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その行動は何を得るためのもの?
公認心理士の植木希恵さんの運営している「お母さんのための心理学講座」を受講しています。
「お母さんのための〜」とついているけれど、お母さんでなくても学びになる内容で、私は、結構自分が子供だった時のことを思い出して話を聞くことがあります。
先日は「ほめる・叱る」についてのお話でした。
そこで、「すべての行動の理由は、何かを得たい、何かを避けたい、からきているんですよ」という話がありました。
そこで思ったことがあります。
私は、ポジティブ変換が上手です。
それから、よく人から、「やさしい言葉をかけてくれてありがとう」と言ってもらえることがあります。
それは、やろうと思ってしていることではなくて、気がついたら自然にやっていることです。
私のその行動の理由はなんだろう、と考えてみました。
そうしたら、私はどうも、自分がしてもらいたかったことを人にしているということがわかってきました。
子供の頃、親からほめられたこと、覚えていますか。
私は覚えています。
でも、それはふたつくらい。
ほめられたことがあまりなかったのだと思います。
ほめてもらうことが少なかったから、自己肯定感が高くなかった。
自己肯定感が高くないから、仕事で結果を出すことで認めてもらいたい、と没頭しすぎた時期がありました。
自己肯定感が高くないから、人の顔色を伺い過ぎて、合わせようと無理していた時期がありました。
でも、何か外のことに問題解決を求めても、解決にはつながりませんでした。
今、人に声をかけることは、自分にもプラスの声をかけ続けることになっています。
人のいいところを見つけられることはとっても楽しいし、うれしい気持ちが湧き出てきます。
声をかけるために相手を受け入れて、その行動の結果、受け入れてもらえると思えるから、人との距離を縮めていけます。
何かを得るための行動。
それは、他人に委ねるのではなく、自分で自分を前に進める行動。
でもひとりではできない行動です。
人と関わるから自分を認められる、そんな機会を増やしていきたいです。