見出し画像

私のなりたい大人不動のNo.1パトレイバー後藤喜一

突然ですが私は後藤隊長が大好きです!
あの昼行灯具合がたまらん

いつの間にやら、後藤さんより年上になるとは

数えていませんが生涯一番多く観た映画は、
「機動警察パトレイバー2 the Movie」です

パトは劇場版1も何十回観ていますが、2は
今もたまにdアニメで観ています

という訳で今回は後藤さんの魅力を言語化して3点でまとめてみようと思います

①ギャップが魅力

普段は隊長室でボーっとしていたり、特車2課は海沿いにあるので釣りをしたりしている隊長

まるで世捨て人のように普段は主体的に動く事はありません

部下が定時になったので、交代勤務の上司が
渋滞で戻ってきていないものの、帰って良いですかね?と聞いてきた時も

「そりゃ良いけど…まぁいっか俺もいるし」
「はいお疲れ様、まったねー」と言った後に
「いい訳無いじゃないの」と呟く隊長

分かる!今なら気持ち分かるぞ!

合気道のように普段は全く力が入っていない姿

とはいえ、事件が起きる気配を感じると暗躍
しながら松井刑事とこそこそ連絡を取って情報収集、しのぶさんに怒られます

正義の為ならば警察組織すらも逸脱し事件解決の指揮を取る、上司すら一喝の姿は何度観ても痺れます!

だから遅すぎたと言っているんだ!

OnとOffの差に深みが出ています

同じくらい攻殻機動隊の荒巻課長も好きですが、荒巻さんは隙が無さすぎなんですよね
それも最高ですが

②緻密な計算と心理操作

後藤さんは昔は警視庁で「カミソリ後藤」
呼ばれた程の切れ者

そんな切れ者がなぜ特車2課の埋め立て地に?

切れすぎたんだよ(松井さん談)

大局に影響しない事は放任主義、部下に任せて失敗したとしても「何やってんだか」で済ませます

ただ肝になる核心は外さない

劇場版1では、その策士の面も描かれています

レイバーの新OSが導入され、それが引き金で
事件が起こり始めている中、部下たちは心配
します、自分達のレイバーも暴走するのでは
ないか

そして篠原遊馬は実家の篠原重工を探り始めてシステムに重大なエラーが隠されている事を
突き止めます

…ただ後藤さんは元々、その新OSを危惧して
おり整備のシゲさんと内緒でインストールしていなかったのです

それを隠したまま、部下の自主性で懸命に真相を探らせる、悪人ですよねー、良いなー

あのクソ中年!純情弄びやがって!と遊馬に嘆かれる

決して部下に強制はしない、ただ誘導は少し
する(笑)
その辺りも魅力です、素敵

③悪と紙一重

テレビシリーズ、漫画では、これも悪役として私の好きベスト3に入るであろう内海さん
います

信用できない笑顔、最高

この人も底知れない魅力的な悪なんですよ

普段はニコニコしながら、平気で犯罪を犯す

仲間や所属している会社すら切り捨てる非情さも持っています

それだけでなく、人としての情も混在しているから嫌いになれない

そんな内海と後藤さんは、まるで紙一重のように思う事があります

悪党の心理が分かるからこそ、予測できる

終盤に二人が表面上笑顔で言葉のジャブを打ち合うシーンは最高です

劇場版1でも、しのぶさんに「ねえ、気付いている?あなた帆場の話をする時なんだかとても嬉しそうな顔しているわよ」と指摘されていました

警察という組織を選んだから正義の味方たりえただけで、別の選択をしていれば、希代の犯罪者になりえたかもしれません

後藤さんと大学時代の友人がテロを起こすOVAの「二課の一番長い日」も大好きです

もしかしたら自分自身を鎖で縛るために警察を選んだ、なんて事は想像し過ぎですね

199X年レイバー犯罪が起こる未来には、なりませんでしたが、エンタメ作品のパトレイバーはいつまでも心に残る現在進行中の名作です

内海さんを思い出したら、久しぶりにコミックやテレビ版なども見たくなりました

今日は大好きな後藤さんの魅力を言語化してみました

お読み下さいまして、ありがとうございます

失礼致します



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集