脳は嫌なことは最後まで想像することを避ける
おはようございます。
初夏の風の気持ちのいい日です。
さて 昨日オンラインセミナーで先延ばしについて学びましたので
アウトプットしていきたいと思います。
ポイントはたくさんあったのですが
なるほど~と強く感じた点をシェアします。
「先延ばしを予防するにあたってどのようなことをすればよいか」
なんですが、
2つのストーリーを想像してみるのだそうです。
1つは「今すぐやるストーリー」
やるべきことを今すぐ/今日中に/できるだけ早く終わらせてしまえば
すっきりしてそのあとビールを飲みに行っても解放感と共においしく楽しく過ごせます。
夏休みの宿題のことをイメージしてもいいですね。
2つ目は「やらずに先延ばすストーリー」
やらなきゃいけないけど、なかなか手が付けられず優先順位の低いものや
スマホやコーヒーブレイクして逃避している状態。
今日中にやらなくてもなんとかなりますが、いつかは手を付けなくてはならないタスクを今日はやらずに、同僚と飲みに行ったとしますが、頭の片隅に
残している仕事のことがもやっ~っと出てくる。
そうなるとおいしいはずのビールを飲んでもすっきりしない。
そしてプレゼン前になってべそかくことになるというストーリー。
ここでタイトルにした「脳は嫌なことは最後まで想像できない」「嫌なことは想像するのを止めちゃう」という認知的回避が発動するのだそうです。
プレゼン前にべそかく状態まで怖くて想像できなくなってしまい、
まあ、いいさ、どうにかなるだろうと言いながら想像することを打ち切ってしまう性質があるのだということです。
先延ばししてやらないでいると最後には大変なことになる」というイメージまで持っていければ、まずいまずい早くやろう!と仕事に取り掛かれ先延ばしを予防できるというわけです。
認知的回避の機能があるということを知っていれば
今自分は回避しようとしているという自己認識ができて
やりたくなくてもあえて最後まで想像させることで危機感をもたせることができます。
もし、認知的回避を知らないと最後までイメージできず「どうにかなるだろう」の罠にはまり、「にっちもさっちもいかない状態」になって後悔することになり、成功体験も積めず、自己肯定感も下がってしまいます。
また逃げたときにの不安は本物の不安より大きくなる。
先延ばすとその恐怖がどんどん増していくそうなんですね。
確かに思い当たることが多々あります!
片付けなきゃならないパンドラの箱。
頭の片隅に沈殿しているタスク。
それをずーっと持っていると、夢にまで出てて寝覚めが悪くなり
さらに追い詰められて寝られなくなり、睡眠障害でうつ症状を引き起こし
おなかや胃が痛くなったりして身体症状にも影響が出てくるかも・・・・
ずーっと追いかけてくるからつらい
先延ばしでメンタル不調を引き起こさないように
やることはさっさと片づけるようにしていきたいですね。