私とスマホの震えが止まらない、そして心のぴよりんが崩れる。
ツイッター(現X)がバズった。
noteでもバズった。
小心者でビビりな私の感想は
めっっちゃ怖かった...
他の方はバズっても「バズっちゃった、てへ☆」みたいな感じかも知れないが私はこの世の終わりが迫ってるとでもいうように震えた。
普段投稿しても、3いいねくらいしか付かないツイッターで投稿してから10分後くらいに1度チェック。
39いいね付いたよ、という通知を見てそっとスマホを閉じた。
まだ、大丈夫。
続いてお風呂に入ってスマホを見たらnoteから89件の通知だよ、とお知らせがあり、またもやスマホを閉じた。
雲行きが怪しくなってきた。
私はツイッターをインストールしてなかったから、通知は来ず。
じゃあ、どう見てるのかというと、Safariのよく閲覧するサイトに出てくるようになっている。
私がツイッターアイコンをタップしなければ通知の嵐からは逃れられるようになってるのである。
でも私を逃してくれなかったのがnote。
普段伸びても30スキ!くらいの私のnoteは通知がきちんと来るようになっていた。
スキ!やフォロー、コメントが来るとメールも来るようになっていたから、膨れ上がるメールの数に恐れ慄いた。
普段は通知が来るたびにやっほー!と思っていたのが、今は怖くて怖くて仕方がない。
そして、なんとなく察した。
やばい、バズったか...?
スマホのバイブ音が止まらない。
そして私も震え出した。
会いたくもないくせに震えてる。
西野カナも私の震え具合に震え出すだろう。
夕食では手が震えて、こんにゃくが上手く箸で掴めない。
丸いこんにゃくがコロコロと机の外に転がっていく。
やばい、震えと動悸が収まらない、明日、バイトなのに。
よし、電源を切ろう!
そう思い立ったが吉日。
明日のために電源を切った。
何もない日でも慣れない巫女の仕事に、お天気屋さんの宮司に怒られないかどうか心配で、バイトの前日は眠れないことが多かった。
のに、そこにプラス、バズりときた。
普段のスマホの通知は銀行のアプリか、ラインの公式アカウントからの通知しか受信しない私のスマホが震えて震えて止まらない。
それと連動するように私も震える。
心なしか膝の上のオカメインコも震えているような気がする。
まさか、武者震いか?
お主、なかなかやるのぅ。
睡眠薬を多めに調整し、布団に潜った。
これで大丈夫だろう、きっと何かの見間違いだ。
そう思い込んだ。
が、震えと動悸で眠れない。
眠れない時はエロいことを考えると眠れる、とどこかで見た。
よし、エロいことを考えよう、そう思ったもののバズったことにより誰かが私の思考を盗聴している気がしてきた。
私の思考が漏れている...!
アルミホイルでも被ろうか。
などと思っていると明日になってた。
(私は決してそういう界隈の人間ではない。)
眠れなかった。
仕方なくアリナミンを3錠飲んで、コンビニで栄養ドリンクを買って出勤した。
出勤してる最中も思うのである。
この車両に乗ってる人の中で私のnote読んだ人いるのかな?と。
エスカレーターに乗っていてもそう。
そこそこ長いエスカレーターでこの中の1人か2人くらいは私のnote読んでいるのではないか...?
そう思うと、歩いていてもなんかジロジロ見られているような気がしてきた。
怖い。
ますます動悸がひどくなった。
他のバズった人なら「わい、バズったお」とでも思いながら、街中を闊歩出来るんだろうか。
そうして、神社に着き仕事を始める。
お守りを授与してる時もこの人、私のnote読んだ?と思い始めた。
この日は全く仕事に身が入らず、宮司さんには怒られなかったものの、最後の集計で売上より多くお金を頂いてしまっていた事が分かった。
仕事の最中はそこそこ忘れられ、比較的心は穏やかだった、はず。
そして、帰宅途中に思い出す。
あ、ヤバい。
慌てて自宅に帰り、スマホを恐る恐る開いた。
やっぱりバズってた。
またも、震えが止まらない。
私の心のぴよりんが崩れ落ちるレベルまで震えている。
何よりも驚きなのが村上宗隆選手からリツイートして頂き、さらにコメントまで頂いたこと。
そして後に知るのだが、つば九郎もブログで反応してくれていた。
ああああああーっっっ!!!!
驚きのあまり叫び、膝から崩れ落ちた。
人間はこういう時に膝から崩れ落ちるのか、なるほど。
そして、家族にバレ、ぴよりんは無事、崩れた。
ぴよりんチャレンジ失敗である。
ツイッターのタイムラインがほっこりエピソードに染まってて、自分がぴよりんメンタル(名古屋名物ぴよりんプリン)であることも忘れ、スクロールし続けた。
メールは通知を処理出来ず、読み込み中となっている。
私のメールちゃん、パンクする。
たくさんの温かいコメントをヤクルトファンの方、他球団のファンの方、同じく勇気づけられた方からも頂いた。
が、やはり少しだがチクチクコメントも存在する。
ほんの少しのコメントで私のぴよりんメンタルは崩れた。
ぴよりんチャレンジ、2度目の失敗である。
プロ野球選手はこんな多くのコメントの中でプレーを続けてるのか、と思うと本当に頭が上がらない。
ちなみに、あの文章は「想像してなかった未来」で応募した文章だった。
まさか、想像しなかった未来の文章から本当に想像してなかった未来が訪れるとは思っていなかった。
村上選手からのリツイート、つば九郎のブログ、そしてコメント本当に嬉しかった。
生きていて良かった。