どうでもいいね
人は時々誤解をする。難しい話じゃなくて、普通に。例えばお腹が減ったのが原因でイライラしてるのになんか他の原因があると思ってやけに不機嫌になっちゃったり。モーレツにニコチンを欲してると思ってても別にタバコが吸いたいんじゃなくてただ口さみしいだけだったり。
昔は(っていってもそんな歳でもないんだけど)いろんなことが分かってなかったっぽいなあと最近になって思う。だからなんか体調が悪いって時の対処法とかがよくわかんなくてイライラするとかあったけど最近はもう「ああ、低気圧かな」くらいにして全然気にしなくなった。こうして大人になっていくのかもしれないね。
たまに「大人は自分で自分の機嫌をとらなきゃいけない」みたいな話を見かけたりもするけど、確かに自分の機嫌って自分でしか取れないよなあと思ったりして。
ただ私はそれなりに影響されやすいのでその時に読んでる本とか見てるドラマとかから多大な影響を受ける。この前は遠藤周作の「海と毒薬」を読んでいる間なんとなく気持ちが落ち込んだりもしていた。もちろん本が悪いわけではないんだけれど、とにかくいちいち影響されてしまう。
水曜どうでしょうをみたら大泉洋の喋り方を真似したくなるし、流行りのお笑い芸人のギャグは言いたくなってしまう。でも、それでも自分の機嫌を取れてるなら、いいのかも。
でも一応プライドもあったりして、所かまわず「クセがすごい」とは言わないし、逆にもう流行ってなくても「カブれ!」って言っちゃう。自分なりのオリジナルさをどこかで出したいと思っている自分もいたりして、ね。
とにかくそうやって自分のご機嫌をとってるわけだけど、誰彼かまわずボケ倒してるわけではないから難しいよね。そういえばこの前最寄駅から歩いて帰ってたら駅前で酔っ払いのお兄さん二人組に絡まれたけどみんなで粗品の真似して楽しかったよ。そんぐらいの温度感がいいのかもね。
大変、起承転結の結の部分が全く思いつかない。まあ、それまでの「起承転」の部分はちゃんとあったのか、って聞かれてもわからないけどね。とにかく自分のご機嫌の取り方をもっと見つけていきたいよねえ。みんなで遊んでても突然バッド入ったりして辛くなっちゃったりするので。
人は時々、誤解をする。どうやらさっきのは口さみしいんじゃなくてやっぱりただタバコが吸いたかっただけみたいだわ。自分で自分のご機嫌取らなきゃいけないからニコチンの手を借りて楽しく過ごすことにします。