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実力が伴わないうちの、世にも奇妙な冒険

☆自分への取材手帳、リレーコラム木曜日担当です。ただ、内容は自分ネタであることをご了承ください。

最近は、朝ドラ「半分、青い」にハマってます。主人公は自我が強すぎるし(病気の設定が原因?)、律はそんなヒロインに急にプロポーズするし、旦那が離婚突きつけるとか意味がわからないです。

いまいち出演者の誰にも共感出来ないのですが、私やっぱり変わってるのかしら?

ぼんやりドラマを見ながら自分の話をさせていただきます。

座右の銘は「手当たり次第」「来るもの拒まず、去る者追わず」。

そんなセリフを言っていた婚活時代の私に、ある友人が

「いや、みくちゃんは物凄く選んでるよ。だって、いいなっていう人みんな色々揃ってるような人ばかりじゃない。

勧められた人に至っては、『恋愛対象じゃない』って相手にもしない。

自分より下と思った人と、自分より上と思った人とで扱い凄く変えてそう」と言われた。

自分では「選んでない」つもりが、人には選んでいるように見えている。そして、今のライターの仕事に関しても実は似たようなところがあるんじゃないかと最近感じるようになった。

今まではネット上で仕事を探していたものの、少しずつ自ら足を運んで仕事を探すようになった。

ネットには落ちていないような話もあるが、どの世界にいってもいきなり美味しい話はまず無い。ポップステップジャンプのステップを抜くことはできない。

買ったことはないが、今では成功者のノウハウもたくさんある。

私の場合、成功者のノウハウを購入した人々から無料で教わることが多い(仕事してほしいから教えます的な感じ)。

テクニックやノウハウは、正直役に立つと思う。ただ、本以外は買おうと思ったことがない。ページをパラパラめくって、中身を確認してから購入したいのだ。

対面の仕事は、ネットのようにこちらから選ぶのは難しい。来る仕事を拒むことなく頑張ることを繰り返していくしかない。

未体験の仕事が突然来たとしても、仕事の日に合わせて勉強が必要である。「私は、得意分野は○○です。☆☆の仕事は出来ませんから」とか、無いのだ。

頭をこねくり回し、うーんうーんと唸る日々。ふと、婚活時代のあの頃を思い出す。

周囲からは「選んでるよ」と言われていたが、私の中では「私は、来るもの拒んでおらず。いかに相手を受け入れるか」で悩んでいる人だと思っていた。

しかし、本当は高すぎるプライドが原因で自分の現状を受け入れることが出来なかったのだ。

たいていの躓きの原因って、ほとんどこういう点なのではないかと思う。上手くいかないのには、原因があるから。あと、自分の現状が現実のとおりなんですよね。

当時、周囲からは「せっかく声をかけてくれるのだから、有難いと思わないと。」と言われ続けてきた。正直、興味のない人に声をかけられて何が有難いの?と思っていた。

意識を変えるべく、再度婚活に取り組み続ける私。「どうすれば、この人と上手くやっていけるか」「初めてのタイプだけど、どうやって接しようか」をぐるぐる考えていた、あの頃の自分を投影する。

結局、どこに行っても似たような話に出くわす私。私の人生は、常にホップの繰り返しらしい。

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