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【入院生活 #24日目】ひっそりとした小児病棟 祖父母がきてくれて嬉しかった日

こんにちは、@hanamizukiです。

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入院生活24日目
起床後、私の簡易ベッドに移り、窓の外を眺めながらのんびり。
外を眺めながらお水やジュースを飲んで、ゴロゴロする時間もこの頃からの朝の習慣になったmili君。
朝陽を浴びて、窓の外を見て、ゆっくりのんびり。
入院中の幸せな時間。

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小児病棟は、春休みの短期入院の子達が一気に退院となり、4人部屋も1人いるかいないくらいの閑散期に入ったようで、プレイルームに来る子もmili君くらいで一日ほぼ私と2人きり。

午前中は保育士さんのワークショップの工作に参加し、本棚の本にも興味を持ち始めたmili君が勉強している本は「多目的自動車のひみつ」(笑)

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絵本ではなくて、こういった辞典をチョイスしてペラペラめくって楽しいそうなmili君。

「おかもよんで!」
「miliくんはこっちをよむから」
「miliくん、おべんきょうするからね!」

入院中の写真を見ると、この時間に確かに生きていたmili君との会話が今でも声に残っています。

この日は祖父母がイチゴやお菓子、絵本を届けにきてくれました。
窓の階下に見えた祖父母たち、
「おーい!」と手を振るmili君。
じいちゃんばあちゃん達も手を振っています。
病院に入った姿を見て、エレベーター前に移動して待ちました。
「今日はどっちからくるかなー?」
「あ、でんきついた!まんなかじゃない?!」
「あー、ちがったかー」
「あっ、きた!」
mili君は、じいちゃんもきてビックリにこにこ。
ドア越しに手をタッチして、
「またくるね」と帰っていく祖父母たちを見送ると、また部屋に戻り窓から階下を見つめ、外に出てきた2人を見て「バイバーイ!」と手を振るmili君。
mili君は手の振り方も優しくて、頭のこめかみぐらいの位置に手を挙げたら、優しくフリフリする子でした。

この日は、夫に買い物を頼んでいた日です。
mili君は、3歳の初夏におむつを卒業してからは昼も夜もお漏らしをするということはなく過ごしてきていましたが、利尿剤のお薬の投与をしているのが影響しているのか、4人部屋にきてからは夜中漏らしてしまうようになり...

入院当初こそ、緊張感もあったせいか夜中でも尿意があった時は小さな声で「おかー....おしっこいく....」と起きてトイレに行っていましたが、慣れてきた入院生活で夜もぐっすり眠れるようになっていたせいか、おしっこをしていても気づかず眠り続けるようになりました。
夜中、お布団を変えたり、お着替えをして一旦起きてしまうよりは、そのまま寝かせてあげたいなと思って、夜だけオムツをしようと、オムツの購入をお願いしていました。

頑張って外したオムツでしたが「夜だけしようか?」とお話してみると、意外にも「うん」とすんなりお返事。
本人も安心したかったのかな...
この日からはまた朝までぐっすり眠れる夜となったのです。



あんなに親子で頑張って外したオムツ。
それをまた「オムツをしてよいんだよ」って言われて、mili君、戸惑っていたと思います。「お兄さんパンツの方がかっこいいよー」なんて言っていたのに今度は「オムツをしてみようか」「ぐっすり眠れるからね」と言ってしまっている私をみて、mili君はどう思っていたかな。
小さな胸でどう思ってお母さんを見ていたかな。
我慢しなくていいんだよ、mili君。
嫌ならイヤって頑張らなくていいんだよ、mili君。
ありのままに生きていいんだよ、mili君。
沢山頑張ってきたんだから。




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