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続けるための終活

突然ですが、

もしあなたのお店が順調に進んでいるとして、

いつまでお店を続けますか?
 

 
私は60歳までと決めています。 
 
 
私には娘が2人いますが、継ぐつもりはないようですし(笑)、継いでもらう気持ちもありません。
 
 
自分のわがままで始めた店なので、引き際は自分で決めるつもりです。
 
  


って言うと寂しいですが、 

 


いつまでやるかを自分の中で決めておくのはありなのかなと思っています。
 
もし「体力が続くまで」と思っているなら、少しずつ今のやり方を変えて、楽なように持っていく必要がありますよね。

  


私は店をオープンしたのが49歳で、今54歳ですが、明らかに体力が衰えています。

目も見えづらい。
疲れが取れにくい。

今日は朝から飛蚊症にやられました(笑)

 

40代でお店を持つと決めた方は、おそらくもう後戻りやリベンジができないことを重々承知だと思います。

うまく行かなくてもやり直せるなんて甘いこと、私は言いません(笑)

  


熱情に押されて走らなければ弾みはつけられないでしょうが、いつまでもは続かないことを理解しておく必要があると思います。

バラエティー豊かなメニューも、
流行りに乗ったメニューも
長い営業時間も
やがて続かなくなります。 
  


あなたは何のためにカフェをしているのでしょうか。

カフェが好きだから、やりたいことをやったという事実が達成感なのか、

長く続けて惜しまれて引退することが達成感なのか、


あなたの目的であなたのやるべきことは変わるはずです。  
 

私の娘達はきっと店は継がないと思うけど、
人生をかけて始めたこのお店の収益を、

私がいなくなったとき残してあげたいというのが、

今私がカフェを続けたいと思っている理由です。

 

どう頑張っても皺や白髪が隠せなくなってまでこのカウンターの前に立つつもりがありません。

 

でも、私の店や家の近所には、

おばあちゃんになっても自分が頑張れる範囲で喫茶店を続けている方が何人かいらっしゃいます。

 

どちらも正解。
 
  


いまむらみちよ


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