江戸のメイルマガジン第265号 2022年5月6日、お届けします
江戸のメイルマガジン 265号 2022.5.6 発行
黄金週間もまもなく終了します。お天気は目まぐるしいのですが、
非日常を楽しまれたでしょうか。
河内晩柑でマーマレイドをつくり、また、らっきょう漬けもしました。
手がかかる分、楽しみも大きいです。
1. 映画「大河への道」夢とロマンを抱き55歳から地図作りを始めた伊能忠敬。
2. ハイパー江戸博 江戸東京博物館のスマートフォンアプリが登場
3. サントリー美術館 大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―
4. 早稲田大学演劇博物館 近松半二――奇才の浄瑠璃作者
5. すみだ北斎美術館 北斎春らんまん
6. まもなく終了 根津美術館 特別展 燕子花図屏風の茶会
7. まもなく終了 國學院大學図書館 春の特別列品 「鎌倉幕府と執権政治」
8. 国立新美術館 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
9. 国立公文書館 デジタル展示 江戸の花だより
10. 国立国会図書館 本の万華鏡 江戸の花見
11. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
12. 國學院博物館Online Museum 企画展「モノで読む古事記」
13. 国立公文書館 デジタル展示 漂流ものがたり
14. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
15. 国文学研究資料館 くずし字を読む、国文研千年の旅
16. 江戸のくずし字講座のご案内 2022年5月オンライン授業のご案内
1. 映画「大河への道」夢とロマンを抱き55歳から地図作りを始めた伊能忠敬。
https://movies.shochiku.co.jp/taiga/
夢とロマンを抱き55歳から地図作りを始めた伊能忠敬。根気と執念で日本全国を測量すること17年。歩いた距離は地球一周分。そして1821年、遂に日本初の実測地図「大日本沿海輿地全図」(伊能図)は完成した……というのが歴史の授業で習うこと。しかし、200年の時を経て、そんな日本史の常識をひっくり返す映画が誕生した!
2022年05月20日(金)公開
劇場情報 https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=taigahenomichi
2. ハイパー江戸博 江戸東京博物館のスマートフォンアプリが登場
https://hyper.edohaku.jp/
江戸の人々の暮らしにはどんな工夫や楽しみがあったのだろう。
さまざまな人やものでにぎわう江戸の町を散策していまにつながる知恵をみつけてみよう。
3. サントリー美術館 大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_2/
本展では、大英博物館が所蔵する北斎作品を中心に、国内の肉筆画の
名品とともに、北斎の画業の変遷を追います。約70年におよぶ北斎の作画
活動のなかでも、とくに還暦を迎えた60歳から、90歳で亡くなるまでの30年間
に焦点を当て、数多くの代表作が生み出されていく様子をご紹介します。
2022年4月16日(土)-6月12日(日)
みどころ https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2022_2/extra.html
4. 早稲田大学演劇博物館 近松半二――奇才の浄瑠璃作者
https://www.waseda.jp/enpaku/ex/15806/
「妹背山婦女庭訓」・「奥州安達原」・「本朝廿四孝」・「太平記忠臣講釈」・「関取千両幟」・「傾城阿波の鳴門」・「近江源氏先陣館」・「鎌倉三代記」・「新版歌祭文」・「伊賀越道中双六」。
ここに列記した作品名は、浄瑠璃作者・近松半二が手がけた戯曲のほんの
一部である。これらを書いた近松半二は、生涯で六十余りの人形浄瑠璃
作品に作者署名を残している。
2022年度春季企画展「近松半二――奇才の浄瑠璃作者」は、演劇博物館が所蔵する膨大な日本近世演劇資料を利用して、あらためて日本演劇史における近松半二の位置づけを探るものである。
会期:2022年4月26日(火)-8月7日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
会場:早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室
入館無料
5. すみだ北斎美術館 北斎春らんまん
https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/2184
北斎やその門人たちの作品から、桜をはじめとした様々な花の作品約
100点を展観します。
会期 2022年3月15日(火)-5月22日(日)
休館日 毎週月曜日
「北斎花らんまん」展会期中、お持ち帰りワークショップ「北斎の花でデザインしてみよう」を開催します。本展4章「暮らしを彩る花の意匠」に展示している『北斎漫画』、『北斎模様画譜』、『新形小紋帳』から、北斎が描いた花や紋を抜き出したワークシートを3階ホワイエにて配布します。観覧後にワークシートをお持ち帰りいただき、切り貼りや写し描きをしていろいろな花を組み合わせ、オリジナルのデザインに挑戦してください。
6. まもなく終了 根津美術館 特別展 燕子花図屏風の茶会
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
本展覧会は、昭和12年(1937)5月の茶会で取り合わされた茶道具
の名品と共に国宝「燕子花図屏風」をご覧いただくものです。
会期 2022年4月16日(土)-5月15日(日)
7. まもなく終了 國學院大學図書館 春の特別列品 「鎌倉幕府と執権政治」
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2022_spring.html
本展では、反平家勢力の庇護者であった鳥羽天皇皇女八条院周辺の文書史料、久我家文書の源頼朝・北条義時・北条泰時発給文書、鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』に題材を取った奈良絵本『あさいな』など、初公開を含む本学所蔵資料から、頼朝や義時の時代をみていきます。
会期:令和4(2022)年4月2日(土)-5月14日(土)
8. 国立新美術館 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年
https://www.nact.jp/exhibition_special/2021/met/
本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する
約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は
日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から
19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った
巨匠たちの傑作が、一挙来日します。
2022年2月9日(水)- 2022年5月30日(月)
毎週火曜日休館 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
展覧会ホームページ https://met.exhn.jp/
9. 国立公文書館 デジタル展示 江戸の花だより
https://www.archives.go.jp/exhibition/digital/hana/index.html
平成29年度の企画展 江戸の花だよりを再構築し、植物図譜、園芸書、名所図会などの資料を取り上げ、江戸時代の人々の植物へのまなざしを
ご紹介します。
10. 国立国会図書館 本の万華鏡 江戸の花見
https://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/9/
ミニ電子展示「本の万華鏡」は、様々なテーマに沿って、皆さまを国立
国会図書館の蔵書の世界へと誘います。
気軽な読み物として、また、リンクをたどって幅広い資料を知る入り口と
してお楽しみください。
花見の風習が庶民にまで広まったのは、江戸時代になってからだといわれています。現代の私たちと同じように、江戸の人々も花見を楽しんでいましたが、現代とは違った面も多くありました。
11. ポーラ文化研究所 日本の化粧文化史 江戸時代1
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/cosmehistory/014.html
江戸時代1 伝統化粧の完成期、武家から町人主役の文化へ
いよいよ江戸時代へと化粧文化史は進んでいきます。江戸時代は1603年の江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間
にわたっています。そしてこの間に今日いうところの、伝統的なよそおいは完成されていったのです。
12. 國學院博物館Online Museum 企画展「モノで読む古事記」
企画展「モノで読む古事記」のミュージアムトークをオンライン配信中!
ミュージアムトークは全3回。
3名の大学教員がそれぞれの分野で展示を解説していきます。
▶第1回 【2020/8/29 公開】
「古事記を読んでモノを知る」渡邉 卓(國學院大學准教授)
https://youtu.be/swTy5Px57hQ
▶第2回 【2020/9/5 公開】
「この展示で言っておきたい 2つのコト」深澤太郎(國學院大學准教授)
①いくつもの「神代」② 古墳時代の葬送と神話
https://youtu.be/CVL1BmetpMY
▶第3回 【2020/09/12 公開】
「古事記と鉄」笹生 衛(当館館長・國學院大學教授)
企画展「モノで読む古事記」ミュージアムトーク 第3回「古事記と鉄」
https://www.youtube.com/watch?v=rcuwMDrEokU
13. 国立公文館 デジタル展示 漂流ものがたり
http://www.archives.go.jp/exhibition/digital/hyoryu/index.html
本展は、平成28年度の企画展「漂流ものがたり」を再構成し、アジアや欧米、
無人島へ漂流した日本人の体験談や、日本に漂着した異国人への幕府
の対応、異国の人びととの触れあいの記録などをご紹介します。
14. 明治大学博物館特別展「藩領と江戸藩邸 内藤家文書の描く 磐城平・延岡・江戸」
https://www.youtube.com/watch?v=u5cRtsXJ3-g
15. 国文学研究資料館
くずし字を読む
https://www.nijl.ac.jp/koten/kuzushiji/
くずし字をよんでみましょう。初級編から上級編まで
国文研千年の旅
https://www.nijl.ac.jp/koten/kokubun1000/
16. 江戸のくずし字講座2022年5月からの新講座のご案内
前期講座の受付が始まりました。すべてオンラインになります。
関西からの参加者もいます。夜ですので、海外の方もどうぞ。
参加される方は、インターネット接続環境があり、カメラ付きPC、
カメラ付きタブレットをご用意ください。初めての方には、開通テストも実施しています。
受講希望の方は、定員がありますので、お早めにメイルでお申込みください。
前期講座 オンライン授業
【江戸の黄表紙を読む】光延真哉先生
http://www.madio.jp/ko/kibyoshi2.html
本講座では、山東京伝作の『心学早染草(しんがくはやそめくさ)』を
取り上げます。当時流行の人生哲学、「心学」に題材を採った作品で、
人間の善心・悪心を表すユニークなキャラクターが登場するのが特徴です。
現代の「ゆるキャラ」文化の元祖と言っても過言ではありません。「悪魂」に心を支配された男の運命やいかに?!
初心者でもくずし字を丁寧に解説しますので、ごいっしょに楽しみましょう。
5月からの前期講座 月曜日に開催されます
2022年5/16、6/20 、7/11 、8/8、9/5 (全5回)
月曜日 20時-21時半 実施
2) 前期講座 オンライン授業 【御伽草子「浦島太郎」】 1月開始
http://www.madio.jp/ko/urashima.html
私たちがよく知っているおとぎばなしの代表作に、『浦島太郎』があります。この『浦島太郎』の原話は、古くは日本書紀や万葉集・風土記にまで
さかのぼりますが、物語的な形がはっきりと整えられたのは、御伽草子
(おとぎぞうし)と呼ばれる室町時代物語の『浦島太郎』になってからです。
しかし、この御伽草子の『浦島太郎』は、私たちが知っている現代の
『浦島太郎』の話とは、色々な点で異なっています。御伽草子の
『浦島太郎』を、江戸時代に出版された版本の本文で読み、
現代の『浦島太郎』とどこが違うか、正確に読み取っていきましょう。
5月からの前期講座 水曜日開催
2022年5/11 、6/8 、7/6 8/17、9/14 (全5回)
水曜日 20時-21時半 実施
いずれも初心者を対象としていますので、
お気軽に見学にいらしてください。
【ご紹介者特典】
知合い、お友だちなどをご紹介くださった方に、ご紹介特典を付けました。
見学されたお知り合いが、入会した場合、入会金を半額の5000円に優待。
また、ご紹介くださったご本人には、次期古文書講座の一回分を無料にいたします。どうぞ、よろしくお願いいたします。
■見学参加(一回に限り無料)もできますので、お気軽にご連絡ください。
■通信講座のご案内 初回説明会をオンラインで実施します
2022年5月27日(金)から半年間
http://www.madio.jp/ko/basho1.html
「芭蕉の更科紀行」を読む
芭蕉の更科紀行を題材に、くずし字の基礎を学びます。お客様の理解度に
合わせて、教材をwebからダウンロードしていただきます。半年間でかなり
読めるようになります。
次回は第266号 5/13 金曜日を予定しています。
なお購読を希望されない方は、office@madio.jp までお知らせください。
配信の停止をいたします。
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電話043-222-0179
email: office@madio.jp
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