香港を旅してスナップやポートレートを撮影した話
みなさんこんにちは、Mikumaです。
2024年2月1日〜3日にかけて2泊3日で香港を旅してきました。
一人旅ではなく高橋伸哉さん(@_st_1972)、wacamera(@wacamera)さんアテンドのもとでの香港フォトツアーです。
今名古屋で大人気モデルのまゆめさん(@mayume73)もお越しいただき香港のスナップだけに留まらず、贅沢にポートレートを撮影することができました。
他の参加者さんがほぼ全員が初対面で緊張しましたが、本当に楽しく素晴らしい旅になりました。
カメラはお決まりのLeicaM10に50mm、RICOH GR III(28mm)のみ。
今までにないくらい大ボリュームな記事になってしまったので、下の目次なりを参照して流し見していただけるだけでもうれしいです。
ちなみに載せた写真は70枚を超えていました。すごいボリュームだ。
1日目
香港へ出国
朝8時15分発の飛行機に搭乗する必要があったことと、慣れない海外渡航のため始発で南海なんば駅から関西国際空港へ。
朝6時に空港へ到着、今回はPeachに搭乗するため無料シャトルバスで第2ターミナルへ。
7kg以下のリュックサック1つでの旅だったので預け荷物はなし、結果的に1時間半ほどのゆとりができて随分と暇しておりました。
そしてミスったのはここで映画を1本ダウンロードすべきだったこと。
Peachは初めてで「機内Wi-Fiあり」と書いてあるし大丈夫かと思っていたら、メニューの注文しかできないもので香港までの4時間半のフライトがとてつもなく暇で仕方なかったです。
とうとう香港国際空港へ。12時前に着陸。日本との時差は1時間。
気温は21度。スウェット1枚で丁度いいくらい。
2月の日本とはそれなりに気温差があり、空港まではダウンが必須ですがユニクロとかで売ってるポケッタブルのダウンがとても便利。こういうミニマリズムの積み重ねでどんな旅行もリュックひとつで済ませられます。
飛行機で入国カードはもらっていたけどペンがなくて降りてから書いていたのですが、その間にどんどん入国審査の列ができてしまって出るのに40分ほどかかったのでした。(すでに疲弊)
空港で日本円を香港ドルに両替したのですが、香港のお金って安っぽくて日本のお金ってすごいんだなと感心してしまいました。
そして香港エクスプレスは高いからMTRに乗って尖沙咀に行こうと思ったらMTRの駅がない…。
どうやらMTRの最寄りは東涌という駅にあって、そこまでは空港からバスに乗らないといけないということでした。
拙い英語とGoogle翻訳を駆使して香港の方に聞き回ってようやくわかりました、香港に来て早速迷って現地の方に親切にしてもらいました。
現地版ICOCAことオクトパスカード(八達通)を手に入れ、空港からのバスになんとか乗車し、日本の感覚でバス乗ったらめっちゃ揺れるし振り回されて洗礼を浴びる。
なんだかんだで長時間をロスしてしまい、それなら香港エクスプレス乗ればよかったなと少し思ったりしましたが、こういうのも旅の醍醐味だよねって割り切ります。空港出るだけで2時間かかった(笑)
尖沙咀
伸哉さんたちとは2・3日目に一緒に行動するため、前乗りの1日目は尖沙咀(チムサーチョイ)〜佐敦(ジョーダン)をスナップして回ることに。
尖東駅にて下車します。
というか駅のエスカレータ早すぎ…日本の1.6倍で世界一速いそうです。
香港最初のスナップ、そして駅に降り立った瞬間に街中のクラクションの多さにビビる。クラクションを鳴らすのは文化なのか…?
まずはヴィクトリア・ハーバーを眺めるために最南端からスタート。
見えるのは香港島方面、2日目に回る場所だなあと少しのんびりしていました。
尖沙咀にある重慶大厦(チョンキンマンション)横の路地裏。
香港の路地裏は治安悪いと聞いていましたが、確かにここはあまり通らないほうがいいかもしれないですね。
重慶大厦からのスナップ。
目の前の道路はネイザンロードという大阪でいう御堂筋。
巨大な一本道に沿って香港の大動脈が形成されています。
香港は広い道路が多く、中央分離帯のある横断歩道もその分たくさんありました。
『香港』と書かれた道路標識に惹かれて。
実にキャッチーな道路標識。
街の至る所で道路工事が行われています。
日々、街はメンテナンスされ、発展していっているように思われます。
佐敦
尖沙咀から佐敦へはネイザンロードに沿って歩くとあっという間に到着します。
ネイザンロードを歩きながら脇道もスナップしたりしていたのでそこそこ時間はかかりましたが。
ここはネイザンロードを横断する佐敦道という幹線道路ですが、いい具合にカーブしていてそこを車の通行具合を見て撮るのが個人的ベスト。
佐敦道の何気ない日常風景。
香港でもこういう写真は忘れずに撮っていきたいものです。
廟街夜市
佐敦道沿いを歩いていると無意識に吸い込まれる。
調べるとそこが有名な廟街夜市でした。
フォロワーさんにオススメされた「佳佳甜品」へ。
香港で有名なミシュランを獲得したスイーツらしいです。
なんとなあく美味しそうな「芒果紫米氷」というメニューを注文。
40$、1$≒20円なのでおおよそ800円。少しお高め。
肝心のお味は甘いのだけど変に甘くなくて、マンゴーは意外と薄味、小豆みたいなのがたくさん入っていてそれは甘かったような…。
言葉で表現できない不思議な味でした。
僕の好みではなかったけど、人によってはハマるかも…?
人気店なだけあって、そこそこ並んではいたけど回転が早く思いの外すぐ入ることができましたよ。
小腹を満たしたところで廟街夜市のスナップを始めます。
ここは観光客が多めかも、おばちゃんが随分と道路を占有して洗い物してました。
アイスのキッチンカーをスナップ、そういえばこの時の香港は21度。
全然アイス食べたくなる暑さでした。
駆け足でライトバスに飛び乗る青年をスナップ。
1日目からとても好きな写真が撮れる。香港最高ですね。
窓越しに撮る屋台のおじさん。
またネイザンロードへ出てスナップをしていたときにバスの二階ですごく楽しそうなおばちゃんをスナップ。
夜のヴィクトリア・ハーバーに改めて向かったら霞みまくっていて全然見えず、昼に来ておいてよかったです。
この日のご飯は昼も夜も当たり障りないカレーやハンバーガーを食べていました。カレーに関しては「日本米使用!」って書いてたし(笑)
なんだか知らない土地でいきなり現地の屋台でハズレを引きたくないという気持ちが強かったのと、台湾で少しばかりハズレ飯を引いた時のトラウマがあったので、現地飯は翌日みんなで食べようという心持ちでした。
1日目のホテルへ
1日目の宿泊先はこちら。Agodaでお手頃価格で見つけたホテル。
香港のホテルは何故か1名で予約するより2名で予約するほうが安い。
おおよそ8,000円ほどでした。
Agodaレビューは結構良いこと書いてたけど、Googleマップのレビューを見ていると、狭いとかカビ臭いとか雨漏りするとかあまり良いことが書いてなくて不安だしたが、とても広くて快適でした。
ただチェックインカウンターのお兄さんがぶっきらぼうなところとシャワーの出力が異常に強くて痛かった以外は文句なしです。
階数は23階と随分高層階の部屋でした。景色も悪くないですね。
夜は布団が薄いからか少し肌寒くてツインベッドの布団を持ってきて重ねて寝てました。
そのぐらいがちょうど良かった。
服はもう一つのベッドに畳んでおいていたのだけど、翌日着るときに香港臭がうっすら染み付いてて、朝顔を洗おうとしたら水道からも香港臭がしました。全然不快じゃないけどどこか湿度感じる匂い。(伝わらない)
2日目
香港島方面へ
2日目は10時に香港島側にあるバーリントンホテルで集合となっていたので、9時半前にチェックアウトし金鐘駅へ。
徒歩約10分と書いていたのですが、Googleマップが道なき道を案内するものだから少し迷いました。(結局15分ほどかかった)
2日目は僕もバーリントンホテルに宿泊する予定だったので、チェックインを済ませて荷物をおいてみなさんと合流。
ほぼ全員初対面で緊張しました。9人で行動します。
上環
香港島での主な移動手段は香港トラムになります。
2階建ての路面電車で1回の乗車でどこまで行っても3$≒60円で移動できる素晴らしい公共交通機関。
香港は日本に比べて体感1.5〜2倍の物価なのですが、電車などの乗り物は日本よりもずっと安いです。
2階席でのんびり座ってスナップしながら移動していきます。
車窓から情緒ある香港の街を眺めながら旅に思いを馳せたいって人におすすめ。
文武廟周辺でスナップ。
香港は大阪よりは物乞いの人が少ないイメージでした。
たくさんの犬を引き連れて散歩する女性。
これが香港の住宅街。
意外と道が広く感じます。
周辺でまゆめさん個撮タイム(20分)
僕は最後から2番目だったのでそれまで喫茶店で皆さんとお茶しつつ周辺でスナップしておりました。
コーヒー1杯おおよそ900円…。高い…。
昼ご飯を食べに行くべく歩いていた道中でのスナップ。
香港はどこまで行っても足場が竹なのはなぜでしょうか。
街の至る所でハーネスの広告を見たけど、それ以前に竹で大丈夫なのかと疑問になります。(笑)
わかめらさんのアテンドで行く牛肉麺。値段は50$、おおよそ1,000円。
牛肉麺は昔行った台湾で強烈に八角の効いた牛肉麺が出てきてトラウマだったけどここは美味しかったです!
はじめは少し少ないかな?と思ったけど牛肉が結構大きくゴロゴロしててこれから撮り歩くことも考えると丁度いい量。
タイミングよく並ばずに入ることができました。
食後、良い光が差してきたのでみんなでまゆめさんを撮影。
鰂魚涌
また香港トラムに揺られてやってきたのは、モンスターマンションで有名な鰂魚涌(クオーリベイ)。
トラムを降りるとより濃い香港の空気を感じます。
香港は大体どこに行っても香港!だけどここは特にそれを感じるエリア。
歩道橋でまゆめさんを撮影させていただく。
程よく風が吹いてなびいた髪が顔にかかり、結構良い一枚が撮れたように思います。
ここがあのモンスターマンション。
このエリアに入った瞬間に薄暗くなり、空気が変わる。
10%単位で湿度が上がったように感じたし、地面はジメジメしている。
コの字に超巨大なマンションがそびえ立っていて、とてつもない圧迫感があります。
圧倒的な存在感を放つマンションを50mmでピンポイントで切る取るといい感じなのだけど、ほとんどの人はそんな撮り方をすることはないと思います。
さり気なく撮ったスナップ。
地元住民たちが何やら見慣れないボードゲームで頭脳戦を繰り広げていたところを下から煽る形でスナップ。
後ろのモンスターマンションを入れたかったので確かF値は8。
開放F1.4にてモンスターマンションを贅沢にぼかしたポートレートを撮影しました。
まゆめさんのポージングも素敵で良いポートレートが撮れました。
次の目的に向かって香港トラムに乗車。
前を走るトラムから女子高生がこちらを向いてくれていたのでスナップ。
北角
15分ほどトラムに揺られてやってきたのは北角(ノースポイント)。
ここは観光地というよりは住宅地区で、地元住民たちが肉やら魚、野菜などを買いにやって来るので香港の何気ない日常風景を撮影するにはもってこいの場所です。
モデルさんの休憩も兼ねて個々20〜30分のスナップタイム。
捌かれた肉が堂々と並べられており、生々しく照らされる。
少し遠目から僕の好きな街×人のスナップ。
生々しい肉屋さんと美味しそうなフルーツ屋さん。
良い対比だなと思ってタイミングを見てスナップしてみる。
なんかエエ感じにタバコを吸ってるおっちゃんがいたので、「May I take your picture of you?」と聞いてみる。
「?」と首をひねられたのでGoogle翻訳で中国語訳をしたら快くOKしてくれて撮影させていただきました。
いい笑顔です。ナイスガイ!
香港って街の至る所に竹足場の資材が置いてあります。
中環
20分かけて北角から中環(セントラル)へ。
街がどんどん都会になっていく気がする。
中環は言わずもがな香港で1番都会な街。
英国の植民地開発のスタート地点らしく、あらゆるところで外国人が見かけました。
狭い範囲に現代的な超高速ビルが密集しており、見上げると首が折れそうで、東京のビル群はもはや比較対象にならないくらいちっぽけに感じるレベルでした。
晩ごはんまで時間があったので、中環エリアでスナップ。
また、まゆめさんの撮影タイムが1人10分設けられて撮影。
休憩時間中は通りすがりのいい感じのBARで休憩。
店員さんが気さくで素敵な方でした。
美人なイギリス系の店員さんに名前聞かれて握手された。嬉しい。
なぜかソフトドリンクよりもコロナビールが安いという不思議。
店前で声をかけて撮らせていただきました。
わかめらさんがうまいこと英語でコミュニケーションを撮ってくれてありがたい限りでした。
タバコを吸っていたら「ライタープリーズ」言われたので火をつけてあげました。
僕の撮影タイムでは香港の摩天楼×坂×まゆめさんで撮影させていただきました。
香港は山にもお構いなしに細長い高層ビルが大量にそびえ立っているのでモデルさんに少し坂を登ってもらってしゃがんで撮ると立体的な写真を撮ることができます。
この写真もF1.4開放で贅沢に撮影させていただきましたが、香港の摩天楼の迫力は溶け切らないので、標準域のレンズであれば思い切って開放で撮るのもいいかもしれません。
晩ごはんでやってきたのは香港老飯店という老舗らしい高級レストラン。
一度くらい香港で良いご飯を奮発して食べよう!ということで決定。
前日に伸哉さん、わかめらさんが実食してくれていたので味は保証されていてありがたい。
手際よく巨大な回転テーブルを回して持ってくる。
みなさんで乾杯し、楽しくご飯をいただきます。
ご飯は本当に美味しくて麻婆豆腐×炒飯は罪の味。
あとは青椒肉絲に回鍋肉が最高に美味しかったです。
回鍋肉があまりに美味しかったので、再度注文したのですがコーラがやってきて笑う。
どうやら僕の発音が悪かったみたいで店員さんが「あ〜そうですね!」と笑っていた。楽しい。
メニュー見せずに普通に回鍋肉と日本の感覚で発音するとコーラが出てくる可能性があるので注意してね(笑)
香港の古い写真などが飾ってあってまじまじと眺めてしまいました。
お腹いっぱい食べて一人当たりおおよそ330$くらい。
7,000円弱だけど一度くらいはこういう体験も良いものですね。
ホテルへの帰路、トラムを待つまゆめさん。
2日目のホテルへ
この日は皆さんと同じ香港島にあるバーリントンホテル。
このホテルも1人より2人で予約したほうが安かったです。
およそ13,000円程度。前日のホテルより5,000円ほど高め。
広さは一人で十分すぎる広さ。この日も2名で予約したぼっちは用意されたダブルベッドに贅沢に大の字になっておやすみします。
と、いいたいけどこの日は本当に楽しくて夜中までアドレナリンが止まらずなかなか眠れなかったのでした。(X見てもみなさん出没していたし。)
8階で景色的には目の前の建物にぶち当たって特に普通な眺め。
シャワーしかなくて浴槽はありませんでした。そしてなぜか洗面台にドライヤーのコンセント挿すところなくて少し困惑。
綺麗さでいえばこのホテル。それ以外の広さ、眺めなどで言えば前日のホテルかなという印象。
3日目
九龍方面へ
あっという間の香港最終日。
朝9時にホテルロビー集合で1日目に歩いた九龍方面へ。
MTR野駅までの道中で修頓遊楽場という場所でバスケに打ち込む少年たち。
目指すは太子駅、太子はプリンス・エドワードと言うらしいです。
かっこいいなあ。
MTR内のスナップ。
電車内で周りの乗客に配慮しつつまゆめさんを撮影。
雀仔街
やってきたのは雀仔街(バード・ストリート)。
あらゆるところに鳥かごが吊るされていて、地元民らしいおっちゃんたちが談笑していました。
インコからオウム、メジロなど様々な鳥が売られていて、うようようごめく餌用の虫も売っています。
腕を組みながらみなさん思い思いに育て上げたのであろう鳥たちの鑑賞会が至るところで繰り広げられる。
大体こんなおっちゃんが鳥かごを抱えてウロウロ。
香港ではほとんどの人がマンション生活で大きいペットは飼えないので魚や小型の鳥類を飼っているのかなと思われます。
香港の異国情緒を感じながら街を歩く風のまゆめさん。
いや、おそらくちゃんと異国情緒を感じていたのでしょう。
花墟道
雀仔街と隣り合う花墟道(フラワーマーケット)へ
旧正月を控えて大賑わい。
日本では1月1日の正月にお年玉をあげますが、こちらの人は1月1日は普通に「ハッピーニューイヤー!」と祝い、2月の旧正月のほうが重要で、このときにお年玉を上げる習慣なのだそうです。
大量に売られるみかん。店内に収まらず路上に溢れる。
旧正月を控えて花墟道で働く人たちは大忙しだ。
働く兄ちゃんと目が合う。人が埋もれるくらいに花が売られています。
恐るべき花墟道。
花墟道では花をかっこよく持って闊歩する方を多数見かける。
いい感じにスナップできた1枚です。(ピンと甘いなんて言わないで)
旺角
この日のメインである旺角(モンコック)へ。
一応、雀仔街、花墟道も旺角エリアに含まれる名物問屋街なのだけど、旺角には多彩な色の街が一緒になっているので分けることにしました。
金魚街にもいったけど、金魚はうまく撮れなくて載せられる写真がありませんでした。
金魚街にいたにゃんこをスナップ。
お昼ご飯はミシュラン獲得の名店らしい「好旺角」へ。
名物と書いてあった海老ワンタン麺をいただきました。42$と安め。
ゴロゴロと入った海老は出汁に浸っていて本当に美味しかったのでおすすめです。
女人街というエリア。
明らかにアウトはコピー商品が大量に売っていました。
ここでドリアン飴を頂き強烈な臭いに嗅覚をやられ、思い切って食べてみるとだんだん甘くなってくる不思議な体験。
だがしかし口内の奥底でドリアンのあの臭いが残っていて全部は食べ切れなかったです。しばらく変な後味が不意にやってくるトラウマ級の飴でした。
旺角で一番目を引いていた歩道橋。
この歩道橋の上ではたくさんの女性がシートを敷いて談笑したり、ご飯を食べたりしていました。
ムスリム系が多いように思えたけど、調べるとどうやら香港の家政婦の女性たちが週1日の唯一の休暇を寛ぐ場所になっているそう。
ホームレスというわけでもなく、もはや文化である。
この歩道橋は香港一スナップが楽しい場所かもしれません。
メンバー全員ここで粘ってスナップとポートレートを撮ります。僕も例外なく。
これはたくさん撮った中で一番絶妙な瞬間を捉えられたスナップです。
逆光になるのでなかなかポートレートは難しかったです。
油麻地
最後にやってきたのは油麻地(ヤウマテイ)。
わかめらさんの提案でMido Cafeを目的にやってきました。
2階のカフェは撮影禁止だったので1階のスナップを。
無愛想な店員にレモンハニーを注文。23$。
アイスで頼んだけど温いのもまた面白くて海外って感じ。
伸哉さんはフレンチトーストを頼んでいて、見た目は厚揚げのような僕らの知っているフレンチトーストとは似つかない見た目。
一口いただきましたが、パッと食べた感想は「唐揚げ…?!」。
フレンチトーストなのに唐揚げみたいな風味なんだけど、でもちゃんと美味しい不思議な食べ物にまで異国情緒を感じる(感じたい)
店員さん、終始不機嫌で他のお客さんにフォーク渡すときに突き出すように渡しててちょい怖いけど面白い。
店を出た先でのスナップ。いい感じ。
香港のマンションにバルコニーやベランダは基本的にないけど外干ししてて、よく下着が落ちていたりするのだけど看板に布団が掛かってました。
空港へ、さらば香港
時間的にやばくなり、タクシーで香港駅へ。何気に香港初タクシー。
タクシーめっちゃ早くて一般道で一瞬80km出ててちょっと怖い。
帰りはわかめらさんと同じ飛行機で安心感が半端ないです。
香港駅から香港エクスプレスに乗って空港へ。
超早いし見える景色もまたいい。
急いだお陰か少しばかりゆとりができました。
タラップじゃなくてボーディングブリッジ…!
ここで香港とはお別れ。さらば香港…!
帰りの飛行機にて、隣りに座った香港人男性から「日本人デスカ?」と声をかけられて仲良くなるという旅の醍醐味を最後の最後で味わうことに。
彼はどうやらこれから数ヶ月日本に滞在して各地を旅するらしく、大阪には1ヶ月ほど滞在するとのことで後日ご飯にでも行こうという約束を交わし、ラインを交換した。日本語は独学で勉強したという、普通にコミュニケーションが取れてすごい。
関空に降り立ってから大阪の土地勘がないであろう彼を宿泊するホテルの最寄駅まで案内した。これも日本旅行の思い出の一つにしてくれると嬉しい。案内しているとき、香港で空港で彷徨う僕らに親切にしてくれた香港の人たちを思い出していました。
最後に
海外は今まで台湾に1度行っただけでそれも6年前。
前回行った台湾は写真をほとんど残していなかったことやこういった旅行記も書かなかったので今や断片的な記憶しか残っていないのですが、こうやって写真と文字で残すことでこれからもずっと見返すことができるので写真の重要性を感じています。
そしてとても久しぶりの海外、高橋伸哉さん、wacameraさんにこの旅に誘っていただき本当に有意義なひとときを過ごすことができました。 はじめましてのメンバーの方々にも優しくしていただき、モデルのまゆめさんには最高のポートレートを撮影させていただきました。
日本では当たり前のことが当たり前じゃないのが海外、少しばかり僕の価値観も変化したように思われます。
海外に行って日本の良さにも改めて気づきました。
香港のようなまだ綺麗な国でさえ、日本ではあたりまえの時刻通りの電車、飲食店で提供されるお水、快適なトイレ、美味しいご飯。その全てに感謝できるようになりました。
香港の旅は僕にとってかけがえのないものになりました。
近いうちにまた海外を旅したいと思います!
【使用機材】
LeicaM10
Leica Summilux 50mm F1.4 ASPH.(寄れないやつ)
RICOH GR III
Apple iPhone 13 Pro
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