冠帽印 七
豊後の文人画家・甲斐乕山(かい・こざん、1867-1961)の使用印。
「襟上杭州舊酒痕」
出典は白居易の七律「故衫」の第四句目。むかし杭州で飲んだ酒の滲みが襟にのこっている、というような意味か。
唐時代の酒は衣服に付いたら滲みになったのだろうか。「襟」の本字は「衣扁に金」で構成されているらしい。
20170
豊後の文人画家・甲斐乕山(かい・こざん、1867-1961)の使用印。
「襟上杭州舊酒痕」
出典は白居易の七律「故衫」の第四句目。むかし杭州で飲んだ酒の滲みが襟にのこっている、というような意味か。
唐時代の酒は衣服に付いたら滲みになったのだろうか。「襟」の本字は「衣扁に金」で構成されているらしい。
20170