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INTPの気の散りやすさと過集中【適応障害】【MBTI】
巷で言われているINTPの気が散りやすさについて、
気が付いたことがあるので書きました
気が散りやすくなったのは成人後?
自分は集中力がある方だと思っていました
学生時代までは周囲の音や状況が基本的にシャットアウトされていて、集中することが容易かったためです
話しかけられても気づかないことが度々起こるほどでした
(これはこれで異常なのですが、後述します)
しかし社会人になってからは話しかけられても気が付かないという状態はまずいことに気が付き、意識してアンテナを張るようになった結果、すっかり気が散るようになってしまいました
同時に元々あった聴覚過敏が著しく悪化
それなのに集中し始めるとやはり話しかけられても気が付けない…
なんでこんなわけわからない状態になってしまったのか…
(こちらも後述します)
適応障害による気分障害
気分障害の出現には波があり、
状態が良い日(メンタルがフラット)と落ち込みやすい日に分かれます
私はこの1日の中でも更に波があると思っていたのですが、どうやらそうではないようなのです
撮影中以外は不調になりがちだと思っていたのですが、
撮影中でも度々気分が落ち込むため、もしかして違う?と考えにいたりました
仮説
おそらく調子の良し悪しは1日単位であり、
調子が悪い日は一日中落ち込みやすいのですが、
外出中は度々外的刺激を受けることになるので、そのたび気が散って落ち込みがフラット状態に引き戻されているのではないかと考えています
人の声とか鳥のさえずりとか水の音とか風の音とか、
全ての音に反応しそのたび気が散る
本来の調子なら撮っている間は殆ど何も聞こえない集中スイッチが入りやすいのですが(これはこれで結構危険なのですが…ぶつかりそうになったり踏み外しそうになったり…)
気分の落ち込みが強い日は集中スイッチが基本的にオフ状態であるらしく、移動時など特に気分の落ち込みが出現しやすい
だけど音などの刺激があるとフラットに引き戻される
あったのは集中力ではなく過集中
過集中とは
「物事に没頭しすぎて、周囲の様子に気づきにくくなる状態」を指す
自分は集中力があると思っていたのですが、
あるのは過集中で、集中力ではないのでは…
と今回のことで思うように…
そう考えるとこれまでの何もかも辻褄が合います
なお過集中はINTPの性質ではなく発達障害に多い性質です
コントロールもできない…うん辻褄合う…
私はカフェなどで作業をすることができない
激しく気が散るためです
人の動き、音、声、ざわつき、光、風の流れ、何もかもが私を刺激して集中から遠ざけてしまう
作業カフェにipadを持ち込んでお絵描きしたい願望があったのですが、どうにも気が散ってしまってだめでした
ノイキャンを使用すれば緩和されますが、
なぜか私が一番カットしてほしい人の声はカットできない
小さくはなりますが私は完璧に聞こえなくしたい…
名高いSONYのM4イヤホンを使用していましたがそれでもだめだったため、機種の問題ではないと思われますし口コミも同様でした
(出社時にはかなり役に立ちましたが2年程度で故障してしまったのでコスパ的にちょっと…許可はいただけていたので、ヘッドホンタイプにするべきだったかと思いましたが、目立つためやはり抵抗感が…)
(ちなみに耳栓は聴覚過敏悪化の可能性があるため非推奨)
過集中におけるメリットとデメリット
集中力はありませんが作業スピード自体は恐らく悪くないです
(そこそこ慣れた業務なら、初めての業務は超絶遅い)
一度集中し始めるとしばらく切れないし、
特に締め切りが近くなるとその傾向はより顕著となります
過集中に近い状態になりやすいためと思われます
過集中は結構チート状態なのですが
基本的にコントロールがきかない…
「余裕を持って終わらせる」
ということはできず
「締め切りギリギリプレッシャーがかかりやっとスイッチオンとなる」
というジャンク品仕様であるためしばしば追い込まれる結果に…
ただこの過集中モードは非常に強力で勝率100%くらいでして
しかもなぜか従来キャパの120%くらいの力を発揮できます
そのため追い込まれてもまあ大丈夫間に合う、という誤学習を繰り返した結果妙な自信があったりします
単にギリギリにならないとやる気が起こらないゴミな性格と思っていましたが、元々気が散りやすく集中力がないため、余裕をもった行動はしたくてもできない、と考えるとやはり辻褄が合ってしまいます
仕事
なおさすがに仕事は可能な限り早めの提出を心がけていましたが、
気分が乗らなかったり体調がいまいちの日だと、
夕方が期限で今はまだ午前だから大丈夫よゆ~と妄想の世界に旅立っていたりすることもありました
違う作業を依頼されてギャッッッ!!!
ということも当然起こるのですがまあここらへんではしっかり集中…というかたぶん過集中状態に近くになるのでちゃんと?片付けていました
気分が乗らないとかそんな理由許されないでしょ
というのは最もなのですがINTPはこういう理由で物事を放棄しがちな側面があります
仕事の業務だけはギリギリ放棄しませんでしたが、そのほかのありとあらゆることは、寝食に必要な最小限のことを除き簡単に放棄する傾向にあり私も例外ではありません自分のいないところで勝手に決められた常識とか興味ないし価値も感じないし自分にとって必要なことは自分で決めます
学生時代集中できていた理由
これは集中できていたのではなく発達特性によって外界の存在自体がシャットアウトされている状態であり、年齢を重ねるごとに少しずつ症状が緩和されたため、外界の情報が中途半端に入ってくるようになった
と推測しています
発達は脳の作りが定型とは根本的に異なるため別の生き物なのです、何を言っているのかわからないと思いますがそのままスルーしてください
でもちゃんと医学的な話ではあるはず…
聴覚過敏が気にならなかったのもそのためかと
ああ戻りたい…全部シャットアウトしたい…
適応障害にならなかったら気が付けなかったかも…
ここ3日くらいは調子が良いのでぼんやり考えていたらこのような結論にいたりました
適応障害にならなかったらきっと気が付かなかったというか考えなかったと思います、ただならない方が絶対良いし考える必要もない気はします…
1週間くらい落ちっぱなしだったのでこの3日間のフラット状態はもはや懐かしい状態でした
フラット…最高に良い…このまま治ってほしいところですが、3歩進んで2歩下がる感じなのでそうはいかないでしょう
今日の見出し写真は現在都内で見頃真っただ中のイチョウです
あまりイチョウは撮ってこなかったのですが、昨年広角レンズをお迎えしてから楽しくなりました
(このレンズ画質はちょっとあんまりなのですが軽量コンパクトなので正義)
太陽光による変化反応が好きで写真を撮っているも同然なのですが、黄色は変化が少ないので、ちょっとあんまりな部分はあります
ラベンダー、ピンクあたりの色は変化が多様であるため撮っていて特に楽しい、だからコスモスとか桜とか薔薇が特に好き
そして曇りの日は太陽光マジックが得られないからつまらない…ゆえに晴れ日のみ撮影に出かけていますし殆ど逆光に近い角度でしか撮りません
ただ桜とかは見頃が短いので曇っていても行くことあります
でも楽しさ半減です春と秋は毎日晴れてほしい
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