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今日から1ヶ月、noteを書きます
「どうして、そんなことするんですか?」
と、知人から聞かれることがある。noteを何日か続けて書くことに対してだ。そこに、批判をするような意はたぶん含まれてない。シンプルに理由がわからないだけなのかも。
でも、確かに「今度、オールナイトでひとりカラオケするんですよ」という人に出会ったら「どうしてそういうことをするのですか」と、質してしまうだろう。無邪気に。
で、僕がなぜ毎日書くのかといえば、放っておいてもなかなか書けないからだ。宣言して追い込んでようやく、仕方ないな、と誰に向けて言うでもなく文句を言いながら、こうして書き始めるのだ。背水の陣である。
黙って書けばいいじゃないか、と思われる読者もいるだろう。そりゃそうなのだが、僕には書きたいことがすごく溜まっているのだ。1本で済むはずがない。おもむろに挙げてみる。
・「パーソナル編集者」という個人事業で仲間が増えた
・カメラ買った
・設立した会社が2周年をむかえた
・おなかにホッカイロを貼らないと落ち着かない
・勉強会の講師として全国ツアーをした
・Voicyがんばって更新してる
・徒歩で旅先の街を知るのがおもろい
・キャリア相談をやりたくなってきてる
・小6の息子の気になるひと言
・買ってよかったもの
・カロリーメイトはバニラがうまい
ほら、たくさんある。この記事たちはどれも1文字も書けていないが、どれも書きたい気持ちはある。それなのに、1記事だけ書こうとする場合、優先順位をつけることになる。たぶん仕事のテーマが選ばれてしまうであろう。それでは、つまらない。
要は、冷蔵庫の奥のほうにしまってある謎の食材がいろいろあるので、大掛かりな鍋料理なりを立て続けに仕掛けて、使い切ってやろうという魂胆なのだ。目に付く豚バラとか、汎用性の高い野菜がなくなったあとの、手薄となった庫内を見渡し、それでも献立を考える。
そうすることで、自分の心の奥の方に眠っているテーマにようやくアクセスできる。アクセスできる、といえば聞こえがいいが、もうネタなんかないよ、という状態からぐっと絞り出す感じだ。
奥の方にあるテーマというのは、奥にある理由があるわけで、さっと書ける状態にはなってないことが多いので、今夜も書かなくちゃいけないんだな、と追い込まれて始めて、冷蔵庫の奥にある賞味期限ぎりぎりの練り物をバターで炒めて食べてみるように、取り掛かるのだ。
じっさい、前回の更新から、まあまあ間が空いてしまった。仕事でnoteに関わっているため、note.comのサイトを見ない日は1年で1日もないとは思うのだが、自分のための文を書くことはなかなかない。
他人のnoteを添削する、という行為を仕事にしてしまった以上、書かない日が続くと、どこかちょっと後ろめたさがある。しかも最近では、VoicyでSNSのコツを話す配信までしているから、書けないでいると信用に関わってくる。
そもそも、noteというのは、周りの目など気にせず、書きたいときに書けばいいものだと思う。じっさい、自分もそこまで周囲を気にしているわけでもない。
だけど僕の場合は、幼い頃から人目を気にする性格なので、そこを逆手にとって、SNSで高らかに宣言してしまえば、体面を保とうとする力が発揮されるのを経験上、理解しているわけです。
幼い頃から、過度に人目を気にして生きてきた、肥大化した自意識の粒子をめいっぱい帆に受けて、明日もまたなにかしら書いていく。
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![みずのけいすけ|パーソナル編集者®](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49203042/profile_babecbf52e23237390b0fb8d81517f4b.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)