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台湾を車で10日間縦断旅した話

 みなさんこんにちは、Mikumaです。
 GWを利用し、2024年4月26日〜5月5日にかけて9泊10日で台湾を旅してきました。
 今回の旅はライカおじさんことヒロトさん(@hirotographer)とレンタカーをして台湾を10日間じっくりと縦断旅です。
 本当は一周を予定していたのですが、4月3日の花蓮地震により、東武の道路が寸断されてしまったので泣く泣く縦断旅となりました。
 僕は大阪、ヒロトさんは東京在住だったので2ヶ月ほど前からZoomなどで行きたい場所を話し合ったり、結構濃密な旅行プランを練りました。
 泊まる宿は一般的なビジネスホテルから情緒あふれる民宿、はたまた五つ星ホテルまで多様な場所に宿泊してきました。
 今回もカメラはLeicaM10に50mm、RICOH GR III(28mm)のみ。

 香港の旅を超える勢いで大ボリュームな記事になってしまいましたが、下の目次で日毎に分けていますので、参照して流し見していただけるだけでもうれしいです。


1日目 高雄へ

RICOH GR III

 前回の旅から今回もPeachを利用。
 この日は朝7時50分発の飛行機に搭乗する必要があったことと、慣れない海外渡航のため始発で南海なんば駅から関西国際空港へ。(香港のときと同じ)
 荷物は現地でコインランドリーを利用する前提でリュック一つにすべて詰め込み、7kg以下に抑えて預け荷物もなしでスムーズにチェックイン完了。
 ヒロトさんとは現地のレンタカー屋さんで待ち合わせにしており、完全に一人で海外に行くのは今回が初めて。前回の香港旅で搭乗のイメージはついていたので今回は随分と余裕が持ててよかった。

 飛行機では事前にダウンロードしておいた実写版シティーハンターを観ながら暇をつぶします。ていうかめっちゃおもしろかった。

RICOH GR III

 桃園国際空港へ到着。10時前に着陸。日本との時差は1時間。
 気温は30度を超えていてTシャツ1枚に短パンでも暑いくらい。
 上に薄手のパーカーを羽織っていただけなので脱ぐだけでいいのは便利。
 空港に降り立った途端にもわっとくる湿度、香港に降り立ったときと同じ独特の違和感ある中華圏の香り。
 この土地で10日間過ごすのかと少しばかり息を呑む。

 前回の香港では飛行機で入国カードが書けずにとんでもなく時間をロスしてしまった苦い思い出があったけど、今回はしっかりボールペンを持参して飛行機で書いたので問題なくクリア。(それでも結構並んだ)

 入国後はすぐさまATMへ、クレジットカードから海外キャッシングすることで楽天カードなら手数料200円くらいの手数料に翌月引き落とし日までの利息だけで現地通貨が引き出せてしまうのでとてもお得。
 現地で両替するよりずっとお手頃なのでおすすめ。
 ただし、僕はここで現地のATMに苦戦してかなり時間をロスしてしまう失態。(ATMもめっちゃ並んでて、みんな苦労するから全然列も進まなかった。)

 お金を引き下ろした後は中華電信のSIMカードを購入。
 10日間4G使い放題で2,500円弱とかだったはず。激安!
 ちなみに空港内は無料Wi-Fiがあってとてもありがたかった。

 そして外せないのは台湾で現在行われている渡航者に抽選で5,000元(当時レートで23,000円相当)の交通系ICカード(悠遊卡)もしくは宿泊券がもらえるというもの。
 運の良い僕は見事当選し、悠遊卡に交換してもらう。
 この10日間という長い旅で23,000円相当の支援がもらえるのは実にありがたい。

RICOH GR III

 早速キャンペーンで当選して手に入れた悠遊卡を使ってMRT空港線で終点の台北駅まで。ヒロトさんより早めに到着していたため時間に余裕があり、混雑を避けるために快速ではなく普通電車に乗ってのんびり台北に向かうことに。
 外は驚くほどの土砂降りで幸先不安になるレベルだったが、気を取り直して列車内でスナップしてみる。

RICOH GR III

 とんでもない土砂降りに打たれながら、台北市内のレンタカー屋さんへ。
 レンタカー屋さんの前でいい感じのおっちゃんがいたのでスナップ。
 車は小馬租車台北復興門市さんでレンタル。
 ヒロトさんが流暢に英語で手続きを進めてくれて、大変助かりました。

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 この子がこの度のお供であるトヨタのヤリスクロスくん。
 人生初の左ハンドル車に乗る(助手席)
 台湾では国際免許証が不要で、日本の免許証とJAFが発行してくれる日本免許証の中国語訳版があれば運転することができる。

RICOH GR III

 とにかくお腹が空きまくっていたので、その場で調べて適当に入ったごはん屋さんでカレーのあんかけみたいなのがかかったご飯。
 ひとまず苦手は八角を華麗にかわすことができてよかった。

Leica M10

 ご飯を食べた後は軽く周囲をスナップ。もうすでに情緒を感じている。

RICOH GR III

 写真は台湾のサービスエリアにて。
 今回の旅程はまず一番南の都市である高雄まで向かい、そこから徐々に北上していく流れで組んでおり、1日目はほとんどがドライブになる。

RICOH GR III

 台湾のサービスエリアなんてレンタカーでもしない限り寄ることは無さそうですよね。すれ違う人たちはもちろん現地の人たち。
 日本のサービスエリアと何ら遜色なく、トイレは便座が暖かくウォシュレット付き、もちろんトイレットペーパーも流せて感動。
 最後に来たときは6年前だったけどとんでもなく台湾のトイレ事情は進化していて、ほとんどのところでトイレットペーパーが流せるようになっていた。

RICOH GR III

 僕とヒロトさんは共に自身を晴れ男と自負しており、最初は雨だった天気もどんどん晴れて、初日から素晴らしい爆焼けを拝むことができた。

Leica M10

 21時に宿に到着し、荷物を預けてから早速、六合夜市へ。
 さすがにここまで地方に来れば日本人は見かけなかったように思う。

Leica M10

 この夜市で撮影した中でかなり気に入った一枚。

Leica M10

 とても素敵な雰囲気だったカップルの後ろ姿。

Leica M10

 やはりこういう何気ない日常も押さえていきたい。

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 台湾に来て乾杯!人生初の台湾ビールをいただきました。
 ビールが苦手でやせ我慢して飲んできた僕でしたが台湾ビールは苦みが少なく実に飲みやすい。
 そして旅の高揚もあって更に美味しく感じる。

 料理が本当にどれも美味しくて、絶品。
 一品一品がとてつもない量で驚きます。
 たくさん食べても2人で965元でした。約4,500円くらい。
 安いぞ台湾〜!

 1日目、2日目の宿泊先はこちら。
 普通のホテルですが、清潔感のある綺麗な部屋で十分満足できる。
 ホテル内にコインランドリーがあるのがなにげにめっちゃ便利…!!
 ちなみに台湾のコインランドリーは日本の感覚で割と普通に使える。

2日目 高雄

 朝6時に起床。この日も雨からのスタート。
 さっそく朝ごはんを食べるべく『老店興隆居傳統早點美食』というお店へ。
 実に長い名前だけど、調べたら朝4:30から11:30までやってる朝食専門の食堂のようだ。

RICOH GR III

 人気店だからか、それなりに人が並んでいたけど回転率が良いこととテイクアウトのお客さんが多いことで、思いのほか早く食事にありつける。
 よくわからないまま注文してみる。

RICOH GR III

 ぱっと見は肉まんなのだけど、かぶり付くと肉汁がブワッと溢れ出てきてとてもジューシーで美味しい。
 イメージ的には肉まん×小籠包といった感じ。

その後は車を走らせ美麗島駅へ。

Leica M10

目的は駅構内にあるパブリックアート『光之穹頂』
ステンドグラスで出来ていて、駅構内とは思えない異空間。
Voigtlanderの15mmのレンズを借りて撮影。
久しぶりの広角レンズで画面いっぱいに入れるのはやはり楽しい。

RICOH GR III

その後は電車に乗って高雄駅へ。
駅周辺を散策して少しスナップしてみる。
なんだかサイバーな場所を見つけてしばらく撮ってみたり。

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 弁当は台湾では当て字で便當というらしい。
 駅弁文化が台湾にあることが嬉しいし、こうして異国の地で日本に似た文化を見つけるのが個人的に好きなのですが、わかる人いるかな。

 そしてまた美麗島駅へ戻って車を探すのだけど、どこに止めたか全然思い出せず、30~40分豪雨の中探し回った…。つらい。

RICOH GR III

 なんとか車を見つけて次の目的地へ向かい道中。
 だんだん雨が止んできていい感じに。
 赤信号で止まるとあっという間にバイクに取り囲まれる。

Leica M10

 そして龍虎塔付近へ。
 このあたりでメインの観光地である龍虎塔は工事中のため足場に囲まれたお姿だったので周囲のスナップをしてみる。
 こちらは玄天上帝神像。

RICOH GR III

 城邑左営慈済宮の前でスナップ。

RICOH GR III

 このあたりで適当な店に入ってワンタン麺をいただきました。

RICOH GR III

 食後もスナップ。GRなら結構寄ってふらーっと撮ってもいい感じになる。

Leica M10

 この古い街の雰囲気がたまらない。
 人のいるスナップが好きだけど、街の雰囲気も写真に落とし込みたい。

 スナップしたのはこのエリア周辺。

Leica M10

 更に車で移動して、旗津老街へ向かいます。
 ここは海沿いの漁港もある街で、日本と少し違って台湾の漁港は少しカラフル。そういった違いを楽しめるのも海外旅行の醍醐味だと思う。
 このあたりは実に人が多くて車を止めるのに随分と難儀しましたが、なんとか駐車場を確保できました。

Leica M10

 すっかり天気も良くなって旗津老街の路地裏を散策スナップ。
 これも旗津老街の地元の人たちの日常風景。

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 食べかけの写真で申し訳ないですが、この旗后活海産という海鮮料理屋さんがとんでもなく美味しかったことを共有しておきたい。
 特に奥のイカリングは散らされたガーリックも相まってとんでもないつまみと化している。
 これほどまでに美味しいつまみは人生で初めて。
 是非食べてほしい一品。

 そして台湾ではあらゆるところで炒飯を食べたけど、どこで食べても美味しい。
 炒飯は裏切らない。

Leica M10

 宿の近くまで戻ってきて、三鳳中街へ。
 高雄のローカルな問屋街で、乾物が多くて独特の匂いのするエリア。
 漢方やペットショップのインコやハムスターのエリアのような、あのにおい。

Leica M10

 こじんまりとしていながらもそこに生きる現地の人たちのスナップができて満足。

Leica M10

 夜も遅くなってきて、これまたこじんまりとした地元の夜市(?)へ。

Leica M10

 1人で麺を啜るおじさんに何かドラマ性を感じる。
 ここは人も少なくてゆったりしたペースで写真が撮れてよかった。

RICOH GR III

 高雄の夜散歩を楽しい。

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 宿に帰って2日目も台湾ビールで締めてお疲れ様でした!
 この時点ですでに最高な旅と化しています。

3日目 高雄〜台南

 この日も朝早くに起き、次の目的地に向かうべく早々にチェックアウト。

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 朝食はホテルの近くでいただくことに。早餐店と言うように朝食屋さん。
 地元の人達が食べに来るような店に溶け込めて嬉しい。
 美味しいハンバーガーとコーヒー牛乳をいただきます。

RICOH GR III

 店主のおじさんが優しく頑張って日本語で話してくれて嬉しかった。

 次の目的地は、高雄から少し東の屏東という地域にある下淡水渓鉄橋という線路を歩けるスポット。
 向かったはいいのですがまさかの工事中で入れなかったのが残念。

Leica M10

 これはその隣の橋梁を走る台湾の電車。
 日本の特急やくもを連想させる見た目で気になる。

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 3日目になるとカメラは後部座席に掛けがち。

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 そして高雄港へ、かなり雄大な港だったのですが、こういう広い景色を撮るときにiPhoneが役に立ちます。
 このエリアはイメージ的に横浜、レンガの建物の多くがリノベーションされて活用されており、現代アートが散りばめられていました。

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 店名は忘れたけど、お昼に高雄のローカルな飯屋さんへ。
 人気店だったのかめっちゃ並んでいて提供されるまで30分以上は待っていたと記憶している。
 店は臭いし、トイレは足元を蚊がぶんぶん飛んでる店だったのだけど、出てきた鴨肉のご飯はとても美味しかった。

 食欲が湧かなかったので少なめにしたけど、もっと頼んでも良かったかもしれない。

Leica M10

 高雄の街を少しだけスナップ。
 独特な防音シートでとりあえず撮ってしまう。

RICOH GR III

 次に向かうは『田寮月世界』という、月面を思わせるような不思議な風景の広がる観光地らしい。
 言わば泥でできた山のようなもので、ここ数日の雨を吸ってすっかり泥色の山になってしまっており、思っていた風景は見られなかった。
 ちなみに登山中に雨降ってきた。

Leica M10

 申し訳程度に道中の休憩スポットでも上げておこう。

Leica M10

 そして車で1時間ほど走って、次の宿泊地である台南へ。
 台南は『台湾の京都』と称されるくらい、古き良き台湾の街並みが残っているらしい。

 台南に2日間宿泊するホテルはシャングリ・ラ、いわゆる五つ星ホテルなのだけど、台南の五つ星ホテルは平日だったこともあり、意外とお手頃な価格で宿泊することができた。

 広い部屋、大きい風呂、そして台南の街を見渡すことができる。

Leica M10

 この通りは雑貨屋さんや寺院、レトロな建物が多く立ち並んでおり、職人の作業も覗き見ることができる。
 荷物を軽くして、神農街へ。
 ここは下調べをしていた時点で目をつけていた観光スポットで、スナップにも良さそうだと思っていた。
 思惑通りとても面白い街でスナップも捗る。

RICOH GR III

 日も暮れてきた頃合いのスナップ。
 やはり原付バイクが多い。

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 夜は阿村牛肉湯で牛肉湯をいただく。
 ここは下調べしていて是非行きたいと思っていたグルメ。
 美味しいけど薄味でもう少し濃い味が好みだったかも。

Leica M10

 また神農街をスナップ。
 ここはいくらスナップしても楽しいし、良い写真が撮れる。

Leica M10

 2~300mくらいのたいして長くない通りではあるけど、雑貨屋がひしめき合っていて、ヒロトさんのお土産購入にも付き合う。
 ここでしか変えない雑貨もたくさんあるので、興味のある人は要チェックかな。

Leica M10

 神農街を歩いていると気になるBARを見つけて入ってみることに。
 何種類かのビールを飲み比べしてみる。
 4種で日本円で1,500円くらいだったと思う。
 思いの外お手頃で尚且つ美味しかった。
 僕はフルーティなビールが好みでした。

Leica M10

 もう少しふらふらと歩いてスナップしてみる。
 台湾には日本のレトロなゲームが中国語になって街の至る所に設置してある。

Leica M10

 もう一食何か食べようということで、担仔麺(タンツーメン)を食べにきた。
 担々麺はよく聞くけど担仔麺とは台南発祥の庶民に親しまれる料理のようで、担々麺とは全くの別物。

Leica M10

 食べてると目の前のプードルとよく目が合うからスナップさせていただいた。

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 汁無し担仔麺を注文。
 辛そうに見えるけど別に辛くなくて、台湾まぜそばのような雰囲気。
 そんなに量は多くないのである程度食べた後でも意外とお腹に入る。

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 この日から2日間泊まるシャングリ・ラホテルから見る台南の街は素晴らしかった。
 下から駅が見下ろせて人の営みが垣間見えて好き。

4日目 台南

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 朝から台南市内に繰り出して朝食をいただく。
 よくわからないけどお肉にキャベツ、そしてピーナッツみたいな味のするソースがかかったものをいただく。
 可もなく不可もなく。

RICOH GR III

 朝食を食べた後は近くをスナップ。

Leica M10

 台湾の人たちの朝は早い。

Leica M10

  朝から点心料理の仕込みをしているらしい店。

Leica M10

 子供を遊ばせる母親。

RICOH GR III


 軽くスナップした後は安平樹屋という台湾の中でも最も歴史があるらしいエリアへ。
 長い年月をかけてガジュマルに侵食された廃墟らしいので観葉植物好き、廃墟好きはハマるかも。
 ただし虫はまあまあ多い。


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  街に戻って台南在住のフォロワーさんに教えてもらった『奇異果子冰品』というかき氷屋さんに行ってみた。
 でかい丼に練乳がかかった大量のマンゴーがふわふわのかき氷に盛られてきてとても美味しかった。   
 台湾で食べたスイーツでダントツ1番、これで日本円にして700円とは考えられない絶品だった。
 やっぱり地元の人のおすすめは間違いない。

 台湾に行くならみんなマンゴーかき氷を食べよう!飛ぶぞ!

RICOH GR III

 台南にある蝸牛巷というエリア。
 日本語にすればカタツムリ通り。レトロな雰囲気漂う裏路地でスナップが楽しい。

RICOH GR III

 ここは散歩していたら迷い込んだ裏路地。
 提灯が吊るされており、雰囲気はまさに『千と千尋の神隠し』の冒頭シーン。
 どこだったか忘れてしまったけど、忘れてしまったからこそ感じる一回性の価値。

Leica M10

 その後は窄門咖啡館という喫茶店へ。何気に台湾に来て初めての喫茶店。YouTube調べ。
 名前の通りとても狭い入り口で、僕でギリギリ入れる喫茶店だ。
 店内入り口とは打って変わって広くて驚く。
 店員さんもお客さんも細身な人が多い印象だった。
 時間もちょうど良かったので光の入り方が絶妙。

Leica M10

 窓際に座るカップルに声をかけて撮らせてもらった。
 本当に素敵な雰囲気で素晴らしかったなあ。

RICOH GR III

 コーヒーも美味しかった。
 先ほどの『奇異果子冰品』とも近いのでハシゴするのも良いかもしれない。

Leica M10

 ホテルの近くで良さげな通りを見つけたのでしばらくスナップしていた。

Leica M10

 リトル香港のような街並みに心惹かれる。

Leica M10

 車の助手席から撮った写真。
 台湾の下校風景に偶然出くわしてGRで撮る。
 日本と変わらない日常がそこにあって心を惹かれた。

RICOH GR III

 台南の路地裏で晩飯をいただく。
 ここの店員さんは片言の日本語で僕らを案内してくれた。

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 水餃子と、遅れて麺がやってきた。
 味は覚えてないけど美味しかったと思う。
 台湾の飯は他店の店の持ち込みが可能な店がとても多くて、店員さんに『台湾ビール飲みたかったら買っておいでよ〜』と言われたので台湾ビールを持ち込んで乾杯し、一日を終える。
 この日もとても充実した一日だった。

5日目 台南〜台中

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 チェックアウトし、朝は台南名物のサバヒーから始まる。
 サバヒーという魚と揚げパンが入ったお粥みたいな料理。
 好みはあると思うけど僕的には普通だった。

Leica M10

 サバヒーを食べている人をスナップしてみる。
 天気めっちゃいい上に暑く、店はエアコンなしの扇風機だけで朝ごはん食べるだけで汗だくになる。

 ごちそうさまでした。

Leica M10

 停めた駐車場にいた朝ご飯を食べるおじちゃん。

Leica M10

 台南で見つける日常風景、世間話をしていたけどもちろん何を言っているかはわからなかった。

Leica M10

 その後は四草緑色隧道まで行った。
 マングローブ林を遊覧船でクルーズした。
 天候にも恵まれて素晴らしい自然を体感できた。

Leica M10

 台湾の小学生の遠足組もいて、それも日本と変わらない風景で面白いなと思う。
 手を振ってくれて振り返してたら写真撮り逃した。

Leica M10

 台南に帰ってきてスナップしていたら、耳をつんざくような爆竹の爆音が鳴り響いていた。
 この台湾旅行で初めて恐怖した。

Leica M10

 台湾は道端で何か作業している職人みたいな人がたくさんいて撮っていて楽しい。 

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 これは台湾のセルフガソリンスタンド。
 日本と同じ感覚で使うことができる。
 軽油は「超柴」と書いていて柴犬が頭に浮かんだのは僕だけではないはず。

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 外国でガソリン入れる経験って無さそうだなと思って撮ってみた。
 台湾のフルサービスガソリンスタンドは給油と精算をやってくれるけど、日本のように窓を拭いてくれたりゴミを回収してくれたりはしない。
 やはり日本のサービスはすごいなと思う。
 でも箱ティッシュを2箱くれた。キャンペーンらしい。

Leica M10

 その後は台中に向けて車を走らせ、七股塩山という名の通り塩の山に行く。高さはビル6階分の高さがあるらしい。
 ここですごく怪しい雲行きになるけどとても良いスナップが撮れた。
 直後に嵐のようなスコールに襲われた。

Leica M10

 そして車を走らせて井仔脚瓦盤塩田に行く。
 ここは塩田で車がないといけない観光地。
 ちょうど日が差して素晴らしい光芒とともに塩田を観光できた。

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 そこから2時間半ほどで台中に到着。
 ひとまず夜遅めなので有名らしい市場のローカル飯屋さんで魯肉飯便當(弁当)をテイクアウトする。
 弁当の発音は日本と同じで当て字っぽい。日本円にして400円ほどなのにお腹いっぱいになるくらいのボリュームと何より美味し過ぎて感動した。

 この日はようやく台湾ビールの中でも18日間しか賞味期限のないレアな台湾ビール『18天』を手に入れられた。
 本当になかなか見つけられないレアなビール。
 これを飲むとただでさえ美味しい台湾ビールから粗を抜いてマイルドになった、上位互換の味を知ることができる。

 と言うか、台中の店は閉まるの早すぎる。

 この日から2泊する宿はこちら。

6日目 台中

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 朝は台中のローカルなごはん屋さん「民生嘉義米糕」で朝食をいただく。
 注文する前に『これが食べたいんでしょ』と言わんばかりにテーブルにご飯が並べられた。

 朝から食べる魯肉飯もやっぱり美味しい。台湾の卵はとても茶色くて美味しそう通り越して食欲が湧かないのだけどこれまた美味しい。

RICOH GR III

 その後は車で彩虹眷村という観光地に行き、軽くスナップする。
 建物が特徴的なのだけど、めっちゃ元気な柴犬が走り回っていて、多分僕らは建物じゃなくて柴犬を見にきたのかもしれない。
 その犬のスナップばかりお互いのカメラに残っている。

Leica M10

 そして忠信市場へ向かう。
 普通に市場があるのかと思ったらもう市場としての機能はないらしく、こじんまりとした店がいくつかある廃墟的商店街になっていた。
 途中とんでもないスコールが降っていたけど中にいたのでうまくやり過ごせた。

 ここは地元住民を入れることで僕の好きなスナップがたくさん撮れて楽しかった。がっつり撮ってても何も言われない。

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 お昼に食べた麺は珍しく不味くてあまり記憶がないが、台中で人気の観光地である宮原眼科に行った。
 日本統治時代に宮原さんが建てた眼科をリノベーションして観光地にしているらしい。
 ここはアイスクリームがとても有名で、並ぶのだけど2分くらい歩いた第四信用合作社という場所でも食べられる。
 こっちの方が並ばないしイートインスペースもトイレもあって良い。

 いっぱいトッピングして結構な額になったけど、キャンペーンでもらった悠遊カードで払えるので実質無料でいっぱい食べた。まじでお腹いっぱい。

Leica M10

 この日はずっと雨で雨宿りも兼ねて台中市役所へ。
 おしゃれなお食事処があったので少しスナップしてみる。

Leica M10

 雨が降り止まないので喫茶店に行くことにした。
 その道中のスナップ。

Leica M10

カフェに行こうということでその場で調べてHAUSINC 1035というカフェに行ったけどここも有名どころだったようでとてもおしゃれな空間で美味しいコーヒーをいただけた。
日本語のできるスタッフさんもいてすんなり注文できる。

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 POPEYEなど、日本の雑誌もたくさん置いてあって日本の洒落た喫茶店にいるような錯覚を起こす。
 コーヒーはエチオピアのトモダチという銘柄にした。美味しかった。

 少しお高めだけど来てみる価値は十分にある。

Leica M10

 これまた台湾の下校風景。
 黄色いかっぱを着ている人は台湾版TPAの人なのだろうか。
 そんな想像が働く。

Leica M10

 親に連れられる。

RICOH GR III

 夜ご飯は春水堂で食べることにした。
 タピオカミルクティーのイメージばかりあったけど、ちゃんとご飯も食べられるらしい。
 少しばかり値が張るけど随分とお上品で美味しい台湾料理をいただけて大変満足。

 この日は休肝日にしようとお酒は飲まなかったけど、ホテルの近くに台湾で有名なドリンク屋『50嵐』があったのでこれはタピオカを飲むしかない。
 ここも悠遊カードが使えたので特大サイズのタピオカミルクティーを注文する。
 店員さんがめっちゃフレンドリーな好青年でとても気分がいい。

 スタバのベンティサイズくらいの容器の半分くらいの体積がタピオカに埋め尽くされててそれも全部食べたらお腹パンクするかと思った。
 とにかく美味しかったし、この日はまじで飲んで食ってばかりだったけど、リフレッシュも兼ねていい1日だった。

7日目 台中〜十分・九份 

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 7日目、朝食に中華まんをいただいた。
 こんなローカル飯には随分ありついたけどやはり美味しい。

 この日は台中から台北を超えて十分、九份に向かうべく朝から車を走らせる。
 台北の摩天楼を眺めながら高速道路を走るのはなんだか清々しい。
 途中サービスエリアでスタバのコーヒーをテイクアウトしたのだけど、それを極々飲んだからかめっちゃトイレに行きたくなる。
 でも台湾のサービスエリアは日本みたいに至る所にないので、高速を降りるまでこれまでにないくらい我慢した。
 高速降りた瞬間、ファミマこと全家に駆け込んでことなきを得た。

Leica M10

 十分付近のローカル飯屋さんにて。

Leica M10

 台湾のナイアガラと言われる十分瀑布に行く、行った感想は『でかい箕面の滝』。
 その後は十分へ、ずっと行きたかったので行けてよかった。

Leica M10

 そしてとうとうやってこれた十分。
 ずっと行きたかったので行けてよかった。

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 雨も降ってなかったのでランタンに願いを書いて飛ばしてきた。 
 Leicaのお願い事をぶち上げたら後日Leicaの価格改定の案内が来たのでもう二度とライカのお願いごとは書かない。笑

Leica M10

 これが台湾のローカル線、日本の列車に負けない情緒を感じる。

RICOH GR III

 ローカル線が通る線路の上で飛ばすのだけど、電車が来る時間になるとみんな一斉に避難する。

 他に願いを書いて飛ばしている人をスナップしたり、通ってくる電車をスナップしたりして昼に魯肉飯と小籠包をいただいて十分を後にする。

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 その後は九份へ向かい、雨の中スナップしつつ、デザート食べたり。
この日は民宿にチェックイン。
 道中がとんでも無く狭くて上り坂はベタ踏み坂、車は一台しか通れない幅で対面通行なので対向車とばったりすると完全に詰んでしまう。
ヒヤヒヤしながら指定の駐車場へ向かう。

 民宿ではとても優しいご夫婦が迎え入れてくれた。
 撮影スポットを丁寧に教えてくれたので、後ほどほぼ全て回ることができた。

Leica M10

 九份はやはり情緒があって、夜の19時までは観光客でごった返すのだけど、それ以降は一気に人が去って九分に静けさがやってくる。
 それを味わえるのがここに宿泊する人たちの特権。

 九份に来るならば絶対に宿泊してくるべきだと思う。

Leica M10

 九份で撮ったカップル、傘の色と傾き加減が絶妙。
 ブラックプロミストをつけて撮影。

Leica M10

 街を見下ろしてみる。
 ほのかに光る街明かりがどことなく情緒を感じさせる。

Leica M10

 阿妹茶樓のスナップ。ここは来てみたかったけど今回は来れなかった。
 有名なお茶屋さんだそう。
 この写真はヒロトさんのズミルックス35mmをお借りして撮影。

 次回は来たいかも。

Leica M10

 夜の九份のスナップ。
 カメラなんて気にすることなくそろそろと歩く現地の人たち。
 とてつもなく撮れ高の高いスナップができた。

Leica M10

 日中では想像もつかない静けさ。
 真っ暗な中、どこと無く聞こえてくるネズミの鳴き声。猫の鳴き声。
 21時半には電気がほぼ全て消灯されるので注意が必要だけど。

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 晩飯は持ち帰りの便當とコンビニで買った台湾ビール18天で〆る。
 この日も実に楽しかった。

8日目 九份〜台北

Leica M10

 雨の止んだ朝の九份を散歩する。地元の人と少しばかりのフォトグラファーしかいない老街はとても清々しく撮っていて楽しい。

Leica M10

 高台からのスナップ。
 朝の散歩はとても気持ちいい。

Leica M10

 地元のおばあちゃんがとても情緒ある散歩をしていて、それをうまくスナップして押さえられてよかった。

Leica M10

 やはり全然人がいない。日中との差がこんなに激しい街も珍しいと思う。

RICOH GR III

 民宿の夫婦を撮らせてもらった。
 ずっと優しく案内してくれて感謝しかなく、部屋も素晴らしかったので次来るときもまた宿泊したいと思った。

RICOH GR III

チェックアウト時に民宿の奥さんから台湾のトラディショナルフードらしい營養三明治という揚げた甘いコッペパンにゆで卵、マヨネーズ、きゅうり、ハムなど挟んだとても美味しいパンをいただいた。
 これ一つに様々な栄養が取れるとても栄養価の高いサンドイッチとのことで、マジでこれがとてつもなく美味しかった。

RICOH GR III

 台北に向かう道中で寄った黄金瀑布。


Leica M10

 象の形をした岩が目玉らしいところにきた。
 ここはその直ぐ側にある漁港。
 日本と変わらない漁港の風景になんだかエモーショナルを感じる。

 残念ながら最近鼻が折れてカピバラみたいな形になったらしい。

Leica M10

 ここは苔の生えた海岸、風が強くて吹き飛びそうだった。 

 こう見えてまあまあ観光客で賑わっていた。
 ただここにいた日本人は僕らだけだったかも。
 あまりにもニッチな場所だからね。

Leica M10

 ここは野柳地質公園なるところ。
 本当に今まで海外で自然を感じたことがなかったから、この自然の連続に圧倒されている。
 海外に来たらだいたい都市部に行くのでこういう日本にもあ理想な自然を海外の地で感じることにエモーショナルを(ry

 一見の価値ありかも。

Leica M10

 ここはUFOハウスなる台湾の廃墟、日本の廃墟すらろくに行ったことがない僕には異世界。

Leica M10

 近未来的な、ドラゴンボールに出てきそうな建物ばかりなのに廃墟っていうのが不気味な違和感を与えてくれる。

 ただポストを覗いたら蜂の巣がびっしりで鳥肌立った。
 あと蚊めっちゃ多いのでそこは要注意、僕は刺されなかったけどヒロトさんは僕の分も刺されてた。

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 そして初日ぶりに台北へ帰ってきた。
 僕らの愛車となっていたヤリスクロス君に別れを告げて地下鉄に乗る。
 台湾最後の宿は『コートヤード台北ダウンタウン』、ヒロトさんの粋な計らいで宿泊させていただけることになった。
 グレードアップされて最上階の素晴らしい展望の部屋に通され、ここで少しばかりの休息。

 士林夜市に向かう予定だけど、夜市飯をそんなに食べられないことは以前夜市に行った時に学んだのでホテルのラウンジでいくらか腹を膨らませてのんびりしてから向かうことにした。
 ラウンジのご飯が実に美味しい。

Leica M10

 さてとうとうやってきた士林夜市。
 普通にでかいお祭りなのだけど、これを毎晩やっているってすごい活力だぜ台北。
 大阪の人ならわかるかもしれないけどインバウンドでごった返す道頓堀と同じくらいの人口密度。

Leica M10

 我ながらいいスナップだな。

Leica M10

 人のごった返す士林夜市でも裏路地に行けば不意に静寂が訪れる。

Leica M10

 台湾の夜市で唯一食べられるものといえば胡椒餅。
 6年前に訪れたときも胡椒餅しか食べられなかった。
 絶妙なスパイシーさで美味しい。

Leica M10

 人が多いから50mmのスナップは撮りにくいけど、それでも良い写真は撮れる。

 帰りはタクシーで帰ったけどやっぱり安い。
日本でもこのくらい安ければもっと利用したいのにってとても思う。

 帰ってからやはり台湾ビールで乾杯して1日を〆る。

9日目 台北

Leica M10

 台湾の旅も残すところあと2日、本当の終盤がやってきた。
 この日はまず龍山寺にやってきた。
 正座して拝みこむ人は日本でも見かけない、ここの宗教事情はわからないけど信仰の厚い人がたくさんいる印象だ。

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 台湾のお坊さん、履物は割と現代的なんだな。
 この龍山寺駅前は以前来たときはボードゲームをするおじいちゃんたちがたくさんいたのだけど、今回は誰もやっていなくて撮りたかっただけに少し残念。

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 ここは『台湾の西成』だなんて聞いていたけど、たしかに結構似た雰囲気を感じる。ちなみに僕は西成は好きな街の一つでもある。
 なんだかんだで治安が悪いだの聞いたけどそんな印象は特にない。
 ただ、裏路地を歩いていたらお姉ちゃんに肩を叩かれて「お兄さん、かわいい。かわいい。」って言われたときは流石に逃げたけど。

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 路上で寝ている人もいてその雰囲気は良くも悪くも西成そのもの。
 ディープで魅力的な街だと思う。
 もしかしたら夜に来るとまた印象は変わるのかもしれない。

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 野良犬もこんな感じ。
 世界の都市はどうしてこんなにも似るのか、このあたりは台湾版スナックみたいな店が立ち並んでいた気がする。

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 少し歩いて市場にやってきた。
 成り行きでやってきたものだから、どこだったか忘れちゃったけど雰囲気良くてしばらくスナップしていた。

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 この雰囲気は台湾共通みたい。めっちゃ好き。

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 いつか香港でもこんな風景を見た気がする。

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 台湾では原付バイクの股に犬を連れるスタイルらしい。
 実に面白くて声かけて撮らせてもらった。

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 謎の信仰行列。

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 街中のスナップ。

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 THE台湾なスナップ写真が撮れた。
 中国語の香港とまではいかない張り出し看板、走る原付バイク。

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 街中で食べた小籠包、安くて美味しい。

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 阿宗麺線という西門町で有名な麺を食べた。
 カツオなのかな、味は結構薄味で個人的には普通かな。
 一緒に入っているホルモンをおかずに麺を食べるスタイルで食べた。
 普通のサイズでも十分な量がある。

 その後は迪化街などを歩きながら、ヒロトさんとは一度別れて僕は台北101にお土産を買いに行くなど、洗濯物をコインランドリーに持って行くなどした。
 この時点でキャンペーンで貰った5,000元の入った悠遊カードはまだ半分以上残っていたのでパイナップルケーキを買った。
 おばちゃんにたくさん試食させてもらった中から一番美味しかったやつ買ったけど、結構高かった。
 まあでも実質無料なのでOK。

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 その後は迪化街などを歩きながらスナップをしていると雨が降ってきた。
 台湾ではよくスコールに見舞われる。

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 雨を避けながら歩いていると老人に声かけられてライカに興味津々の様子だったけどお互いに全く言葉が通じず、とりあえず撮らせてもらった。
 なんだかよくわからなかったけどいい経験でした。
 言葉はなくてもなにか通じられた気がした。

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 夕飯は5年連続ミシュランのビブグルマンに選出されている名店らしい「My灶」へ。
 ヒロトさんがホテル軽油で予約してくれていて結構予約を取るのが難しいらしい。

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 ここは本当に何食べても美味しかった。
 台湾で食べてきたごはん屋さんでは間違いなく断トツで美味しかった。
 魯肉飯は日本円で180円位と割と安価に食べられるが他のメニューは台湾にしては結構高め。
 台湾ビールももちろんいただく。

 お会計金額は2人で2,920元、現在のレートで約14,000円くらい。
 少し値は張るけど十分価値のある食事をいただけます。
 本当におすすめ。

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 帰り道のスナップ。ホテルまでは夜風を浴びながら歩いて変える。

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 本当はカバランバーに行こうと考えていたけど、お互い疲れてしまったのでカバランのウィスキー(ミニボトル)を買って帰ることに。
 これがとても美味しく、この旅を得て僕はウイスキーにハマるようになるのでした…。

10日目 台北 

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 とうとう最終日、ホテルのレストランで朝食をいただく。
 良いホテルなだけあって朝食から美味しすぎる。

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 その後は台湾版代官山みたいな、永康街に行きスナップを撮りつつ、台湾のライカストアに行く。

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 ここは趣がある台湾のとある大学院教授の家をリノベーションしたところらしい。
 そして設計者は京都のライカと同じ人らしく、通りでどこか雰囲気が似ていたのだった。
 展示もされていてとても素晴らしいスナップの展示を見れた。
 Ziyi leeという人。

 その後はチェーン店で台湾料理をいただいたのだけど、とても美味しくて日本で食べているのかってくらいにクセのない台湾料理を食べられた。

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 そしてヒロトさんとはお別れし、若者の街である西門町を徘徊する。
 この街で臭豆腐を売り歩くのは実にやめていただきたい…笑

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 まだ悠遊カードの残高に余裕があったので、50嵐でタピオカではなく人気らしいパイナップルティーなるものを頼んだ。
 美味しいけど不思議なよくわからない味だった。

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 西門町の路地裏、この辺はアートがたくさんあって面白い。
 なんだかんだ西門町をゆったり散歩できたので、桃園国際空港に向けてエアポートエクスプレスへ。

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 空港ではチェックインをあっという間に済ませることができたが、飛行機に1時間の遅延が発生していたので、時間を随分持て余すことになり、この台湾縦断旅最後の晩餐へ。
 空港価格だから結構高め、少し贅沢に台湾ビールもつけた。
 ここでちょうど悠遊カードの残高が尽きて使い切ることができてよかった。

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 見事に遅延してくれたおかげで日本に到着したのは終電に乗れるかどうかの瀬戸際だった。
 僕はリュック一つでの旅行だったので預け荷物もなく即刻入国審査を済ませてなんとか終電に乗れたけど、これは預け荷物がなければ関空で途方に暮れるところだった。
 最後にヒヤッとしたけど無事に帰ることができてよかった。

最後に

 台湾は6年前に一度行ったきりの国で、あの旅行以来ずっと再訪問したいと思っていた国だったので、また来れて本当に良かった。
 前回来たときよりも随分と水回りが綺麗になっていてほとんどのところでトイレットペーパーが流せて感動、より日本に近い感覚で旅行できると思う。
 地震の影響で台湾東部側には行けなかったことは残念だけど、その分、台湾西部の都市をよりゆったりと堪能できたのでこれはこれで良かった。
 そして何より異国の地でレンタカーしてロードトリップ旅ができたことが嬉しかった。
 こういう旅って日本でも十分楽しめるけど、右側交通ってだけで新鮮味があるし、海外の高速道路やパーキングエリアってなにげに経験することがないと思う。
 この記事では現地の旅の様子を結構書いたけど、それでも載せきれていないくらいなので実に奥深い10日間になった。
 この旅に誘ってくれたヒロトさんには感謝しかありません。
 来年、2025年にはタイやオーストラリアに行きたいと思っているのでいい写真を撮ってまたここに書き残すことができればいいなと考えています。

【使用機材】
Leica M10
Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.(寄れないやつ)
RICOH GR III
Apple iPhone 13 Pro

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