消費社会からの離脱
未来についてできること、について考えてみたこと。
とめどなくつらつらと書いてみる。
1.容器回収ビジネスがすすんでいない
SDGsの宣言から数年。容器のリユースサービス、量り売りの店舗はまだあまり消費する我々まで浸透していない。
・一世を風靡したLOOP(https://exploreloop.com/ja/)
イオンに存在しているものの、かなり片隅、人の動線上からかなり外れた片隅にぽつんとLOOP。
ホームページには賛同する数々の会社名がまだ並んでいるが、先日イオンのぽつんとLOOPコーナーをみる限り10種類も無かった。
かつ普段買うような国内企業ブランドのものは皆無であった。
寂しい、寂しい限りである。
これは、何故なのか?自らの消費行動面からしか分からないのだが考えてみる。今、考えてみようと思ったのだ。
①通常のプラスチック商品を買ってから、LOOPに気づく(意識していても忘れる)ダッテ、場所が悪い。多分買い物に訪れた場合、リサイクルコーナーでプラトレイとペットボトルを回収機へ入れた後、買い物かごとレジゴーを持って、その日の楽しい買い物をするからである。
その間にLOOPコーナーは無い。張り紙がしてあれば思い出せるかもしれないので、お客様の声にでも投書してみようかと思う次第である。
②そもそも初回に買えば良かった、でも欲しいものが無い。
個人的にリピート買いしたい商品は、生鮮食品、醤油(ヤマサ)・酢(ミツカン)・シャンプーと洗濯洗剤(花王)であるがこれらはラインナップに無い。
最近ポカリスエット(瓶)が対応したが、コレジャナイ感を感じている。(すみません、粉派なのです)
・カフェのプラ容器
店内混んでるので、持ち帰るけど丁度良く空の水筒は持っていない。
何か入っているのだ。
ふとカフェ/外食業の共通カップのリターナブル化の事業を起こそうと思ったことがある。
駅やコンビニに回収する箱を設置、シェア事業のように回収タイミーがいてくれて大手の洗浄施設で一括洗浄、それぞれのカフェがそれを「購入」し販売時に容器代を載せて利用する。
容器にはRFIDをつけておきたい。
…いくらかかるの?
もう少し細かくブレイクダウンして考えているが、同じことを考えている人、沢山いそうだな、とも思う。
2.流通業の無料アプリと大量販売は続く
流通業の原理として、会社が持続可能な売上高が必要なのは承知である。
SDGs参画は必要、しかしどれかのゴールに絞っていけば参画感は世にアピールできる。
このため、「必要な量」よりも多く、より手にとりやすい形と金額感で世に送り出される。EC販売も個配であるので宅配業の人材不足課題とCO2削減のゴールを満たすのは難しいように思っている。
そんなこんなで沢山の商品を製造販売しなくても、企業に収益が入る方法は無いのか?ということを近年、考えるようになった次第である。
例えば、アパレル産業であれば近年販売員の方やバイヤーの方が「STAFF START」などのサービスを利用してアプリ上でコーディネート提案をする企業が多い。私は低身長であるので、正直低身長のコーディネート情報はカウンセリング料を払ってもいいくらいの価値がある。
そしてアプリがあるが故にファッション雑誌を買う文化も同時にすたれてきていそうである。
商品を買ってほしいために、大切なノウハウをタダで撒いてしまっているのかもしれない。タダのものに価値を感じにくいのは世の常。
ちょっと勿体ない気がしている。
有料カウンセリングナイトのようなものや、会員ビジネスがあったら良いものを少しだけ、付加価値をつけて販売できるかな?と思ったりもする。
また、メイク産業、健康食品、生鮮食品であっても同じように思う。
3.まとめ
一個人の願いがかなうためには、企業にささやかな声が固まって届くと良いのかもしれない。
消費者が捨てない、捨てさせない、無駄はしないとの意識をもっと持っていけて、「勿体ない」が減り、ひいては地球の長生きを皆で願うようになることが未来の希望である。
皆さんの目にとまり、それぞれ思っていることの声がまとまって大きな流れになればと思い願い、この記事を書いている。
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