修行ネコ ⑬シャーの顔めちゃくちゃ怖い件
洗濯機上の攻防
(寝ぼけまニャこ)
さて、洗濯機の上のプラスチックの棚が定位置になっていたハルですが、猫用の棚であるはずもなく、約6キロのハルを受け止める力もプラスチックには大してないため、バキバキと時々音を立ててヒビが入ったりして、割れていくのは時間の問題でした。
猫というのは病気だったり、ケガをしていたりを隠す動物なため、ひび割れたプラスチックでたまに足を傷つけたりしてたようでした。
それゆえに、ハルが下に降りているすきに割れかけたパーツで又ケガをしないように片づけてゆき、どんどんハルのスペースは無くなってゆきました。
数少なくなったパーツでハルを支えれるはずもなく、いつしか上のひと段分のプラスチックのパーツは全撤去したため、
その下のタオルを重ねて置いている棚に又ハルは移動。少し床に近いけれどもフワフワの重なったタオルの上で心地よさげでした。
怖がりつつ、こちらの様子を逐一チェック、というハルの様子を私もチェックの日々。
プチ観察日記
当時の手帳を見返すと観察日記のように書き込みがしてありました。
特別なことは何もないですがご紹介↓(我が家に来てひと月半あたり)
・たまにリフォーム済の段ボールの中で寝る日もあったり。
・日々怖がりつつも、私が外から帰ってきた時には、
こちらの顔を覗き込むように見るようになった(!)
・部屋の中にいるのと/外から帰ったのと、ちょっと分かるようになってる(区別)
・よる9じくらいにトイレ、私の前でする。うんちを隠すのを一生懸命、もう足とかについてるからもーいーよ!って感じでした。
などなど
(似てないけどハルの瞳を描きたかったようです)
・夜洗濯機上のバーにかけてある靴下を取り込んでハンガーに近づいたらシャーと威嚇、全くかわいくないムカつく、自分のテリトリーじゃなくて全部私のテリトリーじゃ!!(猫好きのみなさまごめんなさい)
「そんなことならごはんあげないよ!」と言ってみる。(重ね重ね・・・)
とツッコミ付きの発散記述があったけれど、
初ごみあさりを当時の私は結構評価していました。一つの行動力ですからね。
・今日はじめてゴミ箱をあさる。お風呂に入ってる間に!
これはダメ!と言ってみたが理解したかなぁ?
シャーの破壊力
さて、近づくとシャーをされるようになった私ですが、
以前はシャーすらもできない子だったので、ある意味の進歩と言えるでしょう。
しかし、私がものすごい間近で『ハルのシャー』を見た時、
猫初心者の私は、相当ビビりました。
実はかなり、ひきました。
ネットでシャーの映像をしっかり見てしまったとき、この顔相当ホラーだなぁと思ったものです。
あの、
猫のシャーって、落差大きすぎないですか?
閻魔様っ?
めっちゃ怖いんですよ!
同じ猫とは思えません!
マジで嫌われてるっ?!と思いそうなくらい
私のインナーチャイルド動揺!!!
なのでした。
猫と同居生活をして思う、犬と違った部分というのは、まさに、
目の瞳孔が開いたり閉じたりするのと同時に、表情がくるくると変化して下から見た時と上から見た時の顔つきも同じ猫とは思えないくらい全然違っていて、本当に魅力的!なのですよね。
(基本的に上から見るとほっそり、下から見るとでっぷり、です)
ミュージカルのキャッツはキャッツだからこその魅力あるエンターテイメントなわけです、顔にそのまま猫メイクを施して悲哀たっぷりな「メ~モリ~~~」が決まるわけです。ドッグズでは鼻が長すぎるので特殊メイクをしないかぎり成り立たず、表情も大して変わらないであろう舞台になってしまうわけですね。
さて、なぜかキャッツのお話まで行ってしまいましたが、話を戻しまして当時平静を装ってはいたものの、3か月くらいは、シャーの顔になかなか慣れることが出来ずにいました・・・💦
現在のシャーへの対処(2021年6月)
私もなかなかふてぶてしくなりました。ので、今となっては、シャーが来たときは
ああ、はいはい、といなすか、
「ママ(笑)にシャーしちゃだめでしょ?」
シャー(やってやるぜ)
「ご飯もらってる人にシャーしていいの?」
シャー・・・・・
「ハルちゃん~?」
・・・・・にゃー(だって怖いんだもん)
「この近さにもいい加減慣れてよ」
にゃー(だって~・・・・)
という一連のやり取りを永遠にやっております。
🍀トップのイラストは私の夢ですね🍀