【②前編/否定される】我が家の宗教対立
⚠すべて個人の感想です。
⚠記事内のイスラム教にまつわる話は、すべて夫から聞いた話です。
⚠私は自衛のため改宗しません・していません。
◇◇宗教対立シリーズ◇◇
【①聞かされる】
イスラム教についてこんこんと聞かされる日々(興味・恐れ)
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【②否定される】
神社に行こうとしてバトって、宗教の話題を出すのはもうやめようと思った話(屈辱・諦念・意地・嫌悪)
↓
【③切り込んでみる】
調子乗って色々質問してみた話(兆し・探り)
↓
【④伝えてみる】
自分の死生観と生まれた意味について思ってることを伝えてみた話(勇気・肯定・雪解け)
とある日、定期的に行っている地元の神社へお参りに行こうと思い立ちました。
時間があった学生時代は月一くらいで参拝していましたが、ここ最近はもう少し間が開いてしまっています。
ひとりで行くつもりでしたので、
「ちょっと今から神社にお参りに行ってくるね〜」
と伝えたところ、
「俺も一緒に行くー」
という夫。
ここで夫は、いらんひと言を言いました。
「でもさー、その神様はその場所にしかいなくてわざわざ出向かないとお祈りできないんでしょ?
それでお金(お賽銭)まで出さないと祈りを聞いてくれない、それって神様って言うの?おかしいと思わない?笑」※ほんとに語尾に(笑)がついてましたバカにすんなよ。
続けて
「俺らはその場で祈ればそこに神がいる。神はいつでもそばにいる。」
と。
定期的に地元の神社へ行くのは、
日頃の感謝を伝えるだけでなく、
近況を報告する中で自分の心と向き合い、心の整理をする時間でもあるのだと感じています。
私にとっては神聖で大事な時間です。
それが彼の指摘のせいで、
私の(彼からすれば間違っていようが)ピュアな信仰心や尊い時間がぶち壊されました。
「あぁそうか。彼から見たら私は、ナンセンスな場所(神社)にたいそう真面目にナンセンスなこと(お金を払って祈り、感謝)をしに行くのだなぁ。」
私の中で、彼との間に埋まらない溝ができた瞬間でした。
この人に私の宗教観を話すのは止めよう。
神社やお寺に行く話も彼にはよそう。家族・友だちとだけ、こっそり行こう。
イスラムは寛容な宗教だとか言っときながら、隙あらば他の宗教のウィークポイント指摘するじゃん。
こっちはいくら腑に落ちなかろうが決して否定しないようにめちゃくちゃ気を遣ってんのに、そっちは平気で言っちゃうんだ。
で、こっちが怒ったら「ほら、図星だから何も言い返せないじゃん」とか言う。そういう男一番きらい。
今、うち、おまえきらい。
彼にそんなつもりはなくても、彼は私を論破してくると感じる。
彼からしたら、心から信じる話をしているに過ぎない。
そしてだからこそ、私が何を言おうが覆ることはない。
この世に絶対は無いが、
人はいつか死ぬことと彼の信仰心は絶対だから。
(かなりおこ)
後編へ続く。。