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あふれる尊さ

買い物を終えたあと、ふと思いつきでいつもとは違う道を歩いてみることにしました。お天気もいいし、よい気分転換になって、ゆったりとした時間を過ごせました。

歩いていると色んな発見があって、そのときの感覚をことばにしてみたいなと思い、これを書いています。





道を歩いていると
サイクリング中のお父さんとこどもが
目の前をひゅーっと通り過ぎて行く。

風を切るように走り抜ける瞬間は
きもちがよさそうだな



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見あげると
うっすらと雲がかかった
やわらかな空が広がっている。

空を見ていると
こころがおだやかになる



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川沿いを歩いていると
聞こえてきたのは
さーっと流れる水の音。

せせらぎに耳をすましていると
ここちよい気分になる



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道端に咲く花が
風に吹かれて
ゆらゆらとおどっている。

そんな可憐な姿をみていると
やさしいきもちが
こころを満たしてゆく



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人がいないところでマスクを外し
すーっと深呼吸をする。

外の空気を思いきり吸えることが
こんなにもしあわせなことなのだと
きがつく



ふと感じる、
いまここにあるものたちの
尊さ。

空も、自然も、ひとも。

なんでかわからないけれど
そんなふうに感じて
胸がいっぱいになる。



いまここにいる

それだけでいい

ただそれだけで

尊い存在なんだね、と。


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