【人生の絶対法則】因果の法則まとめ
【人生の絶対法則】
楽な道を選べば見える景色はいつも同じ
楽しい道を選べば見える景色はいつも変わる
他人に期待すればイライラする方向へ流され
自分に期待すればワクワクする方へ導かれる
自分はダメと考えれば未来は暗い方へ流され
自分のためと考えれば未来は明るい方へ流される
【ホントに人生は自分自身の考え方や決断次第】
やる気が無くなったのではない!
「やる気をなくす」と言う決断を自分でしただけ。
「変われない」のではない!
「変わらない」という決断を自分がしているだけ。
出来ると思えば出来る。
出来ないと思えば出来ない。
~揺るぎない絶対的法則~
「因果応報」は「いんがおうほう」と読み「前世や過去の行いによって現在の状況が生じている」という意味を持つ言葉です。しかし、現在では前世の行いはあまり考慮されず「過去のどんな行いも自分に戻ってくる」という意味で使われています。
幸せや不幸という結果に至った「原因」があるという意味です。よって「過去に悪いことをしていれば悪いことが自分に戻ってくる」「過去に良いことをしていれば良いことが自分に戻ってくる」といった表現として使用されます。
「因果応報」は元々は仏教の教えを表す言葉です。「因果応報」の意味が分かったところで、「因果」と「応報」に分けてそれぞれの言葉の意味を解説します。
「因果」とは?
「因果」とは、結果と原因という意味です。結果と原因はセットであり、どんな結果だったとしても必ず原因があります。
例えば、銀行でシステムエラーが起きれば、システムエラーの原因を調査するでしょう。
まれに事故などで、原因が分からないというケースもあります。しかし、これは原因が分からないだけであり、原因がないというわけではありません。このように、どのような結果にも必ず原因があるのです。
ちなみに、因果を使った「因果関係」という言葉も「原因とそれによって生じた結果の関係」という意味を持ちます。
「応報」とは?
「応報」とは、原因に応じた結果という意味です。類語としては報い(むくい)や祟り(たたり)、関連語としては業報(ごうほう)や悪報(あくほう)、果報(かほう)などがあります。
刑罰は犯罪に対する「応報」という考え方である「応報刑主義」や、犯罪を国家への違反行為と定義し、国と加害者の対立において司法が刑罰の決定者という考え方である「応報的司法」などにも「応報」は使用されています。
「因果応報」における2つの使い方
「どんな行いも自分に戻ってくる」という意味である「因果応報」ですが、現代では悪い意味で使用されるケースが多い傾向があります。しかし「因果応報」は良い意味でも使用することが可能です。
なぜなら、幸せや不幸という結果に至った「原因」があるという意味であり、良いことも自分に戻ってくるという表現だからです。ここでは、「良い意味に捉えた使い方」「悪い意味に捉えた使い方」の2つに分けて、「因果応報」の使い方について詳しく紹介します。
「因果応報」の使い方
良い意味に捉えた使い方
「因果応報」を良い意味に捉えた使い方について、ここでは3つの例文を用いて紹介します。
・入社当時から人当たりも良くて成績優秀だから、20代半ばで管理職になるのも当然の結果、【因果応報】です
・こんなご時世だけどあの店はいつも繁盛している。【因果応報】、いつも明るくて丁寧な接客をしている結果だと思います
悪い意味に捉えた使い方
「因果応報」を悪い意味に捉えた使い方について、ここでは3つの例文を用いて紹介します。
・【因果応報】だよ。昔散々人の彼女を口説いてきたから奥さんに浮気されたんだと思う。
・仕事の失敗を部下や同期のせいにしていたら誰も助けてくれなくなった、【因果応報】とはこういうことをいうんだな
「因果応報」における3つの類語
「因果応報」の類語として次の3つが挙げられます。
・善因善果
・自業自得
・身から出た錆
「自業自得」や「身から出た錆」については日常でも使う機会があり、おおよその意味を理解できるでしょう。しかし「善因善果」は聞き慣れない言葉といえます。
ここでは、「因果応報」の類語についてそれぞれの内容を詳しくみていきましょう。
「因果応報」の類語
善因善果(ぜんいんぜんか)
「善因善果」は「良い行いをすると良いことが自分に戻ってくる」という意味を持つ四字熟語で仏教の言葉です。「善因」は良い結果となる行い、「善果」は良い結果(報い)が組み合わせられて「善因善果」という言葉ができました。
「あの人はいつも低姿勢で人当たりも良い、リーダーに抜擢されるのも当然だしまさに【善因善果】だね」というような使い方が可能です。対義語には「悪い行いをすると悪いことが自分に戻ってくる」という意味を持つ「悪因悪果」があります。
自業自得(じごうじとく)
「自業自得」は「因果応報」と同じく「どんな行いも自分に戻る」という意味を持つ四字熟語です。「いつも人を見下しているから必要な時に助けてもらえないんだ、【自業自得】だよ」といった使い方ができます。
例文のとおり、悪い意味で使用されることが多いですが、良い結果の場合でも使用できる言葉です。
身から出た錆(みからでたさび)
「身から出た錆」は「自分の悪い行いによって降りかかる災い」という意味を持つことわざです。「いつも散財するから必要な時にお金がないんだよ、【身から出た錆】だね」といった使い方ができます。
ただし「因果応報」や「自業自得」とは異なり「身から出た錆」は悪い意味でしか使用できないため、使用の際は注意が必要です。
まとめ
「因果応報」は「どんな行いも自分に戻る」という意味を持つ四字熟語で、類語には「自業自得」などがあります。「いつも人を馬鹿にしているから痛い目に合う因果応報だ」といったように、悪い結果の時に使用されることが多い言葉ですが、良い結果の場合にも使用可能です。
このように「因果応報」はさまざまなシーンで使用できる言葉といえます。使用する状況にあわせて「因果応報」を正しく使い分けてみてください。
巫