【入院生活 #32日目】一時退院の日 お家に帰ろうね
こんにちは、@hanamizukiです。
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入院生活32日目 一時退院の日となりました。
入院生活最後の朝は“やっと安心できたのか” 珍しく8:30頃までぐっすり寝ていた息子。入院生活最後のあたりには、朝早く目覚めて水分補給をすると、私の簡易ベッドに移り二度寝することが多かったです。
朝ごはんを食べ、病院服から私服に着替えると、
「おかあさんもおうちかえるのー?」って聞くmili君。
「うん、かえるよー。」
「やったー!」
一緒に帰れることがとっても嬉しそうでした。
お父さんのお迎えは10時。
それまでプレイルームで過ごし、私服に着替えたmili君を見て、退院がわかったお母さん達が話しかけてきます。
「おうちにかえれるんだね!がんばったね!」
仲良くなったお友達には、mili君が出会ったお兄ちゃんnaru君にしてもらったように、折り紙で紙飛行機を作り、羽に「ガンバレ!」って書いて手渡しました。
退院の日に履いた赤いPUMAのスニーカー。
mili君4歳のお誕生日にお父さんからプレゼントでもらったものです。
私家族は、お誕生日に必ず靴をプレゼントしていました。
おと(息子はお父さんを「おと」と呼んでいました)が選んでくれたこの赤いスニーカーはお空に旅立つまで毎日履いていました。
30日間ずっとmili君の足となり、たくさんの場所に連れて行ってくれ、たくさんの人と出会いをもたらしてくれました。
赤い靴を履いて、入院病棟を出て、外の空気を吸ったmili君。
「おとー!」
「miliー!」
おとはmili君を抱き上げます。
「おおきくなったなー、mili」
mili君は、それまでと変わらずおとに抱っこしてもらっています。
帰り道の車から、外の景色を見るmili君。
帽子を触りながら、はにかみ、外はどうなっているんだろう?って目をクリクリして見つめていました。
「フォークリフト!」
「きいろいくるまー!」
「さくらがさいているー!」
緊急入院の夜は雪が積もっていたのに、桜が咲いている季節になっていたなんて、あっという間にきた春に、今年もmili君と春を過ごすことができてよかったと安堵。mili君の安心している顔をみて安堵。ほっとしたのを覚えています。
退院後の初ランチはmili君が大好きなマクドナルドのハッピーセットにしました!入院中からブロックでハッピーセットを作ったり、ずっと楽しみにしてきたもの。宅配のお兄さんに「退院祝いで食べるんです」と伝えたら、僕からのプレゼントですって付属の玩具を4つ手渡してくれました。mili君、とっても嬉しそうにまたはにかんでまたニコニコ笑っていました。
mili君はいつもはにかんで優しい笑顔をする子でした。
異変に気付いた血がついた咳をしている時も、アイスを食べてニコニコ笑っている動画があります。
mili君は本当に強い子だったんだなぁと思います。
大人でも辛いとき、痛いとき、笑顔でいる強さを持て合わせていない時がありますが、mili君は赤ちゃんの頃から笑顔。
誇らしい息子です。
次は来週の外来通院。
2週間に一回の外来通院。
もし、入院と言われても大丈夫。
私はmili君と一生離れない。
ずっとそばにいる。
スポーツが出来なくても動けなくても
これまでとは違うmili君の様子になっても
それでも、
ずっと長く共に一緒に暮らしていく未来を
描いていました、この頃は...
開業医たちの誤診や過信は「あるべきではない」
誤診や過信で不幸になった親子は他にも沢山いるように思います...
どこかで見つけることができなかったのか、
「病院とは」「医師とは」「こどもの病気とは」
これまでのこと