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バチェラー3の結末を見て胸糞悪すぎた件について

今週末から、Amazonプライムにてバチェラー3が立て続けに放送された。話は最終話まで公開されたが、明らかに何かに急いでいるかのようだった。

最終話を見て率直な感想は、正直「胸糞悪い」に尽きる。

たしかに、選ばれた岩間恵さんは美しい。恋の駆け引きも抜群に上手い。彼女が最後に選ばれた理由も、よくわかる。

それは、最初から男性が彼女に惚れていたからだと思う。

今回出演しているバチェラーは、私の見る限り育ちもよく、容姿にも恵まれている。家族も温かく、何不自由なく育ってきた。おまけに次男の末っ子。

仕事は結局のところ何をしてるのかよくわからなかったが、とりあえず目立った失敗もしていなさそうである。

今まで辛かったことといえば、犬が死んだこと位なのではないだろうか。

もちろん、愛犬の死は辛いかもしれない。私も、愛犬が死んだ時は辛くて立ち直れなかった。しかし、犬と嫁は別問題である。

冒頭で「犬が死んだから、奥さん探しにきました」と話してた時点で、「あー。もしかしてこの人、挫折のない人生だったんだろうな」と察してしまった。

もっと大失恋とか、起業失敗で支えてくれる人が欲しいと思ったとか、そういうエピソードがあれば水田さんか、野原さんを選んでいたのではないか。

見た目の好みではなく、本当に自分を支えてくれる人かどうか。

岩間さんは、まさに自分を好きになってくれる人を求めているタイプ。

こういう女性、今まで実に多く見てきたけど、男性の気持ちを確かめるためにアレコレ試練を与える癖がある。

惚れた男が困難を乗り越え、それでも自分を追いかけてきてくれるかどうか。それが、男性を見極めるポイントとなるのだ。

実際問題、岩間さんはバチェラー に「好きかどうかわからない」「食の合わない人とはちょっと」「神戸には行けない」など、与え続けている。(おい、だったらバチェラー参加するナァァァ!)

また、こういうタイプの女性は、あえて狙ってる男性を友達に紹介して「他の女になびかないか」を試したりすることもある。

まさかねーまさかねーと思っていたけど、今回のラストを見て、薄々予感していたラストが的中して背筋が凍る。

岩間さんは、友人になると実に厄介なタイプだと思う。協調性もないし、他女性へのフォローもない。他女性がいい時は、チクチクと嫌がらせ発言もする。

こういう女性って、友達の好きな人が気になって手を出してみたものの、ウルウルした目で「ごめんなさい…実は好きになっちゃって」って伝えて、他の女性にマウント取るタイプだと私は読んでいる。

岩間さんは、たしかに女性からは最も嫌われるタイプかもしれない。

ただ、私は岩間さんをどうしても嫌いになれないのだ。

それは、岩間さんが天然だからというのもあるかもしれない。悪びれもなく人を傷つける人が最も悪いという話もよく聞くが、彼女に限っては「岩間さんだから仕方ない」と思えてしまう何かがある。

岩間さんは、生まれながらにして愛され力の持ち主。末っ子育ち、ぶどう農家のお嬢様。

だから、自然体でいれば何も駆け引きしなくても愛される。自己肯定感と自信で満ち溢れているのは、育った環境も大いにある。

そして、バチェラーの育ちもまさにそう。だからこそ、お互いに惹かれあったのではないだろうか。

正直、岩間さんの全ての発言を見る限り、彼女は男性を支えてくれる女性とは見えなかった。

バチェラーの言う「強い女」が岩間さんだとすれば、視聴者が求めている強い女とは少し異なると思われる。

一般的な世論でいえば、強い女は挫折を乗り越え、苦難に打ち勝つ力を持つ人のことだ。

たとえば、グアムの襲撃事件を乗り越え、美しくなるために努力し続けた野原遥さんや、家族のピンチをホステスになって支えた水田あゆみさん、若くして子供を産み、1人で育てている田尻夏樹さんなど。

彼女たちは、笑顔の裏に底知れない強さがあり、それが魅力だった。

でも、岩間さんの強さは違う。岩間さんが強いのは、生まれながらの美貌、育ち、末っ子という環境から与えられた自己肯定感の強さである。だからこそ、男性にどんどんワガママも言えるし、思いも伝えられた。

世論とバチェラーの「強い女」ポイントが違うのは、そもそも育ちが違うからなのだと思う。バチェラーの育ちでは、到底困難は訪れない。強いとは何かもわからない。

自分の育った環境では、家族にワガママをいっても「どうぞどうぞ」と煽ててくれる。こんな環境で、強い女とは何かなんてわかるわけないでしょ!

結局、育った環境が似てるかどうかかよっ!バチェラーってそういう番組じゃないよね?って思いながらも、結末を見てなぜか納得したものです。

しかし、後半から落とされた女性や、一応最後に選ばれた水田さん達は、実に仲間思いだし、他人のために涙も流せる本当にいい子ばかりで。

逆を言えば、バチェラーよりもっといい人がいると思うので、幸せになって欲しい。みんな。

今回、バチェラーの感想をnoteに書いたのは、結末の胸糞悪さに心の整理ができなかったからです。きっと、同じような思いを抱えている人が今溢れてると思う。

でも、結局恋愛とか結婚って、男が惚れたら終わり。

逆に、あのまま水田さんと交際し続けていたら、かえって不幸だったと思うので、これでいいのかな。うーん。

でも、でも、だったら最初から岩間さんにバラ渡せーーー!!

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