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映画「レッド・ワン」感想

サンタが攫われた!!
という、情報だけで観に行きましたw
面白設定すぎて気になったのですが、「サンタ話だから子供向け?なのかな?」という思いもあり、時間が合わなかったらやめようかなあ、と思ってました(おい)。
が、これは無理矢理でも観て良かった!
沈んでいた心が浮上しました!

クリスマスイヴイヴに、サンタが何者かによって誘拐される事件発生!
護衛のカラムはサンタ(コードネーム、レッド・ワン)を救出するため、世界一の追跡者で、賞金稼ぎのジャックに協力を依頼し、2人は大追跡を開始!
犯人は誰か?犯人の目的は?
そしてイヴの「全世界にプレゼントを届ける」大仕事までに、サンタは奪還出来るのか?

という筋で、わかりやすくて良きw
考察疲れ(笑)の頭にも、優しいお話です。

この下、ネタバレあるかもしれませんので、要注意でお願いいたします!!






主人公は長年サンタの護衛を続けてきた、カラム・ドリフト。彼は、この年のクリスマスを最後に職を辞する決意を固めています。長年職務を続ける中で、大人の心無い行動を見続けてしまい、「大人の中にある「子供の心」が見えなくなっていたのです。
最後のクリスマスイヴまであと一日に迫った日、
世間から隠され、極秘とされてきたサンタたちの街に不法侵入する者が。
犯人はサンタを攫い、カラムの追跡を上手くかわして、行方をくらませてしまいます。
実は犯人からの依頼でサンタの居場所を特定してしまったのは、何も知らずに仕事を受けたジャック・オマリーでした。
カラムたちに半ば脅されて、いやいやながらもサンタ救出に協力することになったジャックは、サンタを信じたことがないという少々ひねくれた(笑)性格。
離婚した妻との間の一人息子とも、ギクシャクしています。

カラムとジャックが犯人の足取りを追っていくのですが、まあ、犯人が犯人なので普通じゃない妨害にあったりします。ビーチでスノーマンに襲われたりとかw
サンタの弟さんのクランプス、なんか憎めなくて好きw
黒幕のグリラも、憎めなくて。サンタのやり方では世界は良くならない!て強行手段に出るわけなんですが、まあ、わからなくはないというか、「我慢の限界!」てなってるんだなあと。
総じて、このお話は悪者はいないんですね。「悪い子」はいるけどw

それにしても、サンタがめっちゃかっこいい!
プレゼントを配る、その一日の為に毎日トレーニングに励み、ムキムキ!
心根も見た目も理想のサンタそのもの!
好きー!!w

あと色々ガジェット的なものも、面白!
カラムが使っていた腕につけるあれw
オモチャを「本物」に出来たり、体の大きさを変えたり、仲間(?ニワトリw)を呼び出したり、力を強くしたり。これは観てて楽しいです。
そしてちゃんと布石として機能してるのがすごい!

なんやかや、段々「相棒感」が増していく2人も良かったー!
実直一直線!なカラムを、悪知恵の働くジャックの機転が助けたり。
バディ物としても結構良きです!

一番好きなのは、ラスト近辺。
「一晩でどうやって世界中の子供達にプレゼントを配るのか?」「無理じゃね?」
という、長年の人類の疑問(笑)に真っ向から「こうだぜ!!」て答えてくれるところ。
これは、子供たちの「夢」を守ってるなあ!と。細心の注意を払って、ギリギリのリアリティを探った結果!みたいな。
どデカいトナカイ(可愛い)が音速超えて走ったり(w)、ソリがハイテクだったり、煙突から入る時に体のサイズを変えたり!サポート体制(プレゼントをあらかじめ地域ごとにわけたり、サンタの痕跡を残さないように消したり直したり)が、半端なかったり。
「これならマジで可能なのでは?」と思わせてくれる。
この「サンタのお仕事〜密着24時!」wみたいなシーンが、なんかもう…胸熱…
子供の夢を壊さないで、そして大人たちに「もう一度サンタを信じてみたい」と思わせる、良いシーンです。
あったかくて、本当に好き。

ジャックが息子とソリで語る場面。
ジャックも良いし、「大人の中にある「子供」を見る目を取り戻した」カラムと、サンタのやりとりも良い。

本当にサンタを信じてみたくなります。
こういう映画は多少破綻してても許せちゃいます。
そしてクリスマスソングを脳内リピートしながら、ニコニコ帰宅出来ますw

これは観て良かったー
本当に良かった…他の映画にしなくて…w
荒んでいた心が癒されました(笑)
お子さんと観ても「今年もサンタさん来てくれるね」て言える映画なので大丈夫です(笑)!
ぜひ!

侍タイと並んで「癒されますで賞」かな、これ(笑)

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