電話のいたずら?

昭和50年代、田舎の子ども時代の話です。

自宅から少し離れたところに父の仕事場があり、

夕飯ができると私が内線をかけて父を呼ぶ習慣でした。

黒電話の受話器を上げて、ゼロを1度だけ回すとつながる仕組みでした。


ある日、何故か不思議なことに2度指が外れ、3回目でやっとゼロを回せました。そんな失敗は1度もしたことが無かったのに。

すると、何か変なところにつながってしまい、慌てて電話を切りました。

やがて、電話がいつもと違う音で鳴り出して不思議に思っていると、父がその電話を取ったようでした。

そして、内線をかけてきて、「警察に電話した?」と聞かれたので、え??いつものようにお父さんに電話しただけだと答えました。


後から考えてみると、2回指が外れた時「1」「1」、そして3回目に「0」をかけたので、、、

偶然にも「110番」してしまったんだ。

ああ、何故、一体、、、子ども心にそら恐ろしくなりました。


この話、親にも誰にも言ってないし、今後もとくに言うことないでしょうね。














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