWA COFFEEも最高ですね。

駅から9分ほど歩く弦巻エリアで惹かれたのがこの1軒目。

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物件の良かった点

  • 駅から真っ直ぐ歩くだけでシンプル(住宅街みたいに入り組んでいると迷う、夜怖いので避けたかった)

  • 60平米の2SLDKなのでまだお部屋あるの!?とワクワクするほど空間に余裕があった。長く住めそう

  • 最上階で抜けており、日当たりも眺望もかなり良い

特に最後のポイントで住むイメージができたのか、素直に「買いたい!」と思いました。よく調べるとバス停も近いし、近くには子どもの遊び場が併設された大きなライフもあって便利そう。

その頃夫が転職したてでローンが下りるかも不明だったため、一度仮審査をすることに。
加えて夜の雰囲気と田園都市線の混み具合も確認すべく、平日夜に渋谷からマンション前まで足を運んだ日もあるほど熱感は高かったです。

なぜ買わなかったか

構造が不安だったから、です。

新耐震ではありますが、マンションの入り口が一部だけ柱が剥き出しでピロティ構造のようになっていました。まあここだけなら大丈夫でしょ〜と呑気に捉えていたのですが、LINEで連絡していた父親にピロティが気になるな〜と指摘され、まあそうだよねと。

その頃には桜新町が好きになっていましたし、世田谷区最上階の雰囲気は抜群だったため(世田谷には背の高い建物が少ないので)残念な気持ちもありつつ見送りました。

学び:
・最初に抱いた不安は、住んでからも続く。
・道中にある「ザ・パークハウス桜新町翠邸」が立地完璧、かっこ良すぎた🥺なんだあれ

②桜新町駅近の2LDK

また桜新町です。
前回のnoteで書いたように希望を桜新町、経堂、都立大学の3つに絞った結果、候補が激減した結果がこれです(経堂の2LDKなんて全然ヒットしない)。

先ほどと違って駅近で、体感3分ほどでした。

物件の良かった点

  • 駅近!「実際歩いて10分未満」で探していたけど、9分と3分では随分体感が違うと気付いた

  • 人気アドレス(仲介さん曰く)なので売れそう。学区も良いのだとか

  • 眺望、通風良し

なぜ買わなかったか

未リノベで水回りを直したかったが、見積もりが500万円くらいで、それ込みで考えると割高だとの夫の指摘により。500万円下げてくれるなら検討した。逆にそれ以外の懸念はなし。とても気の良いお家だったので私は欲しかった笑

学び:
不動産は何より立地と学んだものの、内見に行くと内装が気になるのはあるある。自分でリノベするのは高くつくし、リノベせず住んで給水管のこと心配しなきゃいけないのもイヤだし、築30年未満でリノベ済みのお手頃物件が理想。だが全然出てこない🥺!

③飯田橋の2LDK

①②を見たところで、行き詰まった我々はまたエリアを広げることにします。それでヒットしたのがこのお家。

物件の良かった点

  • 飯田橋駅から徒歩8分、もうどこへでも行ける。

  • 最上階で通風、日当たり良し。

  • 築浅!共用部が綺麗

  • スーパーも近くにある

  • 至るところがカビており、薄汚い内装がすぐに売れなさそうで逆に安心感ある笑

なぜ買わなかったか

このお家は実は第2候補で、今住んでいる第1候補のお家が買えなければぜひ買いたいと思っていました。一部リフォームは必要なものの、何より立地が良いですし築浅の強みもあって間違いないなあと。

最終的には同日に内見した今のお家にときめいてしまったのですが、飯田橋のほうを買わなかった理由を無理に挙げるとすると1つだけあります。

それが、駅までの道のりです。

どこ家を買えば良いんだろう…ほんとに買っていいのかな…と悩んでいた夜にベッドでまどろんでいるとき、ぼんやりと夜道を歩く自分のイメージが浮かびました。それで、①の弦巻と③の飯田橋の物件はなんだか暗くて少し怖いな…と感じたんです。

飯田橋というと、これまで長く住んだ世田谷区とは雰囲気がガラリと変わります。この家はお堀沿いを歩いた場所にあり、世田谷区の温かい雰囲気とはまた違う、無機質な道を毎日歩いて帰ることになります。

とはいえ徒歩8分ですし駅からほぼ真っ直ぐなので気にしていなかったのですが、実際に候補を前にして迷ったときに、自分の深層心理では、「暮らす上でいかに安全か?怖くないか?という点を重視しているのだな」と思いました。
朝は呑気に感じることでも、夜の自分がどう判断するか?は分からないものだな(逆も然り)、と驚いた出来事でした。

ちなみに最終的に決めたお家は駅近で、家までの街の雰囲気が抜群に良かったので意思決定できた、そんな違いがありました。

学び:直感も大事

④千歳船橋の2LDK

こちらは夫が気に入っていた物件です。元々住んでいた経堂の隣駅ということで少し気になっていた段階で父親にもおすすめされて、内見することにしました。

物件の良かった点

  • 大手施工、立派な外観

  • 天井高が高かった記憶

  • 至るところが広い。玄関も広い。ファミリーで住む想定

  • 住み慣れた街。千歳船橋はそこそこ便利

なぜ買わなかったか

夫は激推ししていたのですが、私がなんだか気分が上がらなかったから。

駅まで歩いてみたものの、何度か住宅街を曲がる必要があり、近くない。住み慣れた経堂駅より1駅奥になるだけですが、それはつまり「今より不便になる」ということ。停車する電車も地味に違うので、差は大きそうです。

気分が上がらないそこそこの家で今よりも不便な状態を受け入れて暮らす、それは私が1軒目購入に求めていた結果ではなかった。この時点で大量の週末内見に連れ回しており申し訳ない気持ちもあったのですが、反対スタンスを取りました。

せっかく行動するなら、「条件は、今より良い会社!」みたいな結果がほしかったのです🥺

以上です!
築浅マンションや新築を検討した話、手付金でヒヤヒヤした話、失敗した理由、最後今の家にした理由も書きたいのですが、日数が経つごとに忘れているような…
覚えている範囲でまた書きます。いいね押していただけると励みになります♡

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Yui|編集者
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