「17歳のカルテ」の救いはここにある。ペトラ・クラークの”DownTown”
映画を見ていて忘れられない1曲と出合うこともあります。今日は「17歳のカルテ」で出合った曲についてお話ししようかと思います。
2000年に公開された「17歳のカルテ」。アンジェリーナ・ジョリーとウィノナ・ライダー主演の映画です。
両親にすすめられるまま、精神病院に入院することになったウィノナ・ライダー演じるスザンナ。大きな瞳にブルネットのショートヘアがキュート。
その病院のボス的な存在、アンジェリーナ・ジョリー扮する強烈なキャラクターリサ。存在感抜群で、タバコをふかしているだけで絵になる。可愛すぎるアンジー。
その二人が夜中の病院で同じく入院しているお友達を励ますために部屋の前でギターを弾きながら歌ったのがこちら。
このシーンとその曲がすごく印象的でした。オリジナルはこちらです。
Petula Clark / Down Town
1965年リリース。相当昔の曲ですね。キラキラとした明るいメロディ。ペトゥラクラークのなめらかな英語の発音に思わず聞き惚れてしまいます。きれいな歌声だな。
歌詞の内容は「疲れた時にダウン・タウンに行ってみれば、必ず元気をもらえるわ。ダウン・タウンはあなたを癒してくれるはずよ」というもの。
@wiki
今の感覚だとダウンタウン=都市部に疲れて田舎に癒しを求めるっていうイメージなんですけど、この曲は反対の意味を歌ってますね。
都会に行ってパーッとやったら元気になるよ、的な方の意味でしょうか。
「17歳のカルテ」、映画の内容がヘヴィな分、対照的にこんな明るい曲は救いのようで、すごく印象に残っています。
天気の良い日の青空を見ながら聞いたら、悩み事も吹っ飛びそうな力がありそう。
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