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【INTP】【MBTI】劣勢Feの所感と発達障害について語る
久しぶりにMBTIです
劣勢Feについて、じわじわ感じていたことを書きました
考察よりも所感寄りです
心理機能の発達段階については個人差がかなりありますので、こういうINTPもいる、という感覚で読んでいただけましたら幸いです
なお、この記事はFeの特性に対してキツめのことを書いているかもしれませんが、軽視しているわけでは決してないことを先にお伝えさせてください
尊い物であることは理解しております
ただやはり劣勢機能ゆえマイナスな経験値を多く積んでしまいがちなので…
INTPと発達障害の関連性
INTPは発達障害との関連性が他タイプより高く指摘されており、実際INTPの数割は発達障害であるというデータもあります(データの信憑性はひとまず置いておいて)
私も発達障害の診断を受けており、非言語コミュニケーションが苦手なタイプであるため、そもそもINTP以外でもFeは劣勢である可能性は高いと思います
なので私の場合どこからどこまでがINTPの性質によるものなのか、発達障害による影響なのか曖昧であり、実際は複雑に相互し合っているのではないかと感じており、独立した考察は難しかったので、発達障害を中途半端に絡めた内容となっています
INTPの心理機能
主要機能:Ti(内向的思考)
補助機能:Ne(外向的直観)
代替機能:Si(内向的感覚)
劣勢機能:Fe(外向的感情)
Feが劣勢であるINTPの世界
上記のとおりINTPはFeが劣勢機能であり、特に若いうちは殆ど意識上に上がってこないため、周囲と摩擦を起こす原因となりやすいです
私も例に漏れず、なぜ怒っているのかよくわかりませんでしたし、特に論破するとキレられがちでしたが、私としては言っていることが伝わらないことに対する苛立ちしかありませんでした
感情軽視といわれがちですが完全に誤解です
軽視以前に他者感情の存在自体を認識できていないのです
必要とするエネルギーコストが大きすぎる
年齢を重ねると意識上に少しずつ上がってくるようになります
感情の理解がスムーズな人間関係に欠かせないことは理解するようになってきます、ほんの少しずつですが発達してきます
ただ感情を論理的にしか理解できないため、感情をいったん論理に落とし込み思考し、再び論理を感情へ変換出力し直す必要があるため、脳と精神に非常に負担がかかります
無意識には行えないため、意識する分だけ余分にエネルギーを消耗しますし変換出力し直すタイムラグも発生します
常時行うには消耗が激しく現実的ではありませんし、少しでも余裕がなくなると感情面が頭から抜け落ちてしまいます
無意識下で常に機能している
アウトプットは意識的ですがインプットは無意識的(潜在意識下)であると感じています
そのため感情が刺激を受けるともやっとするのですが、意識上で認識できないため、もやっと程度の情報量しか得られず言語化を行えません
成人以前はもやっとすら殆どわかりませんでしたが、思い返してみれば結構もやもやしていました
成長とともに少しずつ意識上に上がってくる情報量が増えてくるのか、保有しているエピソード記憶に対して、過去の感情が突然言語化されて浮かび上がってくることが増えてきました
大抵はトラウマであるあたり、やはり劣勢機能であることを感じますが…
周囲からの評価や視線が気になる
常時オンであると感じるもう一つの理由として、
私はしばしば周囲の評価が気になることが挙げられます
劣勢とはいえFeを持っていることによる影響と思われます
昔からそういう部分があることは何となく感じていましたが、正直そのように考えたくない、認めたくないと思っていましたし今も思っています
自身の傷つきやすい性質を小学生の頃には自覚していたため、周囲の評価を気にすることは傷つきやすさの自認と強化に繫がり、メンタルへかかる負荷が増すことを本能的に感じていたためです
どちらかといえば周囲の目線が気になる方ではないことは確かです
周囲の評価よりも自身の納得を優先させますし、多少なりともFiが発達している結果とも整合性が取れます
ただやはり劣勢とはいえFeユーザーであるのです
その証拠に
「自分は自分、他者にどう見られようと一切構わない」
と割り切れません
周囲へ馴染めず常に浮いていること、ぎこちない感情表現、自分の発言が相手に与える影響、無能な自分がどのように見られているか、周囲の評価が頭の隅に常にちらつくのです
俯瞰もある程度はできるし空気も結構読める
私の場合だと、能力不足による低評価を常に気にしており、一番の懸念であることは間違いありません
次に、自身の発言が間違っていないか、おかしなことを言っていないか、配慮はできているか、など他者の反応が気になりやすいです
空気を読もうと思えばある程度読める部分も悪い方向へ作用しています
空気読めないと言われがちですがおそらくは、
「空気はある程度読めるけど、読めてもその上でどのような言動を取ればよいのかはわからない」なのではないかと
もちろん読み違えている可能性も大いにあり得ますが
空気を読めても適切な行動を取れなければ、他者評価は同じです
いずれにしても周囲からの理解や評価が得られないのなら自分にとって納得できる、もしくは楽な選択肢を選んだ方が自身にとって健全であり得ではないかと最近は特に思っています
自身の感情が乱されメンタルが不安を感じ不安定になるためです
いっそ周囲を気にする部分を完全に捨て去ってしまいたい
割り切りたい
と思うのですがどうにも無理なのです
他者の感情を理解できないのに周囲の評価が気になることによる弊害
私は自分に自信がありません
失敗経験の山積により激しい劣等感を持っており、発達障害、不安障害も抱えています
そんな私が周囲の評価を気にしてしまうと、不安感が過度に刺激されメンタルに大きな負荷がかかります
理解できないことに対する劣等感、わからないことにより感じる恐怖や不安感に晒され続けると、この圧迫から逃れたいがために、どうすればよいのかを試行錯誤することになりますが、感情という論理で理解できないものを理解し取り扱えるようになるわけではないため、失敗経験が更に増え悪循環に陥るだけです
結局蓄積データを用い人まねを行い処世術として身に着けることでしか対応する術はないのですが、私の場合処世術は自身が納得して行っているわけではないため、自分に常に背いている状態となりこの点でも大きな負荷がかかり続けます
処世術はメリットもそれなりにありますが、精神負荷という大きすぎるデメリットと引き換えになるものでは、私にとっては結局のところありませんでした
膨大なエネルギーコストと自分軸の喪失による影響を甘く見積もっていたことにより適応障害を再発させ、不安障害も悪化してしまったため非常に後悔しています
感情がわからないなどと非難する人に人の感情はあるのか?
わからないことに対する不安や恐怖による圧迫は半端ではありません
逆にこの状態の恐ろしさや不安感を考えたことはあるのだろうか?
わからないと一方的になじられる側の気持ちを考えられない方こそ人の感情が理解できていないのでは?
持たずに生まれた人間の困難さなど想像する余地すらないきっとない
感情云々と叩く人は、多数派ゆえ何も考えていないだけなのか、数の優位性について認識したうえで行っているのか大いに疑問です
劣等感への刺激と強い理不尽
足りない知性に対してはただただ劣等感を感じるのみでしたが、
感情機能は単純に感情型が多数派であるため、こちら側が譲歩せざるを得ない状況に追い込まれている状況がしばしば発生しているだけ、とも言えるため正直強い理不尽さも感じています
おそらく多くのINTPは感情面に対する負荷を自覚できていない
他者感情を理解できないとメンタルへ大きく負荷がかかりますが、Fe劣勢の影響で(他の影響もあるのかもしれないが)他者のみならず、自身の感情も把握できないので、ストレスを自覚できず、ゆえに発散もできず気づかぬうちに蓄積されてしまいます
実質自身の感情を軽視した状態にあると思っています
蓄積されたストレスはいずれ必ずどこかで表出します
突然感情が爆発してしまったり、人間関係リセット症候群に陥ってしまったり
他者感情理解よりも自身の感情把握、分析を優先した方が良い
他者の感情を把握することなど不可能です
空気も必要以上に読まない方が良いと思っていますし、職場に至っては空気を読むことはしてはならないと言われたくらいです(専門家に)
優先すべきは自身の感情把握であり徹底したストレスケアです
自身のメンタル状態に余裕ができれば、自身の感情を分析することで、他者の感情へ寄り添うことが若干はできるようになるかもしれないと思っているからです
私はまだまだ全然ですが、どう考えても劣勢であるFeに抵抗するより、少なからず持っているFiを発達させる方が現実的で健全です
Fiも持っていない場合はちょっと方法思いつかないですが…
劣勢機能Feと発達障害の影響
劣勢機能をバランスよく発達させることは難しいように感じています
これは私の話になってしまうのですが、私が一生抱えていくことになる発達障害は劣勢Feとの関連性が非常に強く、発達障害の方が色濃く影響している可能性を否定できないためです
それゆえに他者感情を気にし始めると、対処できないのに中途半端に空気だけ読める状態となり、結果悪い方向へ作用します
わからないことに対する不安に支配され、元々足りていない脳のキャパがオーバーフローを起こし、わけのわからない言動を取ってしまったり、言葉が出てこなくなったりなどした結果、害しかない一人反省会を頻繁に行い、精神に更に大きな負荷がかかり、適応障害発症の一因にもなってしまったのではないかと考えています
気にするべき点が間違っていることも理由として挙げられると思いますがよくわからないのです
もうどんなに責められても無理なものは無理と割り切らなければ、私自身が潰れてしまうギリギリの状態になってしまっていることに最近やっと気が付きました
感情を軽視しているつもりはありません
できることなら寄り添いたい、共感したいと思っています
だけど認識の仕方が多くの方とは異なり、対処することもまたその性質、障害から難しいことが事実なのです
とっ散らかったまま終わる…
まとまり感に欠けますが…
INTPはFe劣勢により自身の感情も把握することが難しいけど、放置は弊害が大きいよ!自覚と対策は必須だよ!発達障害の人は特に影響が顕著だから気を付けて!でも人の気持ちをわかるようには1000年生きてもならない気がするから他のベクトルからアプローチした方が実を結びやすいと思うよ!
といった感じです
最後の方に書いている脳がフローしてしまう問題は、元々キャパが不足しているため通常時でも人と話している時起こりやすい現象でしたが、適応障害以降、というか結構最近かなり顕著で、うまく言葉が出てこず、詰まったり、返せないことが増えてしまいました
リアタイではない文字でのやり取りは時間をたっぷりとれるので影響は少ないですが即時反応は厳しいです
やはりメンタル、脳への負荷、脳疲労が限界なのだと思います
一応考察のつもりだったので、あまり現状のメンタルを絡めずに書きたかったのですが、不調から抜け出せないためちょっと難しかったです
これでも若干浮上したのですが結局そのまま年越ししてしまいました
蓄積していたストレスの大きさからの反動のように思います
これまでずっと自身の感情把握ができていないことを自覚できず、自身の感情から発生する問題に対して向き合うことが結果的にはできずにいたため、長期間抑圧され続けたことによる影響が濃く出ているように感じています
想定よりも状態が良くないため緩やかにでも浮上していけばそれでいい、という方向へ考え方をシフトしていく時期なのかもしれません
更に先日今後について圧をかけられ悪化したため、当面写真に没頭して過ごそうと思っています
ちなみにこの相手はどう考えてもF型なのですがしばしば私の感情を逆撫でしてくるためF型なのになぜ…と思っていましたが、もしや感情ではなく論理を逆撫でされることにより不快感を感じているのでは…と最近は思うようになりました、そう考えると色々つじつまが合います
写真は撮り始めに行った時いっしょに撮ったススキです
メインは別で近いうちにアップしたいと思っています