「大変」という言葉
noteをはじめて数日。
どんな機能があるのかな…といろいろと研究する日々です。
そこで見つけたのが
#大切にしている教え with 日本経済新聞
自分のよりどころ・糧となっている「教え」を募集しているそうなので、
今日は、私自身が大切にしている「教え」について書こうと思います。
これは、私が大学生だった頃、寮の受付に置いてあった日誌に先輩が綴られていた言葉です。
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「大変なこと」それは一見、困ったことや骨の折れること、そして時に辛いこと…といったマイナスの印象を抱いてしまいがちな出来事。
だけれど、その「大変なこと」から逃げずに向き合って、それを乗り越えることができたら、「自分が大きく変われる」出来事になる。
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そんな内容でした。
親元を離れて慣れない寮生活をりながら、これまたスタートしたばかりでわからないことだらけの、不安だらけの大学生になりたての私には、目から鱗の発想で、その時悩んでいたことがすべて、その一言で解決されたような、そんな気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。
お顔を見たこともない何代か前の先輩の言葉が、私の「教え」になった瞬間でした。
それ以来、「うわぁ…これってちょっと大変そう…」と思うことに出会ったときには、先輩の言葉を思い出して、
「大丈夫、大丈夫…。これをやり切ることができたら、私は大きく変われる…成長できる!チャンス!」
そう自分に言い聞かせ、自分を奮い立たせてきました。
そして今、子どもを育てながら、学校で教壇に立ちながら、子どもたちに節目節目でこの話をしています。
自分を前向きな気持ちに変えてくれた「教え」が、時を経て自分以外の他の誰かに届き、それがまた誰かの「教え」になっていく…
「大変なこと」は自分を「大きく変えてくれる出来事」そんな風に思えるだけで、少し前向きになれる。前向きになれると、色々なことにチャレンジできる。チャレンジするとこれまで見えていなかった景色が見えてくる。世界が広がる…
これからもこの「教え」を胸に、笑顔で明るく前向きに過ごせたらいいな、そう思います。