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スポーツではあるが(2024年12月13日)

熱狂的ファンではないが、テレビ放映があればフィギュアスケートをみていた。

2002年ソルトレイクシティの男子シングル金メダルを獲得したロシアのアレクセイ・ヤグディンの美しいステップが好きで、何度も巻き戻してみたし、高橋大輔、羽生結弦も好きなので見ていた。

先日のNHK杯女子シングルでは表彰台を独占という快挙に驚くばかり。
日本人選手の活躍と躍進ぶりには文句のつけようがないのだが、競技的にどうなのかとここ数年思っている。個人的には、ジャンプの回転数と数はもうよくないですか、と。

わたしが好きなフィギュアは、ジャンプだけでなく、ステップとか、アイデアとか、表現力で構成されていた。
それがジャンプばかりになって半減している。

かつて、1990年まで、フィギュアの大会には、氷上に課題の図形をいかに正確に描くかというコンパルソリー(規定)というのがあった。
ジャンプも音楽もない。
図形をいかに美しく滑走し正確に描くかだから見ている方はクソつまらない。

それをなくせたのだから、今後も変化するのではないかと期待している。いや、変わってほしい。

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