3学期を左右する!冬休みの過ごし方【発達障害のお子様版】
こんにちは。私は、児童発達支援事業所の施設長を務めておりました。
私は日々、発達障害を持つお子さまとそのご家族を支援する中で、親御さんからのさまざまなご相談を伺っています。
この時期、特に多いのが、長期休みの過ごし方についてのご質問です。
さらに私自身、知的障害を持つ妹がいます。
家族としての経験と支援者としての視点、この二つを活かしながら、今日は「冬休みの過ごし方」についてお伝えしたいと思います。
冬休みというと、クリスマスや年末年始など、特別なイベントが目白押しで楽しい期間でもありますが、発達障害を持つお子さまにとっては、普段のルーティンが崩れたり、刺激が増えたりすることでストレスが溜まりやすい時期でもあります。
そんなとき、「どうすればお子さんがストレスを抱えずに過ごせるのか?」「癇癪や不安定さが増えたとき、親としてどう対応すればいいのか?」といった疑問が湧いてくるのは当然のことです。
また、冬休み明けには3学期が待っています。休み中の過ごし方が3学期のスタートダッシュに影響することも少なくありません。
私自身、親御さんが冬休みの過ごし方に頭を悩ませる気持ちや、3学期に向けた不安がとても分かります。
この記事では、発達障害を持つお子さまが冬休みを楽しく、そして安心して過ごせるようにするための具体的な方法をご提案します。
また、お母様やご家族が少しでも負担を軽減しながら、心穏やかにこの期間を過ごせるような工夫もお伝えしていきます。
ぜひ、親子で楽しい冬休みを迎えるためのヒントとして参考にしていただけたら嬉しいです。
1.冬休みの基本!生活リズムを整えよう
発達障害を持つお子さまにとって、規則正しい生活リズムは心と体の安定に欠かせません。冬休みは学校がないため、日常のリズムが乱れやすいのが課題です。
① 起床・就寝時間の固定
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