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娘三人、ぷんすか「光る君へ」第44話(2024年11月18日)

ごきげんよう、まひろさま。
貴方の願い通り、孫を帝にした道長様は栄華を極めました。
かつて道長様は父兼家にこう言いました。
「帝は誰でもよい。臣下がしっかり支えればよい」と。頼通に摂政を譲り、四納言、賢人右府実資と一条帝時代からのキラ星のごとき人材が揃ってます。

太皇太后、皇太后、中宮の地位をそれぞれ娘が占める一家三后という前代未聞のことを成し遂げました。
行成が「天の定めは人知の及ばざるもの」と、敦成親王を東宮にするにあたり一条帝に進言した通り、強運もここに極まれる様相です。

しかし、当の娘たちは父にぷんすか。
父親の道具とされたことに憤りを感じてます。
望月の歌の大合唱に、娘三人の気持ちは置き去りにされています。

まひろさまは、あの六条のあばら家に降り注ぐ月の下での道長との誓いが成就されたのだと感慨深げだけれど、それでよろしいの? 
そんな回でした。

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