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大好きな絵本〜私が心惹かれ続ける景色〜

私は絵本が好きです。
子どもの頃から大人になった今でも
変わらず好き。

自由で楽しい空想の世界にわくわくしたり
平和で愉快で安全な世界にほっこりしたり
そういう気持ちを感じられることに
心が癒されるのかもしれません。


私には子どもの頃からずっと変わらず
いちばん好きな絵本があります。

それは『ちいさいおうち』

この絵本が描かれたのは1942年。
(日本で訳されて出版されたのは1954年)
80年以上経った今もまったく色褪せることなく
とっても魅力的で素敵な絵本。

子どもの頃、伯母がプレゼントしてくれました。

伯母にもらったもの。時の流れを感じる。

挿絵の優しく可愛らしい雰囲気も
ストーリーも大好きで
何度も何度も繰り返し読みました。


そして数年前、久しぶりに読んだときに
私はこんな風に生きていきたいのかもしれない!
と思ったのです。

どう生きていきたいのか、と聞かれても
いつも抽象的な言葉しか思い浮かばず
答えに困ってしまう私。
だけどこの絵本の世界には
私の大好きなものがたくさん詰まっている。

季節の移り変わりを感じ、空や雲を眺め、
夜には月の満ち欠けや星を眺める。
その美しさや豊かさを感じながら
穏やかに日々を過ごす。
そんな風に暮らしたい。

それは、自然豊かな環境で暮らすというよりは
そういうことを感じられる
心の余裕を持っていたい、
ということなのかなと思います。

↓は私が数年前に書いた文章なのですが、
今読み返してもこの言葉と表現が
私の心にしっくりきて
我ながらよく書けている!と思います笑

子どもの頃からずっと変わらず大好きな絵本
『ちいさいおうち』

温かくて柔らかい挿絵がかわいくて好きでストーリーも好き。

これは子どもの頃に伯母がくれたもの。
(奥付を見てみたら昭和39年発行の第8刷😲価格は150円!
そして右開きで文章は縦書き。
今とは違うことに久しぶりに開いて気付く。
初版は昭和29年。今は何刷になっているんだろう)

私はどう生きていきたいのか、と聞かれたときに
ぼんやりとした曖昧なイメージばかりで
なかなか言葉にならなくて。

この絵本を久しぶりに読んで
やっぱり好きだなぁって思ったときに
こういう生活を送りたいのかも!と思った。

日が昇って沈み夜になれば月や星が輝く。
春夏秋冬の季節の移りかわり。
そういうものを見て、感じながら日々を過ごしたい。

空や雲を見るのが好き。 
月の満ち欠けや星を見るのが好き。
春の芽吹きも夏の暑さと青空も
秋の紅葉も冬の白さと寒さもそれぞれに好き。
(暑〜い💦とか寒〜い⛄とかあるけれど😝)

だから田舎で暮らしたい、ということではなくて
(ちいさいおうちは田舎に戻ってきて
街にはもう二度と行きたくないと思っているけれど)
毎日自然やその変化を感じながら過ごす
余裕やゆとりが欲しい、ということなのかな🤔
街に出てお茶したりオシャレを楽しんだりもしたいし❤️
今のこの場所での暮らしもとても便利だし。

あとはゆったりとした時間の流れかな。
今の社会のスピード感は私には早すぎて😅

まだすべてがうまく言葉になるわけではないけれど
私の心の中には『ちいさいおうち』の景色がある。
この景色にとても心がときめく。
それを大切にしたいなっていう想いを書いておきたかった。

気になって本屋さんで見てみたら
『ちいさいおうち』には
私が持っている“岩波の子どもの本”シリーズと
絵本があるようです。
(内容は同じなのでどう違うのかと
聞かれてもうまく説明できませんが😅)

岩波の子どもの本シリーズは
2023年に第78刷が発行されていて
現在の価格は800円です。

絵本は2023年に第67刷が発行されていました。
(絵本の初版は1965年)

時代を超えて本当に多くの子ども達に
親しまれ続けているんですね。



私は北海道の美瑛町が大好きなのですが、
そういえばこの丘の感じは
ちいさいおうちに似ているかも!と気づき、
何度訪れてもたまらなく心惹かれる理由が
わかったような気がしてひとり納得しました。

美瑛の朝。清々しくてとても気持ちがいい♡


子どもの頃からずっと変わらず
惹かれ続ける景色を大切にして
理想の暮らしを叶えたいな、と思うと
心の中がぽっと温かくなるように感じます。


あなたには心惹かれる風景がありますか?
それはどんな景色ですか?


今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀

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