「仕事は輝く」は人生の話

私が前回のnoteで「自己肯定感」の話をした事を友人に伝えたところ、一冊の本をくれた。

前回の記事はこちら↓

そしてくれた本は「仕事は輝く」


私は昔から小説を読む習慣が無く、その癖自己啓発本等は必要ないという先入観を持っていました。

友人は学生の時から頭が良く、周りに「凄いね!」と言われる仕事や位置にいながらも、好奇心旺盛で色んな意見を取り入れるタイプ。
自己啓発本も一通り読むようで、色んな本を持っていました。

色んな事が狭く深い私とは真逆だと思いながら、
映画、音楽、洋服等、ピンポイントの趣味が合っているので、長く関わっている。


そんな友人から貰ったこの本は、最近本を読み始めた私にピッタリの、2時間あれば読み終わるような読みやすい本で、
読み進めると仕事に対しての心構えの共感が多く、また新しい発見もくれるようなとても良い本でした。

私が無知なだけでこの方は有名な作者のようで、
調べてみると、この作者 犬飼ターボ さんは「ビジネス書」と「小説」をとても上手く融合させた
「成功小説」
というジャンルを確立させた第一人者だそう。
私のように「自己啓発本は押し付けがましいのではないか?」という嫌悪を物語として和らげ、その主人公を自分と照らし合わせられるようにポイントを押さえながら読める、確かに革新的な本だと思いました。

今やっている仕事は特に意欲も無く、何の為にやっているかも分からないままミスしたりそれで上司に怒られ同僚には馬鹿にされていた冴えない主人公が、ある商人から購入した秘密の巻物を手にした途端、人生そのものが変わっていく物語。

多分、これを無意識に、若しくは自分で考えて実行している人も少なからずいると思います。

反対に、この主人公と共通点の多い人もいる。
もっと言えば、最初の主人公のように何となく仕事をしていて、その上にいけるとしてもそこから変化しなくて良い「このままで」な人もいるでしょう。
ミーハーな私が思ったのは、
「ドラえもんが来なかったのび太くん」
とか笑

自分が変わらなければ知る事のなかった知識や感情や悩み等を感じ無ければいけない。

丁度今公開している
「インサイドヘッド2」のように、成長して感情が増えていくということは、子供から大人になっているということ。

ただ、ある程度の大人になれば、その成長や感情を増やす事を選択しない選択もあるでしょう。

それは自分次第。
それが大人になる事で、その選択に責任を持つということ。

この本の主人公は、巻き物を買って、実行した時に、変わる事を選んだ。

私達は、この先の選択の連続で、
どんな自分になりたいか
どんな生活をしたいか
誰と一緒にいたいか
何に悩んだり怒ったり、楽しくなりたいか

正解を急がなくても良い。
どんな選択をしても良い。
少し考えたいなと思いました。

それは全て自分の為だから。


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