おじさんたち
あぁ、腹の底から煮えたぎる思い。
電車とか近所で見る、ダサい方じゃなく
言い方がムズイ。
あの、少し成功したような、少しお金持ってるような、でも、少し嫌な感じのおじさん。
あいつらが気になる。
俺を見て、何か思っているのだろうか。
気に食わない。自意識過剰だろうか。
あいつらも同じことを思っているのだろうか。
余計な心配かもしれない。
だが、ひとつ言いたい、
多かれ少なかれ、やつらがいまの日本や、その外の交流を作ったり、あるいは壊したり、している。
はずさ
だから、少しは興味があるのも当然だ。
俺は政治家だけじゃないと思う。
だって、すべての人間に、国際交流の機会があり、会社や社会でアイデアを出すチャンスがある。
だからだ。
奴らは偉そうにしている。
俺は奴らより偉くない。
たぶん。
だからこそ悔しい。確実に年収は少ないし、
確実に喧嘩も弱い。
だからこそなんだ。
俺はいま腹の底から煮えたぎる思い。