降りつもる雪 雪 雪 また雪よ

降りつもる雪 雪 雪 また雪よ
津軽には7つの 雪が降るとか
こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪
みず雪 かた雪 春待つ氷雪
 津軽の海から始まり、竜飛岬 ねぶた祭 岩木川と故郷の青森を思い返す女は恋に夢に敗れて今傷ついている。海鳴りや三味線は激しい心情を表しつつ、津々とつもる雪は形を変える。まさに女の心の変化を見事に当てはめている。秀逸な歌詞と旋律、素朴な歌声に耳を奪われない訳には行かない。楽曲は『津軽恋女/新沼謙治』の名曲。、作詞は久仁京助。作曲は大蔵百人。

 窓から外の様子を伺う。どうやら冬将軍は今日も陣を張ったままのようだ。昨日に引き続き一面雪景色の朝。こな雪だ。気温は低い。歌人らは除雪に務めている。登校の子らも雪遊びにはもう飽きたと除雪で狭くなった通りを一列になって歩いている。道の反対側では犬に引っ張られて転びそうになっている飼い主。上を白鳥の家族が声を掛け合いながら飛んでいた。

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