![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160804361/rectangle_large_type_2_f4e8aca9aa17af0f1aea38f8b45c932a.png?width=1200)
4年前、大失恋をした自分に伝えたいこと
こんにちは、オーストラリア在住3年目のMilaです。
本日はnoteとマイナビの企画 #想像していなかった未来 にて、
「4年前、大失恋をした自分に伝えたいこと」について書いてみます。
この #想像していなかった未来 のハッシュタグを見たときに、真っ先に思ったことは「4年前のボロボロの自分が今の自分を見たら、信じられないだろうな」でした。
4年前、4年間付き合って婚約までした彼氏と別れ、「自分は人生で何がしたいんだろう」と悩みに悩んだ時期でした。
ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。
2020年8月
この時期に、わたしは4年間お付き合いした婚約者と別れました。
彼とは会社の同期としてインターンシップ時代に知り合いました。
全国配属・転勤の会社だったので、入社後におそらく遠距離になるだろうと思いつつも、その上でお付き合いを始めました。
案の定、私は東京・彼は愛知に配属となり、付き合った4年間のうち3年半は遠距離恋愛でした。
それでも楽しい時間は多かったですし、いつも優しく、暖かく接してくれた彼と、この先もずっと一緒にいたいと真剣にお互い将来のことも話し合いました。
お互いの身内にも何度も会って、仕事や生活の拠点など、結婚を前提に全ての物事を進めていました。
しかし、初めての社会人生活に加えて、お互い関西から転勤、そして遠距離恋愛。
「相手の仕事や生活を大事にしたい」と思う気持ちとは反対に、「さみしい」「会いたい」と常に彼に電話して、時間を奪って、困らせていました。
「寂しいから会いに来て」と、毎週末新卒の彼に愛知から東京まで何度も来てもらったり、
ほぼ寝ずに仕事をしていた彼のところにいきなり押しかけたりしたこともあります。
また相手の仕事が忙しいあまり、結婚を予定していた時期がどんどんずれていきました。
その時に「ちゃんとわたしと向き合って」と何度も伝えましたが、むしろ彼は結婚の話を出すどころか、「疲れている」としか言ってくれませんでした。
ただ、そんなお互いに無理していても、いつかはほころびが出てきます。
4年付き合ったうちの、最後の1年は会うたびに「結婚はいつになるのか」「わたしもう27歳だよ」と相手に詰め寄ってケンカになり、泣きながら家を飛び出して、帰りの新幹線でもずっと泣いていました。
最終的に相手が浮気したことが発覚して、付き合って4年目の夏に私から別れを伝えました。
「今、しあわせって胸張って言える?」
遠距離恋愛中も、彼の浮気を一度許した時も「今苦しい期間を乗り越えたら、そのあとはきっと楽しい」と自分に言い聞かせていました。
しかし、友達に言われた言葉で別れを決めました。
「今、しあわせって胸張って言える?」
「わたしから見て、そうは思えないよ」
その通りだと胸に突き刺さりました。
「今辛くてもしあわせだ」と言えたら良かったのです。
しかし、わたしは相手を困らせてしまうことも嫌でしたし、何より相手を追い詰めてしまう自分がいちばん大嫌いでした。
そして一度浮気されたことで、
「また浮気しているんじゃないかな」
「わたしがいない時に誰と何をしているんだろう」
と、疑心暗鬼になって、彼とたのしい時間を過ごすことができなくなりました。
時には辛くて暗いトンネルのような時間を乗り越えたら、明るくてキラキラした道も見えてくるかもしれません。
しかし、このトンネルでお互いを傷つけあった先に、そんなまぶしい未来は、私には当時まったく見えませんでした。
向き合うべきは自分
この彼との別れのあとに、一人になり、たくさんのことを考えました。
その時に思ったことは「わたしが向き合うべきは彼ではなく、自分だった」ということです。
「なんで自分が愛した人を信じてあげられなかったんだろう」
「なんでダメになっちゃったんだろう」
それは全て、自分が自分を信じてあげられなかったからです。
自分を信じていれば、その自分が好きになった相手も信じることができます。
「こんな自分いやだ」
「全然かわいくない」
「こんなんだから結婚話が進まないんだ」
自分で自分を否定するたびに、自分が愛した相手も否定していたのです。
私が本当に向き合うべきだったのは、自分だったんです。
気づいたわたしは、彼と別れた直後にカウンセリングを受けました。
そこで自分がアダルトチルドレンであることを知りました。
わたしは幼少期、不仲な両親のもとで育ちました。
特に母親から父親のグチを聞くことが多く、だんだんと「わたしが生まれてきたからお母さんはお父さんと別れられないんだ」と自分を否定しはじめました。
いつも自分を否定しているので、そんな自分が好きになった相手を信じることもできませんでした。
「ほんとうにわたしのコトがすきなの?」
「だったらいますぐ愛知から会いにきてよ」
そんなふうに相手を常に試して、疲れさせました。
詳しいわたしの過去・夫との離婚危機をきっかけに夫婦カウンセリングを受けて夫婦円満になったはなしは、別の記事にしております。
ぜひお読みいただけるとうれしいです。
その後のわたし
当時の彼とお別れして半年後、今の夫と付き合うことになりました。
婚約までして失恋をした後でしたし、夫は3歳下の後輩でした。
「結婚とか、あんまり考えずに気楽に付き合ってみようかな」
逆にそんな気持ちで付き合ったことがよかったのか、付き合って半年後には結婚の話が出て、そのさらに1年後にはすでに入籍していました。
そして、婚約までした彼氏と別れた2年後の8月に、わたしは夫と二人オーストラリアに飛び立ちました。
夫婦カウンセリングを受けた記事にも書いたように、オーストラリアに来てからもいろんな困難がありました。
初めての海外生活、慣れない英語、新しい人間関係…
今も毎日のように予期せぬ出来事が起きて、夫と言い合いになることもたくさんあります(笑)
けれど、今は胸を張ってあのとき声をかけてくれた友達に言えます。
「大変なことはあるけれど、とってもしあわせだよ!」
それは、きっと4年前の大失恋をきっかけに、自分と向き合うことの大事さをわかったからだと思います。
あのときの苦しさにもう戻りたいとは思わないけれど、
たくさん成長させてくれた
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はわたしの4年前の大失恋について、お伝えしました。
当時は上司に「結婚は諦めて仕事に生きます」と居酒屋で宣言し、上司をとても困らせたくらい、今の生活がとても想像できるものではなかったです。
今苦しい時間を過ごしていても、いつか振り返った時に「あの経験ができてよかったな」と思える時間も必ず来ます。
わたしも今永住権取得に向けて大変なことばかりですが、「大変だったけどしあわせだったな」と思える過ごし方をしていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
![Mila|「生きづらさ」を解決するコーチ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154566580/profile_42c2e4e40dc15d7fafbdc107d9fa7141.jpg?width=600&crop=1:1,smart)